ざこきゃら堂 2021/02/20 01:20

終わらない巫女様受難シリーズ(髪の毛突き抜け調整テスト)

そこは聖域


巫女は、許しを請う

かすかに感じる違和感、だが、それより、別の事柄が巫女の心を占めていた

「精霊神よ……どうか、お許しください」


「! …あ…」

『禁忌を犯した者を、連れてよこせと命をしたはず』

「未熟で無知な者です。そして、その無知は、私の責任……」

『もうよい。名を明かせ。我が直々に罰を与えよう』

「そ、それは…どうか、この身一つでお許しを…」

『我に逆らうと』


『そなたを、辱めたくはないが、しかたない』

精霊神の怒りに触れるのは当然
だが、その怒りに濁りを感じた
(まさか…いえ…間違いない)

(精霊神から、邪悪な気配を感じる…)


聖域に近い里は、どうなっているのだろう

精霊神は、本当に乗っ取られてしまったのだろうか

巫女が考えを巡らせていると…


「あ!」

精霊神の戒めが、強引に立ち上がらせ…


「…っ! おやめください」

『名を明かせ』

「や、やめてください、精霊神よ、どうか」

巫女の秘部を黒い触手がなでる
それは、精霊神が持たぬ力

『そうか、名を明かさぬのは、我に逆らう証拠である』

「ぅあああ!」

そして、黒い触手は巫女を貫く

………………
…………
……


巫女は、里の中心を歩かされていた

「なんてことだ。巫女様が、悪霊にとりつかれているなんて」


黒き触手により、身体の内側が、瘴気に犯され、かろうじて立てる状態だった

「我々が清めて差し上げなければ」

(里の中にまで…邪気が浸透している……)

「悪霊よ! 巫女様から出ていけ!」
「うっ」


里の人々が、石を巫女に投げつける

人々の瞳が、赤く光っていた
………………
…………
……


そして、巫女は耐えきれず膝をついた

「あぁ、巫女様、おかわいそうに」

里の人々が、次々に巫女に同情の言葉をかける

「うっ」
巫女の頭部に強い痛み

「禁忌を犯した娘の名は?」
髪を捕まれ、顔を上に向かされる

今となっては、不思議な問いに対し、巫女は口を閉ざし…
………………
…………
……


「……ん…ぐっ……」

口を犯され、秘部を犯され……


親しき里の者の爪が、巫女の胸に突き立てられ、血を流す

「ああ、巫女様、ずっとずっとお慕いしておりました」

「…ふ…ぐ…んん!!」

「必ず、あなたを救ってみせます」

夜になるまで、穴という穴を、常に誰かに塞がれていた

なので、巫女は答えたくても、答えられない状態にも関わらず
「禁忌を犯した娘の名は?」
と、里の者達は、聞いてくる

(……おそらく……この問いは)

「ああ、しかたない、もっと清めの儀式をしなくては」

………………
…………
……


「精霊神様が、これで清めてくれます」

巫女を縛った里の人々の手は、血だらけだった

「禁忌を犯した娘の名は?」

「…ふ……ぅぐ…」

「なんてことだ、巫女様を、もっと清めなくては」


里の者達から黒い触手が湧き出て、巫女を犯し始める

(まだ…死ぬわけにはいかない)

意味のない問いは、精霊神が、里の者が、巫女を生かすための微かな抵抗なのだから……

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どうするんだ、この後(ええええ)

鶴の恩返しみたいに、ちょっと前に巫女様が助けた、小鳥のような何かが、悪霊の天敵だった的な展開になるかと(勢い)

髪の毛の設定を、身体を貫きつらいように、少し設定変えてみました~
お祈り巫女様かわいいな
で、終わる予定だったのに、
まあ、でもねえ、せっかくだから
と、いつもの感じになりました

それでは~

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