凡人堂: たんくろー 2017/04/27 14:05

【音楽の話題】Englishman in New York

うちの近所では桜も終わり木々の緑が鮮やかになってきました。
商店街のツツジもそろそろ満開になるでしょう。
やっとマスク無しで外に出られる季節になりました。
今が一年で一番いい時季かも知れません。

さてさて今回は音楽の話題という事で
コチラ

スティングです。
ジャケ写は彼が1987年に発表した2枚目のソロアルバム
『...Nothing Like the Sun』のものです。
『Englishman in New York』は、このアルバムの3曲目に収められています。

この曲はニューヨークで生活する英国人の心情を歌っています。
前回の音楽の話題で触れた『新世界より』という曲も、生まれ育ったチェコを離れ、新天地アメリカで生活する事になった作曲者ドヴォルザークの心情が反映されていました。
しかし『新世界より』の曲調からは何となくホームシック的なニュアンスを感じますが、『Englishman in New York』の方は「慣れない環境で生活する”異物”としての心構え」について歌っているようです。

同じ言葉を話していても、ちょっとした発音やイントネーションの違いで土地の者ではない事が分かります。
生まれ育った所でいつも食べていた食材や料理が手に入らない事もあります。
生活習慣が違っていて戸惑う事も多々あるでしょう。
それらが元で周囲から奇異なものを見るような好奇の視線を向けられるかもしれません。
スティングはこの歌の中で
”無知や嘲笑に微笑みで応える者こそ英雄だ”
みたいな感じの事を歌っています。
そして”Be yourself no matter what they say”(誰に何と言われようが自分自身でいろ)と歌うのです。
なんとも力強い励ましの言葉に聴こえます。

他人に何か言われたり笑われたりしても自分らしくいるというのは、なかなかに難しい事ですが、私もそうありたいと常々思っているわけです。
日々是修行の毎日です (´ー`)
m(__)m


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