義弟と交わって/24
また唇を奪われたわたしは、体が熱くなるのを覚えました。浩二くんはすぐにわたしの口の中に舌を入れると、かき回すようにしてきます。
わたしは目をつぶって、その快感に耐えようと思いましたが、そうすると、かえって、浩二くんの舌の動きがはっきりと感じられて、余計に感じるようになってしまいます。
「んんっ、んんっ!」
わたしの鼻から、喘ぎ声が漏れます。浩二くんは、わたしにキスをしながら、わたしの膣内もかき回すようにしてきました。
上下の唇をかきまわされて、わたしは、立っていられなくなりそうでした。わたしの秘所からは、とろとろとした蜜液がにじみ出して、内ももを伝うのが分かります。
「んんっー、んんっー!」
わたしは、さっき交わったばかりだというのに、また、浩二くんにシてほしくなってしまいました。わたしは手を、浩二くんの股間に当てました。浩二くんのそこは、再び熱く硬くなっています。わたしは、シてほしいという気持ちを込めて、彼のペニスを軽くこするようにしました。浩二くんは、キスをやめて唇を離すと、
「欲しいの? 真由さん」
と問いかけてきました。目を開いたわたしは、彼を見て、うなずきました。
「おれもシたいけど、もうここじゃ嫌だな」
そう言うと、浩二くんは、わたしの膣内に入れたままの指を動かして、わたしの一番弱いところに、指先を当てるようにしました。
「あっ、そ、そこはっ!」
浩二くんは、ニヤリと不敵な笑みを浮かべると、一定のリズムで、わたしのスイートスポットに、指先でノックを送ってきました。くちゅ、くちゅ、くちゅ、といういやらしい水音が、規則正しく鳴ります。同時に、
「あっ、あっ、あっ、あっ」
わたしの喘ぎ声が上がります。わたしは、浩二くんにしがみつきました。
「もう一回する前に、一度イっておきなよ」
わたしの耳に浩二くんの声が響きます。
「あっ、やっ、指でなんて……あっ、あっ、あっ」
わたしが欲しかったのは、浩二くんのたくましいモノで、指じゃありません。それでも、確実に、彼の指はわたしに快感を与えてきて、わたしは、体中に甘い電流が走るのを感じました。そうして、しばらくもしないうちに、もうイクことのほか何も考えられなくなりました。
「ああっ、ダメッ、イクッ、イッちゃう!」
「イキなよ、真由さん、イケッ!」
浩二くんの指は、あくまで同じリズムを刻んで、そのリズムに身を任せたわたしは、それから少しして、
「イクッ、イクッ、ああっ、あーーーーっ!」
絶叫とともに、オーガズムに達しました。