325話 「人間の戦い その2『適応力』」

325話 9/23 午前一時アップ予定ですー

「覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ」(小説家になろう)

「覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ」(アルファポリス)

「覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ」(カクヨム)

〇旧作はこちら、作者HPにて掲載。注意事項をお読みの上で閲覧ください。
「欠番覇王の異世界スレイブサーガ」

※小説家になろうをメインにしておりますので、評価・ブクマ等よろしくお願いいたしますー

スレイブサーガ関連

 今週分アップ予定の話は全部予約投稿したので、あとはアップ当日に修正と追加をちょっとするだけです。

 いやー、今回は早めに終わったので楽でした。まあ、半分は前のストック部分なんですけどね。これで時間ができたので、ウスノロをやりながら再来週分のストックをゆっくり書くことができます。

 今から言っちゃうとなんですが、再来週はディムレガンのところの話になる予定です。あっちも七話じゃ終わらないかもしれませんね・・・。

 あと、要塞攻略戦が今週で終わると言いつつ、まったく終わりませんでした! 申し訳ないです。いつもの嘘でした!

 なんでこうなるのかといえばですね、これは私がスレイブサーガを書き始めた理由の一つでもあって、できるだけ情感やその場の雰囲気を大事にしたいという願いからです。

 学生時代は滅茶苦茶読んでましたけど、今の私はたぶん皆さんほど小説を読んでいるわけではないのですが、それでもここ十年で読んだ中で一番感じたのは「なんか読まされてるなぁ」というものです。

 もちろん創作物であり、物語を構築する都合上、綺麗に構成したほうが読みやすくて文字数も制限できるんですけど、それだとなんか物足りないんですよね。作者が書いたものをなぞってるだけみたいな。

 そもそも燃焼系のスタイルって、すでに「起きてしまった歴史を追体験」してもらうやり方なので、できるだけ自分がその場にいるような臨場感や没入感を味わってもらいたいのです。

 たとえば戦国時代でも「~が城を落としてどこどこを平定した」とか一行で書かれている文言があったとして、実際はその中で大勢の人々の物語があって、人が人である以上は建設的ではないこともたくさんあったはずです。

 そういうものを描きたいんですよね。そして味わってほしい。

 それを表現するにはどうしよう、と考えた結果、やっぱり自分がその場にいるように話したり、対応したり、必要のない描写も入れることなんだなーと思い至りました。

 これは私がゲームを作っていたせいでもあるんでしょうけど、堅苦しい説明文をできるだけ減らして会話で表現する、というのも一つのテクニックではあります。

 私も最初はゲームで説明文を入れていたのですが、インディカルタを作っていた頃に「これ、いらなくね? 絵で表現すればいいよね?」と思って、思い切って説明文を全部捨ててしまった記憶があります。すべての説明も会話でやってしまう、というスタイルですね。その代わり説明台詞が増えましたがw

 まあ、十二英雄伝はできるだけ小説っぽく描こうとしていた半面、今回はライトに描こうと思ったので、それで文字数が増えてしまう傾向にあるわけです。これはウェブ小説だからこそ可能なので私自身は気に入っています。

 人が誰かに愛情を抱くのって、どれだけ付き合ったかなんですよね。付き合いが長ければ長いほど、そのキャラに愛情が湧くわけです。言い換えれば、出番が多いキャラに人は感情移入するわけです。そのあたりも意識してやってはいます。

 このあたりが、普通の小説に飽きた人の心に引っ掛かるんじゃないかなーとは思います。そういう人に楽しんでもらいたいです。

 そんな感じです。

 ではまた!


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