装光妖精ソルライト12話
「ソ……ル……?」
「おっ、遅かったねー。君の愛しのソルはあたしがめちゃくちゃにしてる最中だよ」
現場にかけつけたルクスルナの眼前にあったのは、触手でできた十字架に磔にされ、至るところを触手で蹂躙されているソルライトの姿だった。
「んぐぅぅぅ!! んぅぅうぅぅ!!」
巻き付いた触手に目隠しされ、言葉も口内を○す触手で塞がれている。
腋やへそ、乳首と股間、全ての場所に触手はいき渡り、ソルライトを休むことなく責め続ける。
そしてその体からは涙や涎、汗と愛液、黄金水といった様々な液体が壊れた蛇口のように溢れていた。
くぐもった悲鳴だけが彼女の生存を教えていた。
「ソルを、放せぇぇ!!」
あまりにも無残な親友の姿を見たルクスルナは怒りのままにシャドウへと駆ける。
だが、シャドウは表情ひとつ崩さずパチンと指を鳴らした。
「っ!!」
ルクスルナの剣がシャドウに届く前に、地面から這い出た影触手がその腕を拘束し、空中に浮かばせる。
「このっ!」
ルクスルナはじたばたともがくが、触手の拘束を抜け出すことはできない。
そうこうしているうちに影触手の一本はルクスルナの股間にあてがわれ、一瞬の溜めのあと、一気に乙女を貫いた。
「あっぎぃぃぃぃぃぃ!?」
秘所を貫かれた衝撃で、ルクスルナの口から獣のような悲鳴が漏れる。
そしてこうなってしまえば装光妖精はシャドウに対して勝ち目はなかった。
瞬く間に拘束され、壊れるほどの快楽を与えられる。
その膨大な快楽は、反撃するという思考そのものを吹き飛ばす。
「~~~~~~~!!」
「ぁ~~~~~~!!」
ソルライトとルクスルナの敗北嬌声がいつまでも響く。
相棒であり親友である2人はすぐそばにいながら互いを認識することすらできず、シャドウという悪魔にただひたすら快楽で蹂躙されていた。
全身を痙攣させ、あらゆる液体を垂れ流す。
そこに彼女たち2人の意志はない。
二人が悪夢から自ら抜け出す方法は、なかった。