官能物語 2020/11/18 14:00

母の浮気/137

 この美体を、気持ちのいい体を、好きなようにもてあそんだ男が、男たちがいるのである。まったく許せないことだった。

――この女はおれのものだ!

 良太は、内心を独占欲でいっぱいにしながら、母の乳房に顔を埋めた。たわわな柔肉に顔をつけていると、ますます、彼女を自分だけのものにしなければ気が済まなくなる。一応、約束はしてはいたが、はっきり言って、良太は、母が今後浮気をしないということに関しては、あまり信用していない。

 彼女の浮気は、長年の習慣なのである。たばこや酒と同じで、簡単にやめられると考える方がおかしい。もちろん、良太には母を信じたい気持ちもあるが、信じたい気持ちだけで物事を押し通すほどの子どもではなかった。

 一方で、やはり自分一人だけのものにしたい、という気持ちがあるわけだから、その相反する心情にどう折り合いをつければいいのか、というのが、目下の良太の課題である。

 そのヒントになるのが、昨日の、母へのアナル責めだった。彼女は、それほど、アナルプレイをしたことがないという。これも、母の自己申告なので、本当にそうかどうかは分からないが、確かに、それほど慣れた風でもなかった。彼女に対して、アナル責めを徹底的にほどこすことによって、これまでの男たちとは違ったやり方で、母を○すことになり、自分という男を、彼女の記憶にしっかりと刻み込むことができる。誰としていても、自分のとき以上の快感を得られないということを分からせられれば、直接的ではないにしろ、彼女を自分のものにできるのではないか。

 そんなことを、母の胸に抱かれながら、考えるでもなく思っていた良太は、アナルの代わりに、連続絶頂はどうだろうかと思った。イカせたあとに、さらにイカせたら、母は、よがり狂っていた。あれを、二度だけではなく、三度、四度と繰り返したらどうだろうか。

――いいかもな……。

 果たして、そんなことができるのかどうか、という頭は、良太にはなかった。できるかどうかではなくて、やらなければならないのである。

 良太は、母の乳房から顔を上げた。

「おっぱいはもういいの? ふふっ」

 母が楽しそうな顔をしているのを見た良太は、彼女を、ゆっくりとベッドへと押し倒した。

「あんっ……」

 良太は、母を上から見下ろすようにすると、両手を伸ばして、彼女の乳房に指をうずめた。

 そうして、ゆっくりと腰を振り出した。

「あっ、良太っ……あっ、あっ、あっ」

 すぐに、母の喘ぎ声が上がり始めた。

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