母の浮気/110
「ああっ、すごいっ、良太の……奥まで届いてる……はあっ!」
母が感極まった声で言う。
「奥」というのがどの部分を言うのかイマイチ理解ができないけれど、母が気持ちいいのであれば満足であるし、良太にしても、彼女のナカは、天国だった。しぼるように締め付けてくる膣ひだの動きは、優しくもキツく、男の精を吸い付くそうとするかのような淫靡なものである。
良太は、母のまろやかな尻に手を置いて、撫でるようにした。それにしても、母をこうして後ろから貫ける日がくるとは、昨日も感じたことかもしれないが、感無量である。
「はあっ……良太ぁ……」
母が腰を軽く前後させるようにした。動いてほしいという合図だろうけれど、良太としては、その前に、この眺めを楽しみたかった。挿入するまでは、早く挿入したいのだけれど、挿入したあとは、射精まで急ぎたくないというのは、どういう心理なのか分からないけれど、ともかくも良太は、もう少しこのまま動かずにいたかった。
しかし、母はそうではないようで、
「良太……動いてよぉ……意地悪しないでぇ……」
後ろをちょっと振り返るようにしながら、甘えるような声で言ってくる。その声に応えてやりたい気持ちもあるけれど、良太としては、母のたっぷりとした尻を揉み、可愛らしいアナルに触れ、しっとりとした背を撫でていたかった。それでも、
「良太ぁ……」
母が甘えをやめないので、その大きな尻たぶを、ぴしゃりと張ってやった。
「ひあんっ!」
母がスパンキングでも感じるらしいということを思い出した良太は、パシンッ、パシンッ、と何度か、その尻たぶに手の平を打ちつけた。そのたびに、母は嬌声を上げた。
しばらく折○を加えてやったあとに、良太は体を倒して、母の乳房に腕を回した。スパンキングのせいか、その前からか分からないけれど、彼女の乳首は、ビンと勃起しているようだった。両の乳首に触れた良太は、キュッとつまむようにしてやった。その瞬間、
「ひああああんっ!」
と泣くような声が上がるのが聞こえた良太は、膣内がぎゅううと収縮するのを感じた。
どうやら、母はイッたようだった。
スパンキングされて、乳首をいじられただけで絶頂に達してしまう母が、良太は愛おしくてならない気持ちになった。同時に、熟女をイカせることができた自分を、誇らしく思わずにはいられない。
母はしばらくの間、顔をうつむかせて、はあっ、はあっ、と息を喘がせていた。