官能物語 2020/10/24 14:00

母の浮気/112

「ひあんっ!」

 母は、びくんっ、と大きく体を震わせた。そうして、腰の動きを止めたようである。こちらから動いてもらえるのだろうと期待していることを悟った良太は、願い通りにしてやった。大きく腰を動かして、彼女の膣内の感触を、手前から奥まで味わうようにして、最奥に亀頭を打ちつけるようにする。

「はあああっ、すごいっ、良太っ!」

 母の歓喜の声が、良太の耳に心地よく響く。みっちりと肉がつまっているようになっている膣内は、肉棒を抜き差しするごとに、良太の脳髄に、電流のような性感を走らせる。もっともっとそれを得たいと思う良太は、腰が勝手に激しく動いてしまうのを感じた。

 パンッ、パンッ、パンッと、息子の腰間と母親の尻たぶが打ち合わされる音が、軽快に室内に響く。

「ああっ、もうダメッ、ああ、イクッ、良太ぁ……はあっ!」

 母が、頭を振りながら、限界が近いことを表明した。そこで、良太は、腰を止めた。焦らそうとしたわけではない。あまりに腰を激しく動かしたせいで、肉棒が抜けそうになったのである。しかし、母は誤解したようで、

「やめないで……良太ぁ……意地悪しないでぇ……」

 心から苦しそうな声を出した。以前も思ったことだが、今の母の顔を見てみたいと、良太は思った。きっと、いやらしい顔をしているに違いない。しかし、そのためには合体を解かなければならない。結合したままで、うまいこと正常位になることができるのかもしれないけれど、そんなことが今すぐ自分にできるとは思われない。その代わりというわけではないが、良太は、体を倒すようにして、母の耳に、

「イキそうなの? 母さん」

 と尋ね、彼女が、首をうなずかせるのを認めたあとに、

「イカせてくださいってお願いしたら、また動いてあげるよ」

 と言った。こういう言葉責めも、動画で見たことだったか、それとも、母と誰かの交わりの中のことだったか、覚えていないけれど、いずれにしても、良太は、母に対してそれができる自分に満足した。

「イカせてください……」
「聞こえないよ、もっと大きな声で」
「イカせて、良太っ! お母さんの奥を突いてっ!」
「そんなに突かれるのが気持ちいいの?」
「ああっ、もう意地悪しないで、良太ぁ……」
「答えないと、突いてあげないよ」
「気持ちいいわっ、良太のおちんちんで突かれるの、気持ちいいっ!」

 これ以上いじめるのも可哀想だろうかと思った良太は、もっともっと言葉責めして母からいやらしい言葉を聞きたいという欲求も抱きつつ、身を起こそうとして、その前に、せっかくなので、母の乳房を後ろからぎゅううっと揉み絞るようにした。途端に、

「はあああああんっ!」

 母が、大きな喘ぎ声を上げた。

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