母の浮気/42
母の下着は、上下とも簡素な白だったけれども、ワンポイントとして、刺繍が入っており、普段使いではあるけれども、しゃれた造りになっていた。常に、こういうことになることを予想しているのだろうかと、良太はそんなことを考えてみて、いくら何でもそんなことはないだろうと思う一方で、母ならありそうな気もした。
「ぼ、ぼくが、ですか?」
「やりたくない?」
「や、やりたいです! やらせてください!」
久司は、興奮した声を出すと、母に一歩近づいた。
「じゃあ、お願いしようかなぁ」
そう言うと、母は、久司に対して、背を向けた。そうして、ホックがあるから、そこを外すようにと指示を出した。
「ここですね……あれっ……えーっと……」
久司は、なかなかうまくいかなかったようだったが、最後には、外せたようである。母は、後ろのホックが外れた状態で、久司に向き直ると、
「じゃあ、あとは、前からね」
そう言って、手を軽く広げるようにした。
久司は、震える手を伸ばして、母のブラジャーに手を伸ばすと、そっとブラジャーを受け取るようにして、それを外した。ぶるんっ、と母の巨乳が現われて、久司は目を皿のようにした。母の乳房は、突き出るようになりながら、下に垂れずに、トップは上向くようになっている。
「どお、おばさんのおっぱい?」
「す、すごいです……」
「久司くん、いつも、わたしのおっぱい見てたもんね」
「えっ、し、知ってたんですか!?」
「気をつけなくちゃダメよ。そういう視線って、女の人はすぐに分かるんだから」
「ご、ごめんなさい……」
「おばさんのおっぱい、どんな風にしたかったの?」
「触りたかったです」
「そう、じゃあ、好きなように触っていいわよ」
母が再び両手を開くようにすると、久司は、ごくりと唾を飲んだようだったが、なかなか行動に移れないようだった。その気持ちは、良太にも分かるような気がした。触れない状況では触りたい気持ちが爆発しそうになるものの、いざ触っていいと言われると、なんとなく遠慮してしまうのだ。
「もおっ、そういうのはダメよ。久司くん。女の人だって、『触っていい』なんて言うのは勇気がいるんだからね。男の子だったら、それに応えないと」
母は、久司の手を取ると、その手を自分の乳房の片方へと導いた。
「あっ……」
「ほら、久司くんがずっと触りたかったおっぱいだよ。揉んでみたら?」
「はっ、はい」
良太は、久司の指が、母の胸乳にうずめられるのを見た。