官能物語 2021/05/31 10:00

主婦の秘めごと ~義父と家族風呂に入って~/7

 あなたは思わず声を上げてしまいます。久しぶりの男の指です。そこに自分のものではない指を受け入れたのは、かなり昔のことです。あるいは、子どもが生まれる前にまで遡らなくてはならないかもしれません。夫は手マンのような……というよりは、愛撫それ自体が好きではないようで、勃起したらただ挿入するということしかしなかったので、よっぽどです。

 あなたは、義父のゴツゴツとした指が、秘所の奥へと向かって行くのが分かります。それはさながら細いペニスであって、あなたの体は、悦びに打ち震えます。

「はあっ……」

 あなたは、吐息を落とします。義父の顔を見ると、彼は照れたような顔をしています。その表情がやはり可愛らしく見えたあなたは、義父の唇に口づけたい衝動に駆られます。しかし、もちろん、そんなことはできません。息子のそばで義父と口づけるなど……。

 そう思ったあなたがチラリと息子の方を見ると、彼はシャンプーをして、今からまさに髪を洗い流そうとするところでした。時間はあるかもしれない。そう思い直したあなたは、もう一度義父に視線を合わせてから、そっと目を閉じて、軽く顎を上げるようにします。キスはある意味では手マンよりも軽い愛撫ですが、ある意味では重たい性行為でしょう。果たして、義父が誘いに乗ってくれるだろうかと心配したあなたでしたが、すぐに自分の唇に、彼の唇が重ねられるのを感じます。

 そのキスの優しさはどうでしょうか。そっと重ねられた唇は、あなたの唇をこするようにします。左右に何度もこするようにしたそのあとに、今度は、あなたの唇をはさむようにしたり、唇をついばむようにします。あなたはうっとりとします。夫のキスは――と言っても、キスされたことなど、それこそ息子が生まれる前のさらにはるか前まで遡る必要がありますが――ただ唇を重ねて、適当に舌を入れるだけのものに過ぎないのに対して、義父のそれは愛情に満ちています。

 あなたはキスをされながら、膣内の指が、まるで触診でもするかのように、あなたの体の内部の色々なところを探っていることに気がつきます。その指が、ある部分にかかったとき、あなたは電撃のように走った快感に、ビクビクッと体を震わせます。そこは、あなたの最も感じる部分です。

 あなたは義父の指が、あなたのスイートスポットを、何度も何度も刺激するのを認めます。何という気持ちよさでしょう。上下の唇を責められたあなたは、頭の奥を真っ白にするようにして、なすすべなく絶頂に達します。

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