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すかしっぺの記事 (14)

サークルSBD 2013/12/25 00:00

めりくりもーいっかい!

ジングル屁ー~ジングル屁ーするアナルー~
良い子にしてたM男くんのところには聖夜にこんなサンタちゃんが来てくれたりくれなかったりしmas。

すみません、用意が無かったもので、去年のクリスマスと全く同じイラストでございmas。
殿方のあれのいじくり倒し方はトナカイさんのツノでじっくり練習済みなのです。
いい感じに散々いたぶってあげた後は、小柄な体に良く似合う控えめな高音と聖なるサイレントナイトに相応しい静音の織り成すハーモニーをもれなくぷレゼント。吸い込みきれずにもれてるようですが・・・・・そんな時ははじめからやり直し。

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サークルSBD 2013/09/11 23:00

「どうぶつ村誘拐事件外伝:『人質』」

どうぶつ村誘拐事件外伝「人質」

こうひー 著



「いや・・・いやぁっ!!」
「ふふっ、必死になっちゃって、カワイイ♪
さ、覚悟しなさい!」

ぶうううううう~~~~~~~~~~~~っ!



もう何度目になるでしょうか。
村長の娘、羊のウルルは、スカンク娘たちに誘拐され、どこかも分からない薄暗い部屋に監禁されていました。
それだけならまだしも、身代金の支払いが無いと言って、スカンク娘たちは一定時間ごとに、ウルルの鼻先に強烈なオナラを吹きかけてきました。
どんな猛獣も裸足で逃げ出すという強烈極まりない、悪臭オナラガス・・・。
ましてや、か弱い少女にすぎないウルルは一発嗅がされるごとに七転八倒し、意識を失ってしまうのでした。

何度目かの失神から目覚めたウルルは、ゆっくり身体を起こすと、おびえきった目で部屋の入り口を見つめていました。
ウルルがどんなに参っていても、スカンク娘たちはガス責めを止めませんでした。
酷いときには、目覚めてはじめに視界に入ったものが、スカンク娘の大きなお尻だったりしました。
あの扉が開いたら、また臭~いオナラを嗅がされて・・・
ウルルに出来るのは、扉が開かないことを祈る事だけでした。

カチャ・・・。
祈りも虚しく扉は開かれ、一人のスカンク娘が入ってきました。
またオナラを嗅がされる!!
ウルルは全てを拒絶するかのように、部屋の隅で震えていました。

「ねぇ、食事・・・」
遠慮がちに掛けられた声に、ウルルはビクビクしながら顔を上げました。
そこにいたスカンク娘は、ほかの娘たちとは違い、まだあどけなさを残していました。
齢のころはウルルと同じか、少し上くらいでしょうか。
簡単なパンとスープを載せたトレイを持って、ウルルを見下ろしていました。

「あ、いけない!鍵!」
不意に彼女が踵を返したので、ウルルの目の前をスカンク特有のふわふわした尻尾が横切りました。
続いてウルルの視界を満たしたものは、体格の割りに大きめなお尻――

「きゃあぁぁっ!!」
咄嗟に飛びのいたウルルは、壁に張り付くようにしてイヤイヤと首を振りました。
それほどに、スカンクのオナラの臭さ、ガス責めへの恐怖心というものが心に刷り込まれていました。

扉を閉じて戻ってきたスカンク娘は、そんなウルルにトレイを差し出して優しく微笑みました。
「大丈夫、怖がらなくていいよ」


スカンクの少女は、エスクゥと名乗りました。
食欲が無いと突っぱねるウルルに対して、大丈夫、そのうち帰れるよと励まし続けるエスクゥに、いつしかウルルも心を許しつつありました。
他のスカンク娘たちからの無常な仕打ちが、かえってエスクゥの印象をよくしていたのかもしれません。
エスクゥを話し相手にして、ウルルは色々な事を話していました。
家族の事、幼い弟の事・・・・・・。
ウルルはしばしの間、状況を忘れて気を楽にすることが出来ました。


ふと不思議に思ったウルルは、エスクゥに尋ねました。
「でもどうして、エスクゥちゃんは私によくしてくれるの?」
「ん?うん・・・」
エスクゥは、決まり悪そうに答えました。


「タイミングを計ってたの。食べてすぐだと、戻しちゃいそうだし・・・」


エスクゥはそういうと急に立ち上がり、お尻をウルルの鼻先に突き出しました。
「え・・・?・・・・・・!!い、いや・・・・」
きょとんとしていたウルルですが、状況を察すると、エスクゥのお尻から後ずさりしました。
「ごめんなさい、私の番なんだ・・・」
エスクゥはお尻を突き出したままウルルに迫り、ついに部屋の隅に追い詰めました。
逃げ場の無いウルルの目の前に、大きなお尻が迫ります。
震えるウルルの手を掴み、鼻を押さえられなくすると、お尻を更に突き出してウルルの視界を塞ぎました。
「いや・・・やめて!やめてよぉ!!」
ウルルは力なく首を振るばかりです。ガスへの恐れと、安心しきっていた所への突然の仕打ちによるショックとで、
それ以上の抵抗は出来ませんでした。

「ごめんね。いくよ、ウルルちゃん!」
ウルルの目の前に迫ったエスクゥのお尻の谷間の、最も深い部分が蠢動しました。


ぶぅっ!


「はうぅぅっ!!」


たったひと吹きで、鼻が曲がりそうなニオイに包まれ、ウルルは悶えました。
涙でかすむ視線の先では、あの恐ろしい噴火口が息づいているに違いありません。
「はぁっ・・・はぁっ・・・はっ・・・はっ・・・んんっ!!」
臭さと恐怖で呼吸を乱したウルルの顔面に、無常にもエスクゥの豊満な尻肉が押し付けられ、そして――


「はい、おしまい」
「ふ・・・ふぇぇ?」
さっと身を離したエスクゥに、ウルルは拍子抜けな声を上げていました。

「これで終わりにしてあげる、内緒だよ?」
ウルルの顔を覗き込み、唇に人差し指を当てて、エスクゥは微笑みました。
「う・・・うん。でも・・・やっぱり臭いよぅ」
ウルルはエスクゥに感謝しながらも、その強烈な臭気に辟易していました。
「ふふ・・・また来るね」
エスクゥは食べ終わった食器のトレイを持って、部屋を出て行きました。


それからウルルは、エスクゥの事を考えながら、一人薄暗い部屋で過ごしていました。
誘拐犯なんかじゃなければ、友達になれたのに・・・。
エスクゥちゃんと一緒にピクニックに行ったり、綺麗なお洋服を見に行ったり。
でもたまにケンカして、ぷぅ~っってオナラされちゃったりして・・・
それは・・・イヤかも。

そのような事を考えていたため、扉が開いたとき、思わず呼びかけていました。
「エスクゥちゃん!?」

入ってきたのは、はち切れそうな肉体を持った、エスクゥとは似てもにつかぬ大柄なスカンク娘でした。
馬鹿にしたように見下ろされ、凍りつくウルルの前に、巨大なお尻が無造作に突き出されました。


爆風のようなオナラを浴びせられ、ウルルは早急に失神へと追い込まれました。
「そんなにエスク・・・良けりゃ・・・」
スカンク娘が何か言っていましたが、すぐに分からなくなりました。


目覚めたウルルは起き上がりもせず、ぼんやりと扉を見つめていました。
「早く・・・帰り・・・たい」
もう何度ガス責めと失神を繰り返したでしょうか。
もう泣き叫ぶ気力も残っていませんでした。


そのとき、不意に扉が開きました。
一瞬身体を強張らせたウルルだったが、入ってきたのがエスクゥだと分かるとその緊張は和らぎました。
それでも、今のウルルにとって、あくまでも誘拐犯の一人である彼女の来訪が、○問の再開である可能性は捨てきれません。
「エスクゥちゃん・・・また私、オナラ嗅がされるの?」
ウルルは不安を隠そうともせずにそう聞くと、エスクゥはやさしく微笑みながら言いました。
「ウルルちゃん、よく頑張ったわね。もう我慢しなくてもいいんだよ」
「えっ?・・・」
「お頭が、もうお金は諦めるって」
「それじゃあ・・・私、帰れるのね!?」

これまでの疲弊が無かったかのように、ウルルの表情は明るくなりました。
「もう少しの辛抱だからね」
エスクゥは荒縄を手に取ると、ウルルを立たせて、攫って来た時のように後ろ手に縛りました。
あの時と違って、直に肌に触れ痛まないように、縄の下に布を挟んでいてくれました。
「エスクゥちゃん、あのね・・・」
「なぁに?」

「いろいろ、ありがとね!」

ウルルに満面の笑みでお礼を言われると、エスクゥは彼女をぎゅ~っと抱きしめました。
ウルルはちょっと驚いて、でもすぐに安心した表情に戻ると、そのまましばらく、されるがままになっていました。

エスクゥは抱擁を解くと、ウルルの顔を覗き込むようにして笑いました。
ウルルも笑いました。まるでずっと親友であったかのようでした。

「さ、目を閉じててね」
アジトがバレないようにでしょう、ウルルはその場に座らされると、目隠しをされました。
あとは連れ出されるのを待つばかりです。
ほどなく、ウルルの髪をなでるように、エスクゥのものらしき手が優しく頭に回されると、


「ふぎゅっ!?」

突然、柔らかいものがウルルの顔面に押し付けられました。
いきなりの出来事に、ウルルは顔を振って逃れようとしました。
けれども、頭を抱えるように回された手にはグッと力が篭り、それを許しませんでした。
そのとき、ウルルの鼻先に、何かヒクヒク動くものが当たりました。

(何これ・・・臭い!!
このニオイ、エスクゥちゃんの・・・
エスクゥちゃん、そんな・・・そんな・・・・・・いや・・・いやぁぁ!!)

ブブブゥウゥゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウ!!

「んゃあうぅぅぅ~~~~~~~~~~~~!!」

無防備なウルルの鼻に、エスクゥの凶悪なオナラガスが注ぎ込まれました。
これまでのどのオナラよりも、強烈に臭くて、猛烈な勢いのガスが、ウルルの鼻腔の奥の奥まで一瞬で満ち溢れました。

「や゛っああぁ!あああ゛ぁ~~~!!」

余りの臭さに、ウルルは何も考えられなくなり、喉の奥から苦悶の声を上げながら悶え狂いました。
「・・・・・・っ!」
エスクゥは自分の尻と手の間で悶え叫ぶウルルの頭を強く掴むと、彼女のお尻へと、むぎゅうううぅぅぅっっと押し込みました。
そして意を決したように目を閉じました。


ムッスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・


エスクゥのお尻から奏でられたかすかな噴出音は、ウルルの鼻腔の中で鳴り響きました。
お尻が熱くなるのが分かりました。
両手で掴んだウルルの頭が、ガスの噴出にあわせて、ビクン、ビクンと震えました。
ウルルの顔が、鼻の中が、胸の奥が、エスクゥの温もりで満たされていきました。

「ぇ゛・・・ ぁ・・・」

ウルルの抵抗は、ほとんど無くなっていました。

エスクゥがお尻の戒めを解くと、ウルルの身体は力なく床に崩れ、黄色く変色した頭部がゴツンと床板に触れました。
エスクゥのお尻に顔を埋めながら暴れたために、目隠しは外れていました。
あらわになったウルルの両目は虚ろに見開かれ、もはや何も映っていませんでした。

「くさい・・・ くさい・・・」

ウルルは蚊の鳴くような声で呟くと、虚ろな瞳から黄ばんだ涙を一筋流して――
もう二度と動くことはありませんでした。

「さよなら、ウルルちゃん」
エスクゥはウルルの見開かれた目を、そっと閉じさせてやりました。

心の中で両親に助けを求めることもできず、
信じていた友達の仕打ちを悲しむこともできず、

ただスカンクガスの凶悪な臭気に塗り潰されるようにして、哀れな少女の命の灯火は、消えました。


「ひゅぁ゛っ・・・・・・!!」
エスクゥの、年の割りには豊満なお尻の下で滞留する黄色いガスの中、ウルルの幼い弟は絶命しました。
ベットシーツもろとも黄色くなった彼の亡骸に、エスクゥはそっと毛布をかけてやりました。

(これで寂しくないよ、ウルルちゃん・・・)

村長屋敷のあちこちで、騒ぎが起きていました。
もみ合う音。ガスを放つ噴出音。悶え苦しむ声。悲鳴――

仲間と合流するべく部屋を出る少女の表情は、歴戦の暗殺者のように冷たいものでした。


*おわり*

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サークルSBD 2013/08/20 23:00

「どうぶつ村誘拐事件」

どうぶつ村誘拐事件



こうひー 著




「村長の娘は預かった。――」

そんな言葉で始まるメッセージを残して、ヒツジ村長の娘ウルルは忽然と消えてしまいました。
相談を受けてやってきた探偵のドーベルとカバ太は大急ぎで捜査を始めました。
なぜなら、置手紙の最後にはこう書いてあったからです。

――以上の要求に従わない時はこの子は1時間ごとに毒ガスを吸うことになる」



「お頭ー、指定した場所には誰もいませんでしたー」
偵察に出た娘が報告すると、お頭と呼ばれた娘はふん、と笑いました。
「自分の娘よりも村のお金のほうが大事ってわけかい。立派な村長さんだねぇ。
ま、あたしたちの言うことを無視したツケは、娘のあんたに払ってもらおうか」

お頭がそういって振り向いた先には、薄暗い中、柱に縛り付けられた羊娘のウルルが
湿気た木の床に座りながら、不安そうに辺りを見回していました。
お頭や偵察役だけでなく、周りを取り囲む誘拐犯たちはみんな若い娘のようでした。

その中の一人が近づいてくるのを見て、ウルルはビクッと身を強張らせました。
ウルルの前で立ち止まった娘は、黒地に白の線が走る毛皮に包まれたかわいらしい顔で
おびえるウルルの顔を覗き込みました。
他の娘たちも同じような姿をしていました。ウルルの村では見かけたことの無い格好の人たち。
不意に目の前の娘が背中を向けたので、ウルルの顔にふわふわした大きな尻尾が触れました。
娘たちの毛並みと同じ、黒地に白の線が入った大きな尻尾はウルルの顔をやさしく撫で上げると、
ググッと持ち上がって、中腰になった娘のお尻が丸見えになり――
プゥッ

なんと娘のお尻からオナラが出て、あっという間にウルルの顔を包み込んでしまいました。

ウルルは驚いて目を丸くしていましたが、オナラを嗅いでしまうと「きゃうっ」と叫んでのけぞり、
臭い臭いニオイを振り払おうと頭をぶんぶん振りました。
けれども、柱に縛られた手では鼻を抑えることも出来ないので、
息をするたびにもやもやと漂う臭い臭いオナラを嗅ぎ続けてしまい、
ウルルは目を回しながらぐったりと床に崩れてしまいました。
「うふふ、1時間後も楽しみだねぇ」
お頭はその様子を見て言いました。



「手がかりが集まらない。ここはむこうの島まで行って聞き込みをしたほうがいい」
港までやってきたドーベルはちょっとだけ遠くに浮かぶ離れ小島を指していいました。
「でもドーベル、島に行くには船がいるよ?」
カバ太が聞くと、ドーベルは辺りを見回して、一隻の漁船とその乗組員たちを見つけました。
「よし、あの人たちに頼もう。すいませ~ん・・・」

ドーベルとカバ太がお願いすると、漁師さんたちは快く承知してくれました。
「もうすぐ出港するから、ちょっと待っててね」
女の漁師さんはそう言って二人を船に乗せてくれました。この人だけでなく、この船にいる人はみんな
女の人のようでした。
「ねぇドーベル、この船の人たちはみんな女の人なんだね」
カバ太がそれに気づくと、女の漁師さんの一人が笑顔で言いました。
「それだけじゃないのよ。この船に乗っているのはみんな同じ動物なの。何だか分かる?」
カバ太はしばらく漁師さんたちを見比べていましたが、黒地に白い線の入った毛皮や、
同じような色をした大きな尻尾を見て、わぁっと言って鼻を抑えました。
「ス、ス、スカンクだぁ!!」

黒地に白の線が入った毛皮、大きな尻尾・・・。
それらはくさ~いオナラで有名な、スカンクたちの特徴でした。
スカンク娘の漁師さんはクスクス笑いながら言いました。
「そんなに怖がらなくても大丈夫よ。私たちは自分が危ないときしか
オナラで攻撃したりはしないから」
それを聞いて、カバ太はホッとして鼻を抑えるのを止めました。

ドーベルはそんなやり取りを見ながら、一人難しい顔をして考え事をしていました。



出港した船が、ちょうど港と離れ小島との間に差し掛かっても、ドーベルは考え事をしていました。
「どうしたのドーベル?ひょっとして、犯人がわかったの!?」
カバ太が尋ねると、ドーベルは言いました。
「脅迫状を思い出していたんだ。人質は1時間ごとに毒ガスを吸わされることになる――」
「そ、そうだよ!急がないと人質が危ないよ!!」
脅迫状のことをすっかり忘れていたカバ太は、いきなり慌て始めました。
ドーベルはそんなカバ太を落ち着かせると、推理を続けました。
「まぁ落ち着くんだカバ太。
毒ガスといえば臭いオナラ、臭いオナラといえばスカンク、スカンクといえば・・・」
「えっ?じゃあこの船の漁師さんたちが犯人なの!?」

「バレたからには、ただじゃおけないわね!」
急に声がした方向に振り向くと、いつのまにか大勢のスカンク娘たちが二人に迫っていました。
「しまった!聞かれてたのか」
「や、やっぱりそうだったんだ!あわわ・・・」
もはや岸まで泳いで逃げるには遠い距離でしたし、たとえ海に飛び込んだとしても漁船の網で
捕まってしまうかもしれません。
何よりもそんな事を考える間もなく二人はじわじわと甲板の先に追い詰められていきました。

「さぁ、覚悟はいいわね・・・?」
スカンク娘の一人がそう言って背中を向けると、それを合図に他のスカンク娘たちも振り向いて、
尻尾を高々と掲げてお尻をドーベルたちに向けて突き出しました。
「ひっ!」
カバ太は思わず鼻を抑えましたが、その程度の事でこの危機を切り抜けられるとは思えません。
ドーベルは必死に考えを巡らせましたが、もうどこにも逃げ場は無さそうでした。
「これまでか・・・!?」

「みんな、よ~く狙ってね」
スカンク娘たちも発射体制に入り、いよいよおしまいという時、怯えるカバ太の目に船の備品らしい
大きなブルーシートが目に入りました。
「そ、そうだ!これを・・・!!」

「いくわよ!いち、にの・・・さんっ!!」
ばっふぅうぅぅぅうぅぅぅっ!!

「え~いっ!!」
ばさぁっ!!

スカンク娘たちがオナラをした瞬間、カバ太は大きなブルーシートを彼女たちに向かって広げました。
これにはドーベルも感心しました。
「そうか、これならスカンクの毒ガスを彼女たち自身に吸わせてしまえる!でかした、カバ太!!」

しかし、ぶわっと広げられたシートが、毒ガスもろともスカンク娘たちを包み込もうとしたその時!

びゅううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ
「うわ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!?」

突如吹き付けた突風により、シートはカバ太たちのほうへ被さってしまいました。



「うう・・・いたた・・・はっ!?」
シートの下でひっくり返っていたカバ太は、シートの外から自分を取り囲む気配に気づきました。
「詰めが甘かったわねぇ、探偵さん」
スカンク娘の声が聞こえた方向のシートがめくれ、白黒の大きなお尻が入ってきました。
「ひえええっ!?・・・あわわ・・・」
見回せば、あちこちのシートがめくれて、あっという間にカバ太の周りはスカンクのお尻だらけになりました。
「う、うわ・・・やだ・・・いやだぁ!!」
「みんな用意はいい?いっせ~の・・・・・・・」

ぶばふぅぅぅぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!
ぶぶぶぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!
ぶぅぅぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!
「うっぎゃあああぁああぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~ぁっ!!」

スカンク娘たちがオナラをすると、シートの中の空気は毒ガスでまっ黄色に染まり、カバ太は
ぎゃあぎゃあ喚いて、バタバタと悶え苦しんで、ヒイヒイと息を乱れさせました。
「ふげぇ!うぎゃあ!助けて、ドーベルぅ!!」

「ぎゃふぅ・・・ヒィ」
ドーベルはシートの外で既にノビていました。
カバ太よりもずっと素早いドーベルは、シートが被さってきた瞬間、とっさに飛びのいて逃げ出す
ことが出来たのです。
しかし、その時流れてきたスカンクのオナラガスをまともに嗅いでしまったのでした。
カバ太よりもずっとずっと鼻の効くドーベルには、それだけでもあまりの臭さに目が回ってしまい、
まともに立っていることもできなくなってしまったのでした。

「よーし、もういっぱつぅ!続けてもういっぱつぅ!せ~のっ!」
ぶっすぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!
ぶぶっすぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!
むっすすすぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!
「んぎゃあぁ!助け、ぐひゃあ!ふぎゃっ!はふけて!ひゃあああ~~~~~っ!!
・・・・・・くはひ・・・はひ・・・ハヒィ」

何度も何度もスカンク娘たちが毒ガスを噴射しつづけると、そのうちシートの下からは
ぎゃあぎゃあも、バタバタも、ヒイヒイも聞こえなくなりました。
「はい、あなたはこれでおしまいね」

ブウウッ

仕上げのオナラをいっぱつ発射すると、スカンク娘たちはシートからお尻を引っこ抜き、
カバ太に被せたままシートの周りに荷物を置き、重しして動かなくしてしまいました。



「う・・・・・・ん・・・・・・・?」
ドーベルは、何時の間にか自分がベッドに寝かされているのに気づきました。
(そうか、俺たちはスカンクにやられて・・・。誰かに助けられたんだな。
でも何故うつぶせに寝かされているのだろう?
・・・ああ、なんか体が動かないな・・・すっかりニオイにやられてシビレちまったみたいだ。
これじゃ捜査はもう・・・人質の身が危ないっていうのに・・・・・・!!
・・・・・それにしてもやけに柔らかい枕だなぁ。
それにこのふわふわちらちらしてるものは・・・・・・)

「あら、お目覚めのようだねぇ」
頭の上から妖しい声が聞こえて、ドーベルはハッとして顔を上げようとしました。
ですが、体がまったく動かせません。ドーベルは自分がベッドにぐるぐる巻きに縛られているのが分かりました。
さらに、自分の頭のあたりをふわふわちらちら動いていたものがスカンクの尻尾だと分かり、
自分の鼻先が埋まっているのがスカンク娘のお尻だと分かると、ドーベルの顔は恐怖で真っ青になりました。
「ふがっ、ふがっ!!」
うまく顔を上げられず、お尻に顔を埋めたままドーベルが悶えるので、
スカンク娘―お頭は彼の頭をつかんで持ち上げてやりました。
「っぷはっ!ひ、人質は・・・それにカバ太は・・・!?」
「アンタの連れかい?さぁて・・・うちの子たちが随分と可愛がっていたようだけどねぇ」
「そ、そんな・・・カバ太・・・」
「人質のほうは・・・フフ・・・そろそろ5回目のが終わった頃かねぇ」
「・・・・・・!!」
カバ太の身を案じていたドーベルは、それを聞いて人質の身さえも危険な状態にあることを思い出しました。

「お頭ぁ~、あの子、もう限界みたいです~」
部屋の奥の扉が開いて、中から手下らしきスカンク娘が出てきて報告しました。
「ん・・・そうかい。小娘には刺激が強かったかねぇ。
いいさ、もう身代金は諦めよう。情けをかけておやり」
それを聞いて、ドーベルはホッとしました。
(ああ、これで人質の命だけは助かる・・・むぷっ!?)

お頭が手を離したので、ドーベルの顔はまた柔らかいお尻の中へ埋まりました。
「さぁ折角来てくれたんだ、アンタも可愛がってあげようねぇ」
お頭が言うと、手下のスカンク娘は素早い動作でドーベルの頭とベッドを丈夫な布で、
お頭のお尻ごと包む様にして縛り付けてしまいました。
「むぅ~・・・うぅ・・・」
人質は助かるのだから・・・ドーベルはそう観念したのか、大人しくなりました。
手下のスカンク娘はその上から毛布を被せ、さらに甲板にあったようなブルーシートを巻いて、
お頭の腰と、ドーベルの足のあたりをヒモでキュッと結びました。
しっかりと包み込まれたベッドの中がモゾモゾと動いて、お頭の太ももがドーベルの頭を挟み、
足はドーベルの背中を抑えるように伸ばされました。
手下のスカンク娘が部屋の外へ出た音が聞こえると、ドーベルの鼻先で何かがピクピクと動いたような
気がしました。
「さ、アタシのとっておきを味わいな・・・」

プス、スカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ

覚悟を決めて抵抗を止めたドーベルの鼻先に熱い空気がじわぁ~っと染み込み、閉じた目がいっぱいに
開かれて、体がビリビリと細かく震えました。
お頭の、音も無く放たれる強烈なすかしっ屁は臭くて臭くて、ドーベルは甲板のときみたいに
気絶することもできませんでした。
猛毒のガスはドーベルのするどい嗅覚をぐりぐりと痛めつけて、静かに静かに、止まることなく続きました。

「臭いよう!臭いよう・・・!」

静まり返った部屋に、ベッドの中からすすり泣くようなくぐもった声が漏れました。

スカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・・
「臭いよう!臭いよぉぉ・・・・・・!」

お頭スカンク娘のオナラは止みません。
ベッドの中のすすり泣きも止みません。

スカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・・
「臭いっ・・よぅ!臭いよぉ・・・っ・・・!」
止まらない毒ガスの噴射音と、弱弱しく、たまに裏返りながらも続くすすり泣きを、
お頭は手の甲を枕に伏せて、じっと聞き入っていました。






スカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・・
「臭いよう!臭いよぉぅ・・・・・・!
く・・・さい・・・よ・・・ぉ・・・・・・」

すすり泣きが毒ガスよりも先に止むと、お頭はすかしっ屁も止めずに満足そうに呟きました。
「さよなら、探偵さん」



その夜、村長の屋敷には、虚ろな目をしたウルルがふらふらと戻って来て、
家の人が何を呼びかけても答えずに、自分のベッドへ潜り込むと死んだように眠りました。

その後、ドーベルとカバ太の姿を見たものはいませんでした。






夜明け前――
暗がりの中でウルルのベッドから、人影がむっくりと起き上がりました。
彼女は、姿見にかすかに映る自分の羊毛に触れました。

―数時間前まで、スカンク娘の毒ガスに責め立てられていたウルル。

姿見の中の彼女が羊毛を引っ張ると、それはするりと剥がれ落ち、中から黒地に白の毛皮が現れました。

―かすかに音を立てるスカンク娘の尻を顔に押し付けられ、細かく震え悶えながらも
『お情け』で速やかに永久の安らぎを与えれた少女。

「お前、この娘に化けて屋敷に帰りな。それから―」
彼女はお頭の命令を思い出して、現在の時刻を確かめました。
(そろそろ時間だわ。もうすぐみんながこの屋敷に押し入ってくる。その前に―)



その前に少しでも『仕事』をやりやすくしようと、彼女は隣のベッドで眠っている、
ウルルのまだ幼い弟の側へ忍び寄り、ウルルのものだったスカートの裾をからげると、
ちょっと大き目のお尻を彼の顔へと近づけるのでした。


E N D

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サークルSBD 2013/01/02 00:00

年末年始お蔵出し 「むぐわーッ」

因縁浅からぬ仲のようですが、「変態マゾ犬さん」はこのとっても爆尻なスカン子さんに何をやらかしたんでしょうか。
彼は以前にも彼女のガスを浴びて散々な目に遭わされたことがあるようですが、とりあえず巨尻押し付けの零距離にてスカシっ屁を嗅がされるのは初めてみたいです。
嗅がされ団員のことですから大丈夫とは思いますが、無事だといいですね彼。南無~


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サークルSBD 2012/12/25 01:30

めりくり

メリークリスマス Ho! Ho! Ho! ※12/26 各画像を全体的に修正しました。

良い子にしていたM男くんのところには聖夜にこんなサンタちゃんが来てくれたりくれなかったりします。
持参の大きな袋の中には古今東西のありとあらゆるえっちな責め具が入っているという噂です。
たまに人が入れられていたりもします。
袋いっぱいのおならガスと一緒に。

なお、トナカイさんは家の外にとめたソリの傍で、お鼻を真っ赤に腫らして倒れたまま放置プレイされています。
ソリを引かせるときサンタちゃんがムチを使ったら悦ぶばっかりで全然進まないのでたっぷりとお鼻におしおきされたようです。

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