おおいぬのふぐり 2024/03/24 13:19

[R-18絵] 幼馴染と再開

今回は幼馴染の女の子との再会ストーリーです。
立ち絵の差分のみでストーリーが進む構成です。
立ち絵以外も描く想定だったのですが、あまり時間が取れず描けませんでした……
えっち部分が少なめなので、無料公開は下着姿まで、有料プランで裸状態が見られる内容になっております。

とはいえ、描き切れなかった分も描きたいので、続きを制作中です!
3月には間に合いませんが、来月以降の記事で公開予定です。

ストーリー

日は傾き、茜色に染まる閑静な住宅街の道を俺は一人歩いていた。
小さい頃は学校の通学路で、歩き慣れたこの道をうつむいたまま歩く。

ちょうど交差点に差し掛かる頃、女の子の泣き声聞こえてきた。
ふと顔を上げると、そこには大きな口を開けて泣き叫ぶ小さな女の子が一人で立っていた。

泣いている子なんて関わると絶対に面倒くさい。
しかしそんな思考とは裏腹に俺はこの子をじっと見つめてしまっていた。

脳裏にある女の子の姿が浮かんだ。
昔、引っ越しで遠くに行っちゃった幼馴染のマイちゃんという女の子。
交差点の真ん中で泣くその子が、当時のマイちゃんにそっくりだった……

マイちゃん……


あの頃の記憶がよみがえる。
引っ越しの準備が終わり、最後のお別れの時、マイちゃんはこの女の子のように泣いてたっけ。
マイちゃんの事が好きだった俺は、気持ちの整理が出来なくて
その感情を心の奥に押し込めたままだったな……

思い出しちゃったな……元気にしてるかなマイちゃん……


マイちゃんの面影を感じるその子を放ってはおけるはずもなく、恐る恐る声をかけてみた。
面倒くさい事になるだろうという俺の予想に反し、女の子はピタっと泣き止み俺の事をじっと見つめてくる。
いくつか質問をすると、はっきりとした声で答えてくれた。
意外としっかりした子だな。なんか、そんな所までマイちゃんにそっくりだ。

話を聞くと、この子は「チサ」という名前で、
どうやら家に帰る途中で道に迷ってしまったらしい。チサちゃんの家は大きな噴水のある公園の近くという事が分かった。
噴水の公園の場所なら分かるが、問題はその後だな。
まあ、とりあえず近くに連れて行ってみるか。

しかしこの子、近くで見ても本当に可愛いな。
まあ、好きな女の子に似てるんだからそう思うのは当然なんだけど、
昔の俺、そりゃ立ち直れないよな……今の俺でもそう思う。


噴水の公園に近くに来るとチサちゃんは突然走り出した。
俺はとっさに追いかける。

「おねえちゃん!」チサちゃんがそう言い一目散に走って行った先に
一人の少女が立っていた。

「チサ!!」
名前を呼ぶその少女は、俺と同じぐらいの年頃に見えた。


この人がチサちゃんのお姉さん? 確かに顔もよく似ている
チサちゃんに似ていて、俺と同じ年頃……
「マイちゃん?」
唐突な思考の結びつきで、思わず声に出してしまった。

「え?」
キョトンとした顔をする少女
「あ いえ すみません 独り言です!」
慌てて言い訳を考える

「もしかしてユウ君!?」

ユウ君……その呼び名を聞いた瞬間、心の奥に押し込めた過去の記憶が全てあふれ出した。
マイちゃんと初めて出会ったとき
「私マイ!あなたは何て言うの?」と聞かれ、その時ちょうど英語の教育番組にハマっていた俺は「YOU!」って答えてしまった。
本当の名前を言ってもマイちゃんだけは俺をからかって、ずっとユウ君って呼んでたんだっけか。

懐かしい……本物のマイちゃんだ……

「ユウ君がチサを見つけてくれたんですね!」
「え ま まあ」
「いま親が出かけてて どうしようかと困ってたんです! 本当にありがとうございます!」
「マイちゃんって妹いたんだ」
「はい 引っ越しする時はまだ生まれてないので ユウ君は知らないと思いますが」
「そ そうなんだ 妹か……そりゃ似ているわけだ」

「あ そうだ! 家に上がってください!
お礼という訳ではないのですが ちょうどケーキがあるので食べていってください!」

「え いいの?」
「はい! せっかくまた会えたので 色々お話したいですし」

まさかこんな形で、マイちゃんと再開できるとは……
今思えばそんなに遠くに引っ越したわけじゃなかったんだ
だからって会いに行く勇気なんてなかっただろうけど。


マイちゃんとケーキを食べたり、昔の思い出話をしたり。
夢の様な時間が続いた。
気づけば窓の外も暗くなり、いい時間になっていた。

「あっ もうこんな時間! チサはお風呂に入る時間でしょ!」
マイちゃんがそう言うと、チサちゃんは俺を見た。
「チサお兄ちゃんと 一緒にお風呂入りたい!!」
「え!?」
「ユウ君に 迷惑かかるでしょ?」
「やだ お兄ちゃんと入る!!」
チサちゃんは俺の足をギュッとつかむ
「俺 なんか なつかれた?」
「みたいですね 困ったな」

ふと当時のある光景を思い出した。
俺の部屋から、お隣のマイちゃんの家のお風呂の窓が見えたんだよな。
すりガラス越しに見えるマイちゃんのシルエット
マイちゃんの裸を見たい……そういえばそんな事ばっかり考えていたっけ。
もちろんそんな願いは叶うはずもなく、引っ越しでその機会はなくなった訳だけど。

「俺で良ければお風呂入れてあげようか?」
「良いんですか!? で でも迷惑じゃ」
「そんな事ないよ もともと放っておけずチサちゃんに声かけたのは俺の方だから」
「すみません 色々助けてもらって じゃあお願いします」

当時のマイちゃんとほぼそのまんまの姿のチサちゃん。
少し邪念を抱きながらも、俺はこの機を逃すまいと、当時の自分に思いを重ね合わせる。

お風呂場に向かう俺とチサちゃん。

「じゃあまずは 髪留め外そうか」
「うん」


柔らかな髪は解け、ふわっと広がる。
これはもう 本物のマイちゃん……
俺の記憶のマイちゃんと完全に一致する

夢にまで見たマイちゃんとのお風呂、あのガラスの向こう側……
あの頃夢にまで見たマイちゃんの裸。

俺は服を丁寧に脱がせる。


おおいぬのふぐりプランで続き&高解像度を公開

続きはおおいぬのふぐりプランで公開です。
パンツ脱がし・全裸・泡差分があります。
※マイちゃん(姉)のえっちイラストは今回ありません!

解像度は1440×1920です。

【 おおいぬのふぐりプラン 】プラン以上限定 支援額:500円

・続き差分 5枚・全体公開分の高解像度 8枚

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