【副業の話】サラリーマンの漫画業での副業申請について
サラリーマンの副業【申請】の話です。
副業でどうやって稼ぐのかとか、会社にバレないようにするには?という話は世の中多く出回ってますが、実際にガチで自社に副業を申請した人の話がそんなにないような気がしますので、そういったお話です。
副業前提の転職活動
同人活動&商業原稿もやっていた関係でどうしても確定申告をしないといけないというのがあり、転職は副業可能なところで探してました。
私が転職活動をしていた2019年には既に世の中は副業解禁の流れでしたが、それでもまだまだ副業不可のところは多かった気がします。
最初から隠す前提で入社するのも抵抗があるし、かといって副業可能なところという条件をつけた途端に選択肢は狭まりますからね。
副業がその人にとって本当にいいのか悪いのかはともかく、働き方としてはいかなる会社さんでも認めてほしいなぁと思います。
ちなみに現職の会社はちょうど活動中に副業可能になったばかりのところでした。
タイミングはよかった。
そして入社してすぐにやったことが副業申請でした。収入は発生していたからね。
以下は会社によると思うので、こんなところもあるんだぐらいに見てもらえたらと思います。ご自身の会社については所属会社の就業規則を見てください。
上長に話す
そら会社に申請するから直属の上長に話すことになるよね!
あまりプライベートにツッコムタイプではなく、この時は申請用紙を渡されるぐらいのやりとりでした。
申請用紙に書く
どんな副業になるのかを記載します。
イラストの仕事というのは記載したかな。自分自身でも販売しているというのも記載しました。これは同人イベントでの頒布ですが、まあ会社に頒布と販売の区別を言っても意味ないですからね…。
その副業をやることによって、会社にどんな貢献ができるのかも書く欄があります。
基本的には自身の成長につながる的なことをそれっぽく書いておけばOKです。実情は収入が発生して確定申告もしているから、申請せざるを得ない、なんですけどね。
企画からマーケティング、販売まで一通りのことを自分で体験できるって点をアピールしておきました。うち、企画部門なので。
実際、同人作家ってなんでもかんでも自分でやるからかなり有能じゃありません?
どの程度会社に話したか
副業内容は申請書に書いてあるから、漫画業ということは伝わっているのですが、最終的にコミケに出ていることまで部長は把握している!(隠していなかったからな…)
男性向けエロ漫画を描いていることはさすがに言ってませんが、「BLなの?」とは聞かれましたwwww
もうBLということにしておいてくれ…。(否定も肯定もしていないです)
確定申告の内容を連携する
これは完全に個人情報になるので、さすがにしかるべき部署から本人直接で内容についてもいっさいもちろん上長にも漏らすことはない、というものですが確定申告の書類控えのコピーは渡してます。
副業申請の時に住民税は給料天引きにしないといけない規定だったので、住民税が会社の想定より多いはずなのですが、そっち方面からのチェックでの申請です。
副業を隠す場合は住民税は特別徴収にして自分で支払いに行く形にしておかないと、やっぱりばれるんだなぁという事例ですね。
もし確定申告の控えをもらい忘れていた場合
ちなみにこの年の確定申告はたまたま郵送手続にしていたんですけど、なんと控えを返却してもらう封筒を入れ忘れてて、控えがなかったんですよ。
そういう場合は税務署に行って開示請求を行えば、再発行はしてもらえます。
注意なのはお金がちょっとかかる(300円程度だったと思いますが)のと何より一ヶ月くらい期間がかかる点です。
基本的には確定申告した時は控えをもらうのは忘れないようにしましょう。
意外に必要な場面は他にもあるはずなので。
副業に関する就業規則
これも会社によるでしょうけど、夜中遅くまでやるな、という規定は一応ありますね。労働時間の観点からですね。