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2018年 05月の記事 (32)

今夜は鬼灯様だが・・・

今日も今日とて、今夜は鬼灯様のアニメだ。

しかし近年まれにみるヘコみをしている大臣だ・・・。

猫伯爵が、とうとう腎不全になってしまった・・・。

なんかここ一週間すげえ水飲むし、オシッコもすごい多いなー、と思って

ネットで調べたらそういう病気の可能性があると!

速攻で動物病院へ連れて行って、

結果は

初期の腎不全

でした・・・。

明日から、朝晩二回の薬投与を義務付けられます、猫伯爵!

先生に

「初期なんでよかったですね」

と言われましたが

腎不全は一生治らない病気!

つまり不治の病!!

目に見えて衰えてゆく愛猫の姿を見せつけられ

食事療法、投薬、点滴、とステージが複雑になり

血液検査の結果に一喜一憂する日々!

まさに悪魔の病気!!!!!!

おわーうをー・・・・むおおお・・・・・・・・・!・・・・・・

猫伯爵、妖怪すねこすりであってくれ・・・

大臣の気を吸って回復するんだ。

もう15年生きているからなあ・・・。

とにかく、大臣なりにぞんぶんに手を尽くして、あと腎不全の特効薬ができるのを

期待しています・・・。

(ラプロスは進行を停滞させる薬だから、完治の薬をば)

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●それだけでもいいんです4●

「あっ、停電ですね」



いきなりの暗闇に俺は一瞬肝を冷やしたが、鬼灯様が冷静な声でそう告げるのを聞いてすぐに状況を理解できた。



「このところ、電力が不安定でこまりますね・・・。申し訳ありませんが、下ろしていただけますか?」



あああ、この至福の時間がこれで終わりか・・・



「復旧したら、もう一回お願いしますね」



よかったああ!もう一度最上の楽園を味わえる!今度こそ、優秀な脚立になりつつ鬼灯様の体温を末期まで記憶するのだああ!



俺は腰をかがめて鬼灯様が転倒しないようにゆっくりと、丁寧に、おごそかに地面に下ろした。



「どうも」



何も見えない暗闇だが、すぐ右隣りで鬼灯様の甘い声が聞こえ、視界が閉じられた分それが鮮明に聞こえてドッキドキする。
くらがりで鬼灯様と二人っきり・・・
なんて素敵なシチュエーションなんだ。それに、微かに匂ってくる花のような白檀の香りは、もしや鬼灯様からの賜物?



「ううっ・・・」



俺は幸福の連続でめまいがして、その場にへたり込んでしまった。



「どうされました?ご気分でも悪くされましたか?」



しかも俺を気遣ってくださっている。幸福の追い打ちに、俺は再びうめき声をあげた。
吐く息が荒くなり、もう興奮が止められなくなってくる。
あれ?これ興奮だけか?いや違う、心臓がキュウと縮こまるような息苦しさ、何も見えない恐怖、不安、ただならない汗・・・
そうだ、俺は暗所恐怖症だったんだ。



地獄という場において暗所なんてあたりまえなんだが、ボヤっとでも光があれば俺は平気なんだ。だけど、完璧な暗がりだと、胸に恐怖が突き上げてきてたまらなくなる。
叫びだしそうな自分を抑え、なんとか鬼灯様の前での醜態は抑える。それだけでも自分をほめてあげたい・・・。
胸を押さえて心臓の鼓動を押さえている俺の隣で、鬼灯様の香りが強くなったような気がした。
するとその直後、俺の腕に滑らかなぬくもりが伝わってきた。



も、もしや鬼灯様・・・?いや、まさかそんなことあるはずがない、これが鬼灯様だったら、夢に違いない。
暗所の恐怖と過呼吸になりかけた俺は、現実と夢のはざまを行き来していた。
しかし、腕を伝わってくるぬくもりは確かで、その温かさはどんどん下がり、とうとう俺の掌にまでたどり着き、向こうから手を優しく握ってきた。



「わああ!」



俺はあまりの現実離れした状況で混乱し、結局無様な叫び声をあげてしまい、その場で縦に揺れてしまった。
しかし、確かに俺を握った柔らかな温かさは、そんな愚かな俺の恐怖を包み込むように握る強さを大きくしてゆく。



「大丈夫です。私はここにいます」



少し優しげな声で、確かに鬼灯様の声が真横でした。



え?鬼灯様?マジで?じゃあ、この握ってくれてる手って鬼灯様?
それを理解すると、俺は暗闇の恐怖と憧れの君が自分を気遣ってくれているという事実に、色んな感情がごちゃまぜになってしまった。
たぶん涙を流していたと思う。
しかし俺の手は、鬼灯様の手を無意識に強く握り返していた。



「・・・少し痛いです・・・」



「はっ!す、ずみまぜん!」



半泣きの俺は反射的に手を引っ込めようとしたが、またもやたおやかな手が俺のゴツい手を掴みなおし、ゆっくりと引き寄せた。



「動くと危険です。すぐに明かりは点きますから、このまま静かにいましょう」



そう静かな声で言われて、俺の中のごちゃまぜだった感情が沈静していくのを感じた。
暗がりを思うと怖さは言い知れないが、俺はあの鬼灯様と手をつないでいる。



「暗がりが怖ければ、目をつぶっていなさい。明かりがつけば、起こしますよ」



鬼灯様にそう言われて、俺は目からウロコだった。そうだ、目をつぶればいつでも暗闇なんだ・・・。
まあ、そう簡単に言うが、この暗闇にいる、という状況が怖いのであって、視界を閉ざせば万事解決なんてそんな馬鹿な話はない。
だが、俺は不思議とその言葉がストンと胸に落ち、若干の安堵を手に入れた。
それはたぶん、隣にあこがれの鬼灯様がいて、その鬼灯様が俺を励ましてくれて、さらに手を握っていてくれていることが、大きな要因であることは違いない。



真っ暗闇に、一方が性の対象にまでしている憧れている麗人がいる。
男として、鬼として、ここでモノにしなければ噴飯ものだが、
俺はこれだけでいい。
あの鬼灯様と手をつなげて、暗闇でしばしのデートだ。
目をつぶると、鬼灯様の、鬼にしては柔らかく、絹のような肌触りの掌が感じられるし、それにともなった高貴なぬくもりが感じられる。
さらに高嶺の花を演出する香しい匂いまでさせてきて・・・なんだここは、もう天国か?



停電の時間はどれぐらいだったのだろうか。
たぶん三分もたっていなかっただろうが、俺にとっては悠久の時間にも思えた。



「あ、点きましたね」



鬼灯様のつぶやきと共に俺の至福は終わりを告げたが、目を開けた俺に、まだ幸福が待っていた。
確かに鬼灯様の白い手が俺の武骨な手を握り、さらにこちらの様子を窺うように俺の顔をのぞき込んでいる。
俺のような不細工面、あなたような黒いお目目に映したらつぶれてしまいますよ、と言いたかったが、当然言葉は出なかった。
頼りない明かりの下で、彫刻のような陰影を湛えた鬼灯様の正面顔は、本当に見とれてしまうほど綺麗だった。
こんな美しい人が、今でも俺の手を握ってくれている。
奇跡だ。でも、何か言わないと、ずっと見つめられ続けてしまう。こんなお方に見つめ続けられるほど、俺のメンタルは強くない。もう、この場から溶けてなくなりたい気分だ。それは恥ずかしさとも、面映ゆさとも、照れとも、喜びとも思えた。



「そ、そうですね」



生唾を飲み込みながら、俺は必死にその言葉を告げた。



「そうですか、よかった」



少し嬉しそうな声に聞こえたのは、俺の妄想が入っていたのだろうか?
なんだかもう、鬼灯様だけが光り輝いて、ほかの景色はぼやけて見える。



「それでは、お仕事の再開です。肩車、よろしくお願いします」



そう言った声は、いつもどおりの抑揚のない鬼灯様の声だった。鬼灯様はすぐに立ち上がり、再び俺に手を伸ばす。
これはもしや、手を伸ばしてもう一回握手ということか?
そんな幸せ、もう一回味わっていいんですか?
俺は立ち上がって、鬼灯様の掌を両手で掴んでひどくニヤけてしまった。自分でもニヤけているのがわかっているから、鬼灯様にもみられているだろう。
その証拠に、手を差し伸べただけなのに急に手を包み込んできた俺を、鬼灯様は眉をひそめながら、少し首をかしげて見ていた。


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アベンジャーズインフィニティー・・・

観てきました、「アベンジャーズ・インフィニティーウォー」

ネットで「ネタバレは厳禁です!」

と拡散されまくっていましたが

観に行って

「あー、確かにこれはネタバレあかんわ・・・」

と思いました。

なので多くは語れませんが、

観に行くなら

「ドクターストレンジ」

「ガーディアンオブギャラクシー1,2」

は絶対見ておいたほうがいいですね。

ブラックパンサーはまだDVDになってないので

観に行けた人は幸いだと思っておきましょう。

ソーの最新作もみていなければ、わけわからん入りになるのですが

これもまだDVD化されていないので

映画館へ見に行った方は幸いですね。

大臣幸いだったよ!!!!

ちょっとネタバレになってしまいますが

次回作を期待します・・・・・

早く!早くー!

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●それだけでもいいんです3●


「それでは・・・本当に申し訳ありませんね」



背後で鬼灯様が動く気配が伝わり、俺は心臓の高鳴りを止められなかった。背中に汗がにじんでいないだろうか。たとえにじんでいたとしても、鬼灯様の脚立として励んだため、汗をかいたと思われれば良いのだ。
しかし、同時に脚立代わりごときで・・・と呆れられないか、と思ってしまう。



俺の頭で鬼灯様によく思われようと思考がフル回転する中、



「それでは失礼します」



と、するりと俺の頬を通って鬼灯様の御み足が通過し、肩に重量のある柔らかいぬくもりがのしかかってくる。
鬼灯様の太ももとお尻・・・!
嬉しい。嬉しすぎる。俺は勃起していた。
鬼灯様の太ももは白いステテコに覆われていたが、その禁断の黒い着流しの中のぬくもりを感じることができて、俺はここ数十年、味わったことがない至福感に包まれた。



「では、立っていただけますか?」



「は、はい!」



俺はそのまま立ち上がろうとしたが、鬼灯様がバランスを崩しかけ、俺は慌ててその御み足を両手で掴んだ。
自分の反射的な行動力に自分でも驚いてしまう。
しかし肩車をするとする方が相手の両足を固定しないと不安定になってしまうので、肩車としてはこれは正しいのだ。
やましい行為ではない。
それにしても、ああああ・・・鬼灯様の尻が、俺の肩に・・・。後頭部には下腹の温かさが・・・もしや、首の根元に当たっているのはご神体!?



それに思い至った瞬間、俺の性欲は爆発した。両足が震え、心臓が耳にまでドクドクと響き、鼻からは血が出そうだ。



「・・・大丈夫ですか?」



ガクガクと震え始めた俺の様子を慮って声をかけてくださっている!ああ、幸せだ・・・!



「いえ、大丈夫です!ちゃんと肩車します!」



そう言って俺はズンと力強く立ち上がり、立派に肩車して見せた。
急に直立され、鬼灯様が再びバランスを崩しかけたが、両足をしっかりと、しっかりと握って固定してさしあげた。
ああ・・・俺の両頬に鬼灯様の太ももが・・・温かい!正直、この太ももに挟まれて窒息死してもいい・・・!



顔を上げると、鬼灯様が両手に抱えた巻物を、手を伸ばして資料棚へ突っ込んでいる。
下から覗く鬼灯様のアングルなんて、そうそう見れたものではない。
無駄な肉のないほっそりとした顎のラインと、瞬く長いまつげがやっぱり色っぽい。
俺はばれないようにため息をついて、自分の中で滾る熱をゆっくりと吐き出す。
首回りがとてつもなく幸せだ・・・。
両頬も素晴らしいが、お尻が乗っていらっしゃる両肩には心地よい弾み具合と温かさが伝わってくる。
そして首の真後ろには・・・
いかんいかん、こういうことは考えてはいけない。



俺は正直言って男色には抵抗がない。
自分が生まれたご時世が、まさに男色流行時で、武士同士で念友と言って男色の友達がいるのが普通と言った世の中だった。
そんな亡者が大量にあの世にやってきて、すくなからずも現世の流行を黄泉にまで影響させるのだ。
正直、生まれてこのかたホモったことは何度もある。このゴツい体型の俺だ・・・。
ぶっちゃけその方面にはモテていた。
が、流行りは廃るもの・・・。徐々に世間は女色へと傾向し、男色が気味悪がられる世相へと変わっていった
(一部変な方向で支持する女性が新たに増えたのは俺も想像外だったが彼女たちはガチの男色はみたくないだろう)



今は廃れたとはいえ、俺の中にはバイセクシャルな嗜好が残留し、どちらでもイケる口になっている。

男色真っただ中な時に一番噂されていたのは、当然一番目立つ位置にいて一番美しかった鬼灯様である。
獄卒に就任したのも、鬼灯様目当てだった・・・。
同じようなムジナの同士が数人いて、鬼灯様が触った紙切れやら、鬼灯様が捨てた割り箸やら、鬼灯様が座っていた直後の椅子やら、ホクホク顔で奪い合ったものだ。
今思うと、若気の至りだったと思う・・・。



そんな風に面白がっていたやつらも人事で方々へ飛ばされたり、女色に鞍替えしたりと、もう当時の興奮ぶりはなくなってしまった。
あいつらも、今でも心ひそかに鬼灯様を慕っているだろうか?



ざまあみろ、俺はその鬼灯様を、今、肩車しているのだああ!!



「・・・すみませんが、もうちょっと安定おねがいします」



「ああっ、すみません!」



感動のあまり肩から体が溶けそうになっていたが、自分が与えらえた正確な使命を思い出し、俺は姿勢を正してシャンと脚立へと成り代わった。
憧れの相手が目の前にいて、相手が嫌がることとわかっていながら自分の欲を満たすためにムチャをする輩がいるが、俺はそういうのは大嫌いだ。
鬼灯様が脚立を望むなら、アカデミー賞級の脚立を演じてみせるのみだ。



ああ、しかし幸せだ・・・鬼灯様が動くたびに両肩の幸せがぐにぐにと動き、肩から下げられた両足がひらひらと俺の両の目の端に映っている。
態勢を安定させてるため、鬼灯様の足首に添えられた俺の手は、その滑らかな白い肌の感覚を細胞レベルで感じとっていた。



それにしても、俺は幸せだ。幸せすぎて、腰が前かがみになってきて、ちょっとシャレにならんことになってきてしまっている。
顔が熱くて鼻血も出そうで、興奮の息を気づかれないように吐くのが精いっぱいだ。
俺のでかい鼻からズヒューズヒューと吹き出る厄介な鼻息に気づき、鬼灯様が手を止めて下を向く。
なんてことだ、顔を真っ赤にさせて下から鬼灯様の美貌を見つめていた俺と、ばっちり目があってしまった。



「あの・・・」



鬼灯様が何か言おうとした瞬間、バツン、と世界が暗くなった。


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ありがとうございます!

PIXIVの

「saber slave」

が200、

「食い荒らさられる鬼灯」

が400、

お気に入り数突破し(て)ました!

いええええーーーーい!!

ありがとうございます!ありがとうございます!

ちなみに半額セールは九日正午まで!!

みんな、エゾシカに会いたいか!?

大臣は別に会いたくない。

というわけで今日はもう何もなく寝る。

小説の更新はありません!!

今日はややこしい夢を見て

「夢なんだから覚めちゃえば全部解決じゃん!」

と思って、目覚めて

腑に落ちない気分のままでした。

皆さんも明晰夢には気を付けて!

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