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2020年 11月の記事 (32)

官能物語 2020/11/24 14:00

母さんでもいいや/あらすじ

 40歳になる里穂は、ある秋の日の朝に大学生の息子を起こしにいくと、寝乱れた息子の股間があらわになって、屹立しているのを見る。夫と死別して以来、女手一つで育ててきた息子の成長を、喜びながらも、さすがに恥ずかしく見ていると、寝ぼけた息子に襲いかかられてしまう。抵抗して、何とか彼を覚醒させると、息子は、相手が母親だと気がついたようだったが、
「ま、母さんでもいいや」
 と信じられないことを言って、再び、里穂を犯そうとする――

 母親視点の母子相姦もの。

 短編予定ですが、予定は未定です。2作連続の母子相姦ものですが、よろしければ、お付き合いください。

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官能物語 2020/11/23 14:05

母の浮気/あとがき

 ご愛読ありがとうございました。

 「母の浮気」というタイトル通り、当初は、母親の浮気現場をひたすら息子がのぞくというのをメインにしようと思っていたのですが、いつの間にか、母と息子との絡みの方がメインになってしまいました。全て、作者の、プロット作成の適当さゆえです。

 もう少し、書こうかなと思っていたエピソード(良太と友人の母の絡みなど)もあったのですが、当初の予定よりもかなり長くなりましたので、割愛し、終了とさせていただきました。機会がありましたら、続きも書いてみたいと思っています。

 読んでくださった方、いいねをくださった方、コメントをくださった方、フォローしてくださった方、本当にありがとうございました。また、時間をあけることなく、次のお話に取りかかりたいと思っていますので、もしよろしければ、お付き合いください。


 黛 かん より

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官能物語 2020/11/23 14:00

母の浮気/142

 一瞬後、全く唐突に、良太は、ダムが決壊したかのような奔流を、肉棒の底に感じて、

――おおおっ!

 内心の叫び声とともに、射精を得た。
 びゅるびゅるびゅるっ、と量こそ少ないものの、快感の大きさはこれまでと遜色なく、良太は、しばらくの間、身動きが取れなかった。

 一方、母は、息子に倍する快感だったようで、良太が回復したあとも、さらにしばらくの間、虚ろな目を天井に向けて、息を喘がせていた。

 良太は、ずるりと肉棒を抜いて、母の隣に横たわった。それから、さらにしばらくの間、彼女の横で同じように天井を見ていると、

「良太ぁ……」

 隣から、母が抱き付いてくるのを感じた。
 良太は、彼女を腕枕してやると、

「すごかったあ……今までで一番、気持ちよかったわぁ……良太は、これから、いっぱい女の人を泣かせるわねぇ……」

 母が、初め感動したような声を、さみしげなものに変えながら言った。

「誰とシても、母さ……あやかとするのが、一番気持ちいいと思う」
「ふふっ、そんなこと分かるの?」
「分かるよ」
「良太がそう言うなら、そうかもしれないわね」

 そう言って、母は、さらにしっかりと抱き付いて、足を絡めるようにしてきた。
 良太は、今言った言葉通りのことを、実際に感じていた。これから、あるいは、それなりの女性とするかもしれないけれど、母以上の女性はいないような気がする。ここ一両日で、彼女としたこと以上の経験ができるだろうかと考えると、仮にそれができるとしたら、当の母と以外はありえないのではないか。そんな気になった良太は、体を動かして、母に覆い被さるようにした。そうして、しっかりと母の目を見ると、

「愛しているよ、あやか」

 と言って、彼女の答えを待つ前に、その唇にキスを落とした。母は目をつぶって、キスを受けた。良太は、よっぽど舌を入れたかったが、そうしてしまえば、もう一度シたくなって、キリがないことになってしまう。母と付き合い続けるということは、けじめをつけるということに他ならないのだということが良太には分かっていた。それは、彼女の方も同じ思いなのだろう、キスを受けるだけで、リアクションがない。

 良太は、唇を離した。
 すると、母も目を開いた。

「わたしも愛してるわ、良太。今日は、人生で二番目にいい日よ」
「一番は?」
「あなたが生まれたとき」

 そう言って微笑む母から、良太は、体を離した。

「帰ろう、あやか」
「はい」

 良太は、彼女の手を取って、ベッドから起き上がらせた。
 それから、15分ほどして、二人はラブホテルを出た。
 空は、綺麗に澄み渡っている。
 車に乗り込むと、良太は、

「安全運転で頼むね、母さん」

 と助手席から声をかけた。すると、母は、

「まだ、お家じゃないわよ」

 と口を尖らせたので、

「分かったよ。安全運転で頼むね、あやか」

 と言い直すと、彼女はすぐに機嫌を直したようである。

 (了)

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官能物語 2020/11/22 14:00

母の浮気/141

 しばらくの間、母はまるで子どものようにしがみついてきていたけれど、やがて、それがゆるんだ。良太は、母の顔を見た。頬が緩み、唇を開いた彼女の顔は、凄絶なまでにいやらしい。良太は、体に力がみなぎるのを感じた。彼女は満足したかもしれないが、良太は、まだ満足していないし、母もまだ満足させるわけにはいかなかった。

 良太は、再び腰を振り始めた。
 少しの間、母は何の反応も示さなかったが、そのうちに、

「あっ、あっ、あっ、あっ!」

 顎を上げるようにして、再び喘ぎ声を上げ始めた。

「ああ、良太……ダメッ、もうキツい……ああっ!」

 良太は、母の腕がこちらの体を引き離そうとするようにしているのを感じた。彼女の手は、良太の胸板に当てられている。本気で嫌がっているのなら、彼女が嫌がることを続けることはしたくなかったが、本当に嫌なのかどうかその見極めがつかないので、良太は、抵抗を得たまま腰を振り続けた。すると、母の手の抵抗はゆるんで、代わりに、

「はあああっ、ああああっ!」

 喘ぎ声を大きくして、耐えられないように、首を打ち振り始めた。
 良太は、ぎゅぎゅぎゅっ、と蜜壺が、肉棒を強烈に締め付けてくるのを感じた。まるでイッたときの締め付けであり、心地よいどころか、痛みを感じるほどである。早く射精しろと言わんばかりの膣内のうごめきだったけれど、それでも、良太はまだ達しない。まだまだ余裕がある。

「ああああっ、ダメッ、ダメッ、また、また来ちゃう……あああああっ!」

 母はまるで錯乱しているような声を出した。良太は、母の顔を見た。彼女はこちらを見ていない。というか、どこも見ていないようだった。うつろな目である。ちょっと怖くなった良太が、思わず腰を止めると、

「やめないでっ、良太っ、続けてぇっ!」

 と叫ぶような声が上がった。その声に応じてやると、また母は、どこか別の世界に飛んだような目になった。

「ああっ、来るっ、あああああっ……ひあああっ!」

 母は、ぐぐぐっと背中を反らせるようにした。まるで巨大な手によって、下から体を押されているような趣である。良太は、母の背に手を回して、しっかりと抱き留めながら、さらに腰を振り続けた。二人の結合部からは、ひっきりなしにいやらしい水音が上がって、この愛液の量だと、シーツに水たまりを作っているのではないかと思われた。

「はあっ、あああ、ああ、イクッ……ダメッ、ああ、ダメッ、イクッ、イクッ、イクーーーーーッ!」

 耳をつんざくような絶叫を上げて、その見事な肢体をガクガクと震わせながら、母は、もう一度、オーガズムを得たようだった。

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官能物語 2020/11/21 14:00

母の浮気/140

 唇を離すと、二人の唇の間に、唾液の糸が引いた。
 しばらくして、良太は、母の目が開かれて、うっとりとした色を映しているのを見た。良太はゾクゾクした。オスを求めるメスの目である。

「ああ、良太、すごかったわぁ……」

 母が、抱き付きながら、言ってきた。
 すごかった、ということで、彼女はあとは余韻を楽しみたいのだろうが、良太としては、まだまだこれからが本番であるという頭がある。

 良太は、さらに腰を振り始めた。

「あっ、りょ、良太、あっ、ちょ、ちょっと待って……ちょっと休ませて……あっ、あっ、あっ!」

 母は焦った声を上げながら、しかし、しがみつくようにしてきた。良太は、背中に母の腕がからみつき、腰に彼女の足がからみつくのを感じた。しっかりと抱き付かれた格好になった良太は、動きづらくなった。これは、息子を動かせないための母の計略なのだろうかと疑ってみたけれど、

「あっ、あっ、すごいっ、ああっ、ダメッ、ダメッ……はあああんっ!」

 おもうさま感じている様子を見せている母は、そこまで考えているわけではないようである。

 良太は、母の頭の下に腕を回して、自らも彼女と密着しながら、腰を振り続けた。ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、といやらしい水音が立って、それに、ベッドのスプリングの音が和す。一突きするごとに、脳髄に性感の電流を得ながら、しかし、射精の兆候はまだ無い。いつまでも快感を味わっていられるような状態は、まさに天国である。

「ああっ、良太、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!」

 母がまるで少女のような愛らしい声を上げるのも、心地よい。そんな声を出させているのが、他ならぬ自分自身であることも、興奮度を上げる要素となる。良太は、最高の気分で、ピストン運動を続けた。

 それにしても、母のナカは、本当に気持ちが良かった。ねっとりとからみついて、ぴったりと肉棒にフィットする膣内は、自分のためにこそ作られたのだと錯覚させるのに十分なものである。

「ああっ、来る……また、来ちゃう……ああっ、はあああ……良太っ、ああ、イッちゃう、またあああ!」
「イケよ、あやか、イケ!」

 良太は、母の耳元に、ささやいた。
 すると、それが彼女の絶頂の堰を切ったわけでもないだろうが、

「ああっ、イクッ……イグゥゥゥゥゥゥ!」

 獣のような声を上げて、思い切り息子にしがみつくようにして、母はまたクライマックスを得たようだった。良太は、母の腕と足と、そうして、膣の締め付けを強烈に感じながら、それが、ゆるむのを待った。

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