官能物語 2020/09/24 14:00

母の浮気/82

 次に出せば、つごう4回目の射精になるけれど、エネルギーはまだまだありそうだった。というよりも、何回でもできそうな気がする。

「ああ、本当に気持ちいいわ、良太……」

 母がうっとりとした声を出す。ほぼ童貞の自分との行為がそれほど気持ちいいことないだろうとはやはり思うのだけれど、そんなことを思っても仕方ないことだし、本当に気持ちいいのかと詰問するのもカッコいいことではないので、

「おれも気持ちいいよ」

 と応えるに留めることにした。

「良太の好きなようにしていいからね。いつ出してもいいし」

 そう言うと、母は、また両手を伸ばしてきて、息子を軽く抱くようにした。母の体の柔らかさと香りに包まれた良太は、肉棒からだけではなくて、全身に快感を得るようで、さっきそうされたときと同じように、またずっとこうしていたいという気持ちになった。さっきはこうされて、耳に囁かれてイッてしまったわけだけれど、

「ああ、いい気持ち……良太のおちんちん、硬くて大きいわ……お母さんの気持ちいいところに当たってるぅ……」

 また同じ事になりそうだった。しかし、さっきより、ある程度余裕があるのは、さすがに四度目だったからだろう。こうして抱かれたままでいるのも本当に気持ちがいいのだけれど、良太は、身を起こした。

「あんっ」

 母が、予想外の行動をした息子に、軽く抗議するかのような声を上げた。良太は、身を起こした状態で、上から母を見下ろした。母の顔は微笑んでいたが、その微笑から視線をさらにめぐらすと、たわわな乳房のトップが、ピンッと立っているのが見えた。良太は、乳首に指を伸ばした。きゅっと軽くつまむようにすると、

「はあんっ!」

 母がびくんっとその体を震わせる。とりあえず一つは、母の性感帯を知った良太は、今後はもっともっと母の体のことを知りたいと思った。どこがどう感じるのか知り尽くして、いずれは、自在に母をイカせられるようになりたい。そのためには、注意深く観察するとともに、母に訊いてみるのがいいだろう。母の体のことは、本人に訊いてみた方がいいに決まっている。

 しかし、とりあえずのところ、今夜はもういい。この一回で終わりということになっているし、これからいつでもできるのである。母といつでもセックスできる。これは、すごいことではないだろうか。しかも、明日はまだ父がいない。一日中することができるではないか。

「はあっ、良太……おっぱい、気持ちいいっ……」
 
 母が、息を荒くして言ってくる。
 良太は、乳首をいじりながら、ゆっくりと腰を動かした。

「ああんっ!」

 ぶちゅっ、ぶちゅっ、という水音がして、彼女が感じていることが音からも分かった良太は、そのまま、肉棒の抜き差しを続けた。

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