母の浮気/101
「つまり、数えていられないほど多いってことだね?」
「もおっ……いいでしょ、この話は。ほら、良太……答えたんだからぁ……ね?」
あまりしつこくしても態度が硬くなるだけかと思った良太は、この件については、日を改めることにした。嫉妬していると思われるのもつまらない。
良太は、母の乳房に手を置いて、ゆっくりと揉みしだくようにした。
「はあっ……良太におっぱい揉まれると感じちゃう……」
「普通は感じないの?」
「後ろからは別だけどね……はあっ……」
そう言えば、乳房では感じないと、誰かとの交わりで言っていたことを良太は思い出した。誰とのそれだったのかと思い出そうとしていると、
「良太ぁ……動いてよぉ……」
母の再三の催促の声が上がるのが聞こえた。
良太は、母の乳房のトップに指をつけた。
「ひあんっ!」
「硬くなってるね、母さん」
「ああっ、ダメぇ……」
母は弱い声で、びくっ、びくっ、と体を震わせた。こんな小さな器官をちょっとつまむだけで、豊満な体を震わせて感じているのだから、不思議なものである。
良太は、乳首をきゅっと摘まみながら、今の自分にできる限りの強さで腰を動かした。
「あっ、あっ、あっ、いいっ、良太、はあああっ!」
母が喘ぎ声を上げ始める。
良太は、ぐちゅぐちゅになった膣内の感触を楽しむことより、自分の腰の動きに集中した。大きく腰を引き、大きく腰を押し出すことを、できるだけ速く行う。
「ああっ、いいっ、良太、そのまま、そのままお願いっ!」
母が叫び声を上げて、息子のピストン運動を励ました。それに応えて、良太は、腰を動かし続けた。
「良太ぁ……」
母が腕を伸ばしてくるのを見た。良太は、母の乳首から手を放すと、彼女の腕の中に入った。そうして、母の頭の下に腕を回すようにする。胸板に、母の乳房の感触を得ながら、腰を動かし続けると、母が両足を腰に絡めるようにしてくるのが分かる。そうされるとちょっと動きにくくなるのだけれども、それをなんとか動かし続けると、
「ああっ、良太、ダメッ、ダメッ、ああっ、もうイクッ……あああああっ!」
母のひときわ大きな声が良太の耳に響く。
「イクッ、イクーーーーッ!」
びくんっ、と母の体が激しく震えたとき、膣内が強く収縮して、良太も同時に絶頂に達した。肉棒が弾けるようになって、母の奥で、どくどくどくっ、と精を吐き出す。
少しして、顔を上げてみると、母の惚けたような顔が目に映る。
良太はしばらく、そのまま母の顔を見続けていた。