母の浮気/107
母はキスをしながら、良太の股間を太ももで刺激するようにしてきた。良太は、心地よい感覚を得ながら、ベッドに身を沈ませた。朝、シたばかりだというのに、欲求は十分に溜まっている。
「はあっ……」
唇を離した母が、うっとりとした目をしてきた。どうやら彼女も同じようである。
「シャワー浴びようか、良太?」
「いいよ、シャワーなんて」
そう言うと、良太は、今度は母の体の上になって、自分からキスをした。
「んんっ……」
母が少し驚いたような目を閉じて、息子の唇に身を任せたようである。良太は、母の口内に舌を差し入れた。そうしながら、すでにフル勃起した肉棒を、母の下腹にこすりつけるようにした。こうしているだけでも気持ちがよくて、射精できそうな気配であるけれど、もちろんそんなもったいないことはできない。
良太は、母の口内を一通り探るようにしてから、唇を離した。母は目を開くと、荒い吐息をついた。良太は身を起こして上着を脱ぎ、そうして、体を母の上からずらすと、ズボンも脱いだ。下着姿になったあとに、母に手を伸ばして、
「服を脱がせてあげるよ、母さん」
と言って、彼女のブラウスのボタンを外し始めた。母はうなずいて、されるがままになっている。ブラウスの前を開くと、そこには、黒のブラジャーが見えて、良太にはなんというのか分からないけれど、ブラは、乳房の下の方を支える造りになっていた。上半分があらわになっている。
良太はごくりと息を呑んだ。
「どう、良太?」
「い、いいね」
平凡な感想になってしまったが、良太の勃起はさらに硬くなったようである。自分のためにこんなセクシーなブラジャーをしてくれたのかと思うと、感無量だった。良太は、今度は、スカートに取りかかった。
「えっと……あれ……?」
しかし、どこをどうすればいいのか、分からない。スカートなど身につけたことがないので当然と言えば当然である。
「ここにホックがあるから」
母の指示に従うと、何とか彼女を下着姿にすることができた。
ショーツもブラジャーと同色の黒で、しかも、透けるようになっていた。良太の興奮はいや増した。もう今すぐにでも、母の中に入りたくてたまらない。しかし、そのためには、
「ふふっ、じゃあ、今度は下着も脱がせてもらおうかな」
もう一つクリアしなければならないミッションがあった。
良太は、はやる気持ちをおさえて、母のブラジャーに取りかかることにした。