主婦の秘めごと ~義父と家族風呂に入って~/14
あなたは頭を真っ白にします。何も考えられないでいると、イッたことが伝わっているのか、義父の舌がゆっくりと口内から離れるのを感じます。あなたは、全力疾走したあとでもあるかのように、はあ、はあ、と荒い息をつきます。そんなあなたの頭を、まるで、がんばったねと言わんばかりに、義父の大きな手が撫でてくれます。あなたは心のどこかがほぐれるのを覚えます。日常生活におけるストレスが解消されていくのを、確かに感じます。
あなたが絶頂の余韻から徐々に醒めたあとに、義父は、
「ここまでにしようか」
と言ってきます。長旅をしてきたあなたの身を案じているようです。あなたは首を横に振り、そればかりか、義父の腰に足を巻き付けるようにして抜かせまいとします。はしたない振る舞いであるということは分かっていますが、まだ義父はイッていないのです。浴室で射精させたとはいえ、ここ寝室での交わりにおいては、自分だけが気持ちよくなっている状態です。それでおしまいになるなどというのは、女の沽券に関わる話です。いえ、そんな大げさなことではなく、ただあなたがまだやめてほしくなかっただけのことです。もっと義父と一つになっていたいという思いが、あなたに大胆な行動をさせたわけです。
義父は苦笑すると、それじゃあもう少しだけだよ、とまるで子どもをあやすような言い方をすると、あなたの片足を上げるようにします。そうして、あなたのもう一方の足にまたがるような体勢になります。いわゆる、「松葉崩し」の体位になってから、義父は再びピストン運動を開始します。あなたは、正常位とはまた違ったところが刺激されて、しかも、正常位より気持ちがいいところに義父の肉棒が当たっているようであって、さきほどよりも喘ぎ声を我慢することができません。
闇の中に自分の甘えるような声が連続して響くのを聞きながら、同時に、ぐちゅっ、ぐちゅっ、といういやらしい水音が上がるのを耳にします。
「すごく気持ちいいよ」
義父があなたにそっと声をかけてくれます。自分だけが気持ちよくなっていたわけではなくて、自分の体が男性を喜ばせていることが分かって、あなたはいっそう気分がよくなります。
義父の肉棒は、全く衰えを見せずに、硬くたくましいままで、あなたの膣内を前後に移動します。足を高く上げられ半身になった体勢のまま、一定のリズムで、膣壁をこすられ、膣奥を刺激され続けたあなたは、再び、絶頂の予感を得ます。