母の浮気/100
これは、ちょっと面白いかも知れないぞと思った良太は、
「母さんって、どのくらいの男の人とシたことあるの?」
ゲームを始めてみた。
「どのくらいって……そんなに大した数じゃないわよぉ」
「具体的に言うと?」
「四、五人かな……」
嘘をつけ、と良太は思った。それじゃあ、自分が押し入れに隠れて覗き見ることができたほどの数じゃないか。
「もっと多いでしょ」
「なんでそんなこと思うの?」
「だって、母さん、綺麗だから」
そんな言葉がするりと自分の口から出てくるのが、良太は自分で不思議である。
息子から褒められた母は満更でもないような顔をしたが、
「六人くらいだったかな……」
とまだしらを切り続けようとしているようだった。
良太は、ゆっくりと腰を振り始めた。
「はあっ、良太……」
母の目がとろんとしてくるのを見ながら、少年はゆっくりと母の膣内を抉った。奥を突かれるのが好きだということなので、亀頭を膣奥に押しつけるようなイメージで、腰を振ると、
「はああっ、ああっ、それいいっ……良太、上手よぉ……」
母はうっとりとした声を出した。どうやら、彼女にとって感じる腰使いだったようである。良太は、肉棒にねっとりとまとわりついてくる膣襞の、感触を楽しみながら、ゆっくりと腰を動かせた。やはり、まだ出る気配が無い。
射精の心配なく、腰を使うことができることが、良太にとっては不思議な気持ちである。AVの男優というのは、いつでもこのような境地でいられるのだろうか。良太は散々ヌいたあとなので出にくくなっているだけなのだが、ああいう人たちは、常にそういう状態を保っていられるとしたら、リスペクトしかない良太だったが、
「良太……もっと強くしてみて……もっと激しく……」
母には少し物足りないようだった。そこで、良太は、
「してもいいけど、母さんの経験人数を教えてよ」
ともう一度尋ねた。
「もおっ……なんでそんなこと訊きたがるのよぉ……」
「知りたいんだよ、母さんのこと」
「どうして……?」
そこで母が誘うような目をしたので、良太は、それに応えてやった。
「母さんのことが好きだからに決まってるだろ。それに、もう、おれの女なんだから。母さんには、おれに何でも話す義務があるんだ」
良太ははっきりと言った。そんなことを言って恥ずかしくなかったのかと問われれば、もちろん恥ずかしかったと答えるけれど、恥ずかしさなんてことを言い出すと、こうして浴室で母子で交わっていることの方が恥ずかしいわけだから、大したことはない。
「忘れちゃったわ……でも、両手には余るかな」
母が言った。