淫呪のアシュリーネ 製作報告11

淫呪のアシュリーネ 製作報告11

今回はドット絵(ピクセルアート)のお話


というわけで、始まりのサムネですが、
とくになんてことはない戦闘中のワンシーンです。

そんな中で一つ注目していただきたいのは、
主人公アシュリーネのドットキャラです。

ようやく仮の姿だったドット絵から、
キャライラストに近い感じのものになりました。

前までのバージョンでは白いお腹が出てましたが、
今は赤い服でしっかりと隠れています。
チャームポイントの黒いリボンも付きました。
おしゃれ完了。

こちらは通常歩行時のものです。

このいわゆるドット絵なんですが、
ゲーム制作の毎回一番の悩みどころだったりします。

RPGツクールシリーズには、
用意された素材を組み合わせて作ることができる
ドットキャラメーカーが付属しています。
もはや、このツールがなければ、
ゲーム製作は無理と言いきれるほどのものです。

しかし、イラスト付きのキャラのイメージ通りに
いくつかの素材のパターンを組み合わせて
ドットキャラを作るというのがまた難しいのです。

デフォルト以外の追加素材も探すのですが、
これもなかなか上手くいかない。

結局は、他で素材を探すより自分で描いた方が早い、
というところに落ち着きます。

全部まるまるというわけにもいきませんので、
一部を改変という方法になりますが。


前作のVXaceは、それでなんとかなったのですが、
MZに進化して解像度が上がったことで
ドットキャラの描き込みがさらに多くなっています。

さらに今回は、戦闘用のドットキャラも必要です。

これはもう完全に他力素材に頼るしかないなと、
追加素材の方も探したのですが、
やはり上手くはいきませんでした。

結局は、他で素材を探すより自分で描いた方が早い、
というところに落ち着きました。

こうして、主人公アシュリーネの新しいドット絵が
できあがったのです。

いろいろありましたが、MZでも同じ要領で
行けることが分かったので、なんとかなりそうです。


ここからは少し昔のお話

けっしてドット打ちが嫌いなわけではなくて、
むしろ好きです。

だからこそ、こだわると時間が溶けていくのが
分かっているからでして。

かつて、RPGツクールを始めた理由が、
自分の打ったドットのキャラを動かしたくて、
だったりします。

こちらは、ツクール2000製のものです。
武器屋のシーンとどこかの城内のシーンでしょうか。

これはドラクエ3の二次創作ものです。
タクティクスオウガ風の雰囲気でドラクエを
というのがコンセプトでした。

もちろん完成はしなかったのですが、
のちに『青い服の勇者さん』のアップデートの
シーン追加のとき、
勇者さんの旅立ちのシーン、母親との別れの挨拶と
王様との問答の一部などを、
このゲームのシナリオから流用してたりします。

実は、第一章の魔術師のエピソードも、
とある二次創作用に書いた話の流用だったりします。
諸所の事情でそれは表には出してないんですが、
何の作品の二次創作だったかは、
もしかしたら、気づかれた方もいたかもしれません。

以上、PCの古いデータをなんとなく漁ってたら
ちょっと懐かしいものが出てきたので。


今回はこのへんで。
では、また。

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