SoYundSalT 2021/09/25 10:10

CF2.5の紹介 エディタ画面はこんな感じ

今回は以前お話したゲーム制作ツール「Clickteam Fusion 2.5」(CF2.5)の
エディタ画面を紹介します。

ゲーム作りたいけどどの制作ソフトを使おうか迷ってる方向けの内容です。
エディタの作業画面を紹介しますので、どんな感じなのか掴んで頂ければと思います。

これがCF2.5の作業画面だ!


これは「フレームエディタ」と呼ばれる主な作業画面の1つです。
画面にオブジェクトを並べるのが主な機能です。
ドラッグアンドドロップで配置し、グリッドにスナップもできます。
グリッドサイズは任意の値にできます。(つよつよポイント)

少し踏み込んで見てみましょう。

・ワークスペースツールバー
作成したフレーム(シーンのようなもの)と、そこに内包されるオブジェクトが
一覧で表示されます

・オブジェクトリストウィンドウ
作成したオブジェクトが一覧表示されます
フォルダにまとめることもできます
ここからドラッグアンドドロップでオブジェクトを配置できます
1つのフレームに最大20000個配置できます。(たぶん

・フレームエディタ
配置したオブジェクトが表示されています
オブジェクトをダブルクリックすると、画像を変更できます
1つのオブジェクトには上限を気にする必要が無いほど
大量の画像を持たせることができます

・レイヤーツールバー
フレームはレイヤーを複数持つことができます
ペイントソフト同様、上のレイヤーほど手前に表示されます
レイヤーのスクロール係数を変えることで、多重スクロールを簡単に実現できます
レイヤーの上限数はわかりませんが、足りなくて困ったことはありません

以上がフレームエディタの概要です。
見た目通りの機能で簡明ですね!

もう1つの重要な画面、イベントエディタ!


もう1つの重要な画面、それがイベントエディタです。
配置されたオブジェクトの動作をここで編集します。
2つ画面を掲載しましたが、見た目と操作性が異なるだけでやっていることは同じです。
使いやすい方の形式を使えば良いでしょう。

CF2.5はほぼ全てif文で書くのに似ています。
1つの行は「条件」と「アクション」からなっています。
条件を満たしたらアクションが実行されます。
上から順に全て判定していき、最後までいったら画面を更新します。
これを1秒間に60回行います。(60fpsの場合)

例えば、変数を1増やすアクションは1秒間で60増えます。
例えば、オブジェクトを表示した後で非表示にすると一瞬も表示されません。(画面更新が最後のため)

この性質を理解し、実行順序をよく考えながら作成を進めます。
バグったっていいじゃない!
CF2.5は仮動作をエディタ内で行わないため
誤って高負荷になる動作を走らせてもエディタ自体はそうそう落ちません。
前作が完成するまでにエディタが落ちたことは3回くらいしかありませんでした。
安定してるって嬉しいですね。

因みに、イベントはフレーム(シーン)とオブジェクトとグローバル(アプリケーション全体)に持たせることができるので、実質的に上限を気にする必要は無いでしょう。

いかがでしたか?

いかがでしたか系ブログではありませんが、いかがでしたか?
情報が少なく謎多きツール「CF2.5」の概要が掴めれば幸いです。

とてもグラフィカルなエディタで、言語を使わずに開発できます。
CF2.5は次のような方にオススメです

・ゲーム作りたいけどプログラミング言語が怖い
・3Dは要らない
・アクションまたはシューティングが作りたい
・制作ソフトの仕様に縛られず自由に作りたい
・とっつきやすいソフトを探している

体験版もありますので、興味のある方は触ってみてくださいね。
公式サイト

ゲーム制作の楽しさを共有できる仲間が増えると嬉しいです。
それでは楽しいCF2.5ライフを!

(そして、技術を磨いたらテクニックをコッソリ教えてくださいね)


SoY

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

最新の記事

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索