バイオ納豆堂 2023/10/13 19:06

絵という体育 ‐禅の姿勢篇‐

いや別にシリーズ化するつもりもないですが何となくこんなタイトルで失礼します。

液タブ環境再構築で否が応でも自分の肉体と向き合う羽目になるというパワーアップイベントの前振りみたいな事件に見舞われたので思い付いただけなんでお付き合いいただけると幸い。


絵描きというかデスクワーク全般のテーマである肩こりと腰痛ですが、僕はこの一年ほとんどその悩みがありませんでした。毎日エロ同人描いてるにもかかわらず、です。
まあ思い返してみればそのあたりから日々のルーティンに懸垂を取り入れたのがかなり良かったとは思います。
以前は2時間も作業してたら肩こりで作業が止まるのが常だったのが全くなくなったんで、これ以降の話は最低限の筋トレを毎日するのは大・前・提!です。
軽い筋トレすらやってない頃は30分も持ちませんでしたし。
具体的にはつくしあきひとみたいな高血圧で入院する前。

なにはともあれデカい液タブは姿勢によい環境にしやすい、だから疲れない。
まあこの結論から入るのは身も蓋もないですが実際そうなのでしょうがない。

じゃあよい姿勢って、何?


答えは「禅」です。


禅とは悟りを開くために思考だけなんやかんやこねくりまわすというのではありません。
体育です。姿勢です。

もっとピンポイントで言うと首の位置です。


まず立ってても座っててもいいので普通にします。
普通は首って多少前傾してるもんなんですが、それを思いっきり後ろにスライドさせます。するとフッと軽くなるポイントがあります。
ハイそこです覚えてください。覚えましたね?

首がその位置にある限り、肩こりや腰痛の問題が大いに遠ざかります。
いやまああとはこの姿勢をなるべく保てるよう意識する、ぐらいしかないんですがね。
あと創作活動上必ずしも万能ではありません、という説明をこの後します。


さてこのゼンネック(僕命名)、発見したのは高校時代に吹奏楽部だった時の事です。
どうやら首をこの姿勢にすると全く疲れずロボットのように思った通り正確な強さでリズムを刻めるぞ、という大発見でした。つまり活動ジャンルを問わず効果が得られるナイスポーズという事です。
これがまさに禅の姿勢と知ったのは後年の事。


やがて気が付きます。
街行く人を観察すると首が前傾してる人は動作も言動ももたもた、上にすっと伸びてる人は思考も行動もきびきびしてるっぽいなと。
単純に事務作業とかタスクとか書類をこなすにはこれを保てさえすればまあ何とかなるでしょう。

でも創作活動や音楽で情感込めたソロやるにはちょっとぐらい歪んでた方がいい。
そのタイミングのみゼンネックは封印です。

禅の姿勢ゼンネックってですね、思考を強○的に客観視にギアチェンジさせる効果があるんですよ。

だもんで自分の考える最高のおねショタ妄想をうねうねひりだすという思考には向いていません。しかし出てきた妄想に形を与える作業には大いに役立ちます。
歪んだ状態でドスケベ衣装のアイデアを練り、禅の姿勢で3次元的構造的に正しいものに整える。
白ワンピ少女を歪みから思い浮かべラフに起こす。禅の客観視でラフに起こす線や塗りを整える。
そういう使い方です。

あの、全部歪みでやるとよっぽどの才能がないと一作仕上げるのにあり得ないパワーを要求されるんですよ。僕が毎月同人リリースできてるのはここを解消してるおかげです。
ウチもやったんだからさ。


以上、お絵描きは禅で体育というお話でした。
ご清聴ありがとう。

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