アクエディ4のファイル構成の話。
エピタフ「テイル・アキ様が『ドッビィーランド』というゲームを公開されています」
https://ci-en.dlsite.com/creator/2049/article/338535
ラサ「さすが他のツールで作り慣れている人はアクエディ使っても相応なものになるわね」
エピタフ「気になったのはエディタ用のファイルが残っているのと、リプレイが保存・再生できないのにオプション設定が残っていることです」(※2020年6月30日にダウンロードしたバージョン)
ラサ「まあそこらへんは……使い慣れてる人でもわかり辛いみたいだし」
エピタフ「ぽちっとな」
ラサ「は? なに勝手に削除してんの! exeとsystemしか残ってないじゃん! しかもアイコンまで変えてるし! これで動くっての?」
エピタフ「動きます」
ラサ「……本当だ。起動したわ」
エピタフ「ちょっと解説してみましょう。アクエディ4のリプレイの仕様は長くなりそうなので、また機会があったら……使いこなせると便利なんですけどね」
よくあるケース。
- エディター用のフォルダが残っている。(databackup、default、頭に『e』とついているフォルダがエディター用)
- 古いバージョンのステージデータが残っている。(場所:data\stg4\old_ver)
- Report_Game.txt、Report_Editor.txtが残っている。(起動した環境が記録されるデバッグ用のファイルなので削除した方が良い)
- BGMにMidiを使ってないのにGuruGuruSMF4.dllが入っている。(Midi再生でしか使わないdllなので、BGMがすべてOGGの場合は削除できる。ついでにVox.dllはOGGの再生用dll、しかし削除してしまうとOGGを使ってなくてもエラーが出る)
- user_dataフォルダが残っている。(但しKeyConfigの設定などを残したいなら、セーブデータやハイスコアデータだけを削除して残した方が良いこともある)
上記のフォルダ、ファイルはゲーム配布時にはすべて削除できるのですが、それより「何を残せばゲームが動くのか」で覚えた方がたぶん楽です。
『ニンジャガールむらさき』 manual.pdfは説明書です。4つのファイルと4つのフォルダ、これを基本的な構成として覚えておくといいと思います。
『ガンドッグロックラピッド』 Enigma Virtual Boxで4つのフォルダとVox.dllをパッケージング化した構成。readmohaa.txtは念の為に入れている説明書です。つまり必要なのは3つだけ? いいえ、Keyconfigがなくても動きます。
ラサ「なるほど。でもKeyconfigまで削除するのはやり過ぎでしょ」
エピタフ「まあそうなんですけどね」