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スカート内放屁の記事 (4)

サークルSBD 2013/12/25 00:00

めりくりもーいっかい!

ジングル屁ー~ジングル屁ーするアナルー~
良い子にしてたM男くんのところには聖夜にこんなサンタちゃんが来てくれたりくれなかったりしmas。

すみません、用意が無かったもので、去年のクリスマスと全く同じイラストでございmas。
殿方のあれのいじくり倒し方はトナカイさんのツノでじっくり練習済みなのです。
いい感じに散々いたぶってあげた後は、小柄な体に良く似合う控えめな高音と聖なるサイレントナイトに相応しい静音の織り成すハーモニーをもれなくぷレゼント。吸い込みきれずにもれてるようですが・・・・・そんな時ははじめからやり直し。

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サークルSBD 2013/05/30 23:00

「Gassassin 2」

G-A-S-S-A-S-S-I-N


こうひー 著



「3日後の夜に、吸血鬼審判を執り行う」
教会からの使者は手短にそう告げて去っていった。
吸血鬼――――そんなもの、現実に存在するものかどうか、少なくとも権力欲にとりつかれた司祭どもになど分りはすまい。
だがこの村の村長にとって、それはどうでも良いことであった。
教会から出される報酬は村を、そして彼女らの家を潤してくれる。
「今回はシェリーナになるかのぅ・・・」
つぶやきながら庭に出る。
どの家の畑も、この村の特産品の収穫で大わらわだ。
きっと今年のニンニクも豊作だろうと、村長は思った。

「行っておいでシェリーナ。しっかりね」
「うん・・・行って来ます。お母さん」
母親にだけ挨拶して、シェリーナは迎えのものに連れられ、この村の女たちしか知らない場所へと赴いた。
村の女性だけに伝わる秘儀。
興味本位で探ろうとした男が、次々と神隠しにあう、恐ろしい秘密。

シェリーナは驚いた。村はずれの廃墟の下に、こんな地下室があったなんて・・・。
「来たねシェリーナ。さあ、中へお入り」
促されるままに階段を下りると、たいまつに照らされた薄暗い部屋の中に、村の若い女性たちの中でも面倒見がよく、姉御肌で知られているメリッサがいた。

「・・・ちゃんと食べてきたかい?」
「あ・・・うん」
「じゃあ、この服に着替えて。キャシーとアリア、手伝ってあげて」
見た目よりも重い布の塊を渡されると、案内役であった2人の娘によって着付けが行われる。
妙な服だった。厚ぼったい、薄い黄色の地味な布地ではあったが、腰のくびれからスカートの裾まで、まるで高貴な女性たちが着るような形に膨らんでいた。
腰の所できつく巻かれたコルセットは、この日のために母親がこしらえた料理によって膨らんだ下腹には辛かった。

しかもスカートの裾の周りには、外側に重い金具のようなものがびっしりと縫い付けられていた。
腰から下が妙に風通しが悪い。

「ちょっとキツいだろうけど、我慢するんだよ。じゃ、行こうか」
メリッサが地下室の奥の扉を開くと、長い通路の先にまた扉が見えた。
「シェリーナ、しっかりね」
「がんばって、シェリーナ」
着付けをしてくれたキャシーとアリアの声に背中を押されるようにして、薄暗い通路を進むシェリーナと、その重い裾を持ってやるメリッサ。
「んっ・・・歩きづらい・・・」
「ここでやらないでよ?シェリーナ」
背中からメリッサの声が聞こえると、シェリーナは思わず顔を赤らめた。



「そろそろ、来る頃だな。」
たいまつに照らされた薄暗い部屋には、文官風の男が一人と筋骨隆々の○問吏が二人。
それに部屋の中央には、若い男があぐらをかいた姿勢で座っている。
その胴体と手首は床に生えた金属製の柱に縛り付けられていた。
さらに首はかすかに斜め上を向いた状態に、専用の拘束具で固定されていたので、男は声を出すのも辛そうに見えた。
「お、俺は吸血鬼なんかじゃ・・・ない」
それでも必死に弁解する男を、文官は一瞥した。
「貴様に血を吸われかけたという証言があるのだ。調べぬわけにはいかぬだろう」
冗談じゃない!どうせ博打で金を巻き上げてやった奴らのデッチアゲだ!!
俺だけじゃない、吸血鬼裁判のほとんどが同じようなもんだろうが!!
男は思ったが、なにぶん体勢が苦しくて声を荒げる気がしない。
そんな様子を見て、文官が○問吏に命じた。
「おい、もう少し首を起こしてやれ。息が通らぬでは話にならんからな。
・ ・・ん?来たようだな。扉を開けてやれ」

男の後ろで扉が開くと、二人の村娘がゆっくりと通り過ぎた。二人とも結構な美人であることは、薄暗い部屋の中でも見て取れた。
そのうち一人は地味なドレスに身を包んでいたが、その裾は床に触れるたびにカリカリと音を立てていた。
「ふむ、美しい娘だな」
文官が頷くと、シェリーナは恥ずかしそうに俯いた。
文官は縛られた男に向き合ってしゃがみこむと、説明を始めた。
「ではこれより審判を始める。この村の特産品は知っているかね?」
「・・・?確か、ニンニク・・・?」
「そうだ、吸血鬼はニンニクを恐れる。それを含んだ、清らかなる乙女の息吹もまた然り」
「・・・?」
「貴様が吸血鬼ならば、汚らわしいバケモノならば、耐えられずに息絶えるはずだ!」
それだけ言うと文官は立ち上がり、シェリーナに目配せする。
文官が退いた場所に、シェリーナが進み出て、床の男と目を合わす。
「あ、あの・・・その、よ、よろしくお願い・・・します」
顔を赤らめ、しどろもどろになりながら挨拶する村娘を見て、男は何が何だか分らずに目を白黒させていた。

「始めろ」
文官が命じると、2人の○問吏が男の傍にしゃがむ。
シェリーナが不安そうな顔でメリッサを見ると、メリッサは力強く頷き、シェリーナを促す。
シェリーナはおずおずと男に近づくと、ゆっくりと踵を返した。
スカートの金具が、男の目の前にカチャンと音を立てる。見れば金具一つ一つに親指くらいの直径の穴が開いている。
今まで薄暗くて模様だと思っていたが、自分を取り囲むようにして、床にも同じくらいの大きさの穴が開いているのに、男は気づいた。

ふと顔を上げて、男は息を飲んだ。
目の前の村娘のスカートが○問吏たちに高々と持ち上げられ、隠された若い娘のふくよかな尻があらわになっていた。
その体勢のまま、娘は後ろ向きに、男のほうに数歩歩み寄った。娘の尻は丁度、かすかに傾いた男のすぐ前にまで迫った。
「お、おい、何を・・・あっ、うわぁ!?」
突然、周りが暗くなった。
○問吏は持ち上げたスカートの裾を、男の頭から被せるように落としたのだ。
ジャラン、と裾の金具が床に触れる音がした。

「動くな。危ないぞ」
シェリーナの頭上から、○問吏に支えられた重い鉄の輪が下ろされた。
彼女をくぐらせるようにして足元に到達したそれは、スカートの裾の金具を床に押さえつけるように設置された。
さらに輪と金具と床の穴とをネジによって固定され、縛られていた男はシェリーナのスカートの中に密封された。
「では、頼むぞ。夜明け前にはまた来る」
文官は○問吏たちを連れて、シェリーナたちの入ってきたのとは反対側の扉から出て行った。
彼らの足音が遠ざかったのを確認したメリッサは、懐からカラスのくちばしのようなマスクを取り出して装着した。
疫病を調べる医者のようなマスクであったが、くちばしには海綿のほかに、香草の類が仕込んであるそれがモゴモゴと揺れた。
「さ、始めるよ。シェリーナ・・・」
俯いていたシェリーナの肩がビクッと震えた。
「うう・・・ほ、本当にやる・・・の?」
「今更何言ってるのさ!ほら、体の力抜いて、ゆっくりでもいいからさ・・・」
「う・・・うん」
シェリーナは諦めた様子で目を閉じると、意識を下腹へと集中させた。

スカートの中の男は、自分の置かれている状況を考えていた。
(ニンニクを含んだ・・・清らかなる乙女の・・・・・・。
この状況で「息吹」なんてのは、やっぱり・・・アレ・・・だよな?)
暗くて周りの様子は見えないが、男は若い娘の体臭に包まれ、目の前に揺れるふくよかな尻の気配に、いささか興奮気味であった。
(よ、よし。おれは吸血鬼なんかじゃないんだから、ニンニクの屁なんかで死ぬわけ無いんだし、美人の尻なんか拝めたんだから、も、儲けモンだよな)
「は、はは・・」
恐怖心が薄らいで、安堵の声を漏らしたその時だった。

ぷぅ・・・しゅぅ

スカートの中に漏洩音が響いた。
(うへ・・・だ、出しやがった。さすがにクサ・・・!?)

「げばっはぁ!?ぶへっ!ぶげっへぇ~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!」
シェリーナの尻から放たれた臭気は、男の呼吸を乱すほどのものであった。
「うぇー!!うげぁー!!臭ぇー!くせぇえー!!」
男は全身を震わせて暴れ、ギシギシと拘束が食い込んでもお構いなしに悶え狂った。

「ひ、ひぃ・・・」
シェリーナは自らの放屁でもたらした、男の狂いように恐怖を覚えた。
「メ、メリッサ!私・・・」
「しっかりおしよ!シェリーナ!!吸血鬼を成敗してやるんだ!!」
「うう・・・」
「さぁ、もう一発!!」

ぷうううっ ぶふぅ~~~~~~~~~~っ ぷぅっ

「うっはぁぁがぁはっ!!はっあ!あはっは!!」
男はなおも悶えていた。
もはやスカートの中には、さきほどまでの若い娘の甘い体臭は残ってはおらず、男の顔へと吹き付けられたシェリーナの強烈なガスだけが篭っていた。
男の顔を撫で回すようにして蹂躙したオナラは、特殊に加工された厚ぼったい生地に遮断され、2度3度と男を責め立てた。

ぶぶすぅ ぷううぅ~~~~~~~ぅ ぶぅーっ

「おごぇ!があぁ!!」
鼻から口から、乱れた呼吸をさらに掻き乱し、やんごとなき乙女のスカートの中で、男の意識は猛烈なガス嵐の中でもみくちゃにされた。

「はぁ・・・ふぅぅ・・・」
シェリーナは顔を紅潮させながら放屁を続けた。
(一時はどうなるかと思ったけど・・・なんとかなりそうね)
そんなシェリーナを見ながら、メリッサは安堵していた。
シェリーナは半ば恍惚としながら、自らのスカートに閉じ込めた男に向かって放屁をしている。
村に伝わる「血」がそうさせるのだろうか。メリッサは思った。

その時、恍惚の余り一瞬シェリーナの意識が薄らぎ、カクッと膝が折れた。
ハッとなって体勢を立て直すと、自らの尻が男の顔に沈む感触を感じてあわてて姿勢を正す。
彼女は我に返った。放屁が止まった。
「どうしたの?シェリーナ」
先ほどまで恍惚に染まっていたシェリーナの表情は、激しい羞恥の紅潮へと替わっていた。
「メリッサぁ・・・私・・・私、恥ずかしい・・・」
消え入りそうな声で目に涙を浮かべていた。
(まったく、この娘は・・・)
メリッサはシェリーナの傍まで来ると、マスクを外した。
シェリーナのオナラの臭気は、スカートの中に閉じ込められているため、ほとんど匂わなかった。
それでも強烈なのにはかわりは無いが、メリッサもかつては「吸血鬼審判」に携わったことのある、この村の娘である。耐性は備わっていた。
「いい?シェリーナ。この審判は私たちの村の乙女が代々受け継いできた神聖なものなの。
恥じるべき事など、どこにもないのよ」
「でも・・・恥ずかしいもん、男の人の顔にオナラなんて・・・・
それに、この人だってきっと吸血鬼なんかじゃないもん!!」
「シェリーナ・・・」
シェリーナの言い分も分かる。だが、審判を途中で終わらせるわけにはいかない。

「シェリーナ。もういいよ」
「・・・メリッサ?」
「もういい、この男は生き延びたんだ。無罪放免ってことになるよね」
「本当?本当にもういいの!?メリッサ!」
「あたしたちは村に帰る。この男も街に戻る。そしてみんなに言いふらすんだ」
「・・・・・・えっ?」

「『俺はニンニクの村の女の屁を浴びても生きてたんだぞー』ってね」

「ぁ・・・・」
「バレるね。あたしたちや、アンタの体質のこと」
シェリーナの顔が青くなった。
私の・・・私のオナラのことが・・・みんなに・・・知られちゃう!?
「ぃ・・・ぃゃぁぁ・・・」
「村の男どもにも知れ渡るよね・・・なんつったっけ、アンタの好きな、あの」

シェリーナの放屁が終わっても、スカートの中では立ち込める濃厚な屁臭の中、男が意識を朦朧とさせていた。
(もう・・もう吸血鬼でいい。早く楽に・・・してくれ・・・)
強烈きわまる悪臭の中で、朦朧とする意識の中で、それでも徐々に闇に慣れた男の目は白い球体らしきものを捕らえていた。
(あ・・・ニンニク・・・?でっけぇニンニク・・・・)
男の目には、巨大なニンニクがゆっくりと降ってくるのが見えていた。
やがて男の顔は、巨大ニンニクに埋もれた。
(この・・・ニンニ・・・ク・・・柔ら・・・けぇ・・・?)
柔らかい塊が、蠢動した。

すぅ・・・すぅぅ・・・すぅ~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・

生暖かい空気の塊が男の鼻腔に押し込まれた。
「・・・・んっ!?かっ・・・・!?!?」
男はオナラを直に注ぎ込まれて、全身に痙攣が走るのが分かった。
それほどまでに、シェリーナの、この村の女性のオナラは強烈だった。

すぅぅ~~~~~~~~~~ぷぅっすぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

濃くなってゆくオナラのニオイ。
もはやスカートの中は、シェリーナの凶悪なオナラガスのみが席巻する断罪の間と化していた。
「・・・・・っがぁ!・・・・っがはぁ!!」
男は白目を向き、歯をむき出しにして、必死に首を振って地獄の責め苦から逃れようとした。
それはまるで、吸血鬼が苦しみぬいているかのようであった。

薄暗い部屋に、男の暴れる音がギシギシと鳴る。
シェリーナは涙目になりながらも、それでも放屁を止めなかった。
秘密を漏らすわけにはいかない・・・・
生かして帰す訳にはいかない・・・・
・・・・・逃がさない!!
シェリーナの目が見開かれ、冷酷な光を湛えた。
「ごめん・・・なさい」

ぶぶぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!

スカートの布地を震わせるほどの爆音が響いた。
もはやスカートの中から、拘束具の軋む音は聞こえなくなっていた。

「よく頑張ったわね、シェリーナ」
「メリッサ・・・私・・・人を・・・」
「いいのよシェリーナ。アンタは吸血鬼を成敗した。ただそれだけなんだから」
「・・・・・・・・・うん!」
「さぁ、まだ時間はあるよ。ソイツが化けて出ないよう、しっかりトドメを刺しておあげ」
「うん!」

シェリーナは後ろを振り向いて小さくつぶやいた。
「・・・ごめんなさい」
口元に、かすかに笑みが浮かんでいた。

シェリーナは満ち足りた表情で目を閉じると、胸の前で手を組み、ゆっくりと、下腹に力を込めていった。




END

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サークルSBD 2012/12/25 01:30

めりくり

メリークリスマス Ho! Ho! Ho! ※12/26 各画像を全体的に修正しました。

良い子にしていたM男くんのところには聖夜にこんなサンタちゃんが来てくれたりくれなかったりします。
持参の大きな袋の中には古今東西のありとあらゆるえっちな責め具が入っているという噂です。
たまに人が入れられていたりもします。
袋いっぱいのおならガスと一緒に。

なお、トナカイさんは家の外にとめたソリの傍で、お鼻を真っ赤に腫らして倒れたまま放置プレイされています。
ソリを引かせるときサンタちゃんがムチを使ったら悦ぶばっかりで全然進まないのでたっぷりとお鼻におしおきされたようです。

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サークルSBD 2011/08/03 22:41

「独り美人局」

『独り美人局 (ヒトリツツモタセ)』



わたし?
わたし、うすむらなお。
本当なら中等部2年生かな。
本当ならっていうのは、わたし、一度も学校に通った事がないから。
学校は、憧れなんだ。
でもあたしには戸籍っていうのが無いから無理なの。
お母さんが昔、よくそう言ってた。
お父さん?お父さんのことは知らない、覚えてないんだ。
お母さんは、もうずうーっと帰ってこないの。
新しいお父さんの所へいってくるって出てって、それっきり。
もう待つのつかれちゃった…。
でも、寂しくなんかないよ。
浮気性のお母さんのおかげで、弟も妹もいっぱいいるもの。
みんなで力を合わせて、生きていかないとね。

「だから、お金が要るの?」
そこで男は、少女の身の上話を質問でさえぎった。
どことなくそわそわしている。
「そうなの」
とだけ言って、ベッドの上の臼村奈央は仰向けに寝返った。
あどけない表情からは、特に何の感情も読み取れない。
自分の上に覆い被さる男の顔を、子猫のような瞳できょとんと見すえる。
「そう、大変なんだねぇ。わかるよ、わかるよ」
そう言いながら男は、鼻息荒く奈央のブラウスのボタンを外そうと指をかけた。
その指を、奈央の小さな手がそっと押しとどめた。
「まかせて。ボタン取れちゃったら、やだもん」
男は一瞬、あっけに取られた顔をしていたが、
「あ、そう、だね、そうだね」
と言いながら、今度は自分のベルトをいそいそと外しにかかった。
奈央は、男に背を向けて正座し、ゆっくりとブラウスのボタンを外している。
男は、シャツとスラックスを乱暴に脱ぎ捨て、引き千切れんばかりの勢いで下着を脱ぎにかかっていた。

「ふぅ…」
ため息をついて奈央はくたっと前のめりに倒れ、ふかふかの枕にぽふっと顔を埋めた。
指は、ブラウスのボタンにかかったままだった。
「眠くなっちゃった…」
「え…え?」
トランクスを脱ぎかけた体勢のまま、男は呆然として奈央に顔を向けた。
「ちょ、ちょっと待てよ、おいっ!」
「眠いよぉ…ぐー…」
奈央は、お尻をふるふると振って抗議した。
中途半端な丈のスカートがフリフリと揺れ動き、艶かしい太ももがチラチラと見え隠れする。
正座の状態から上半身だけを前に倒したせいで、奈央はお尻を高く上げる格好になっていた。
顔や言動の幼さとはうらはらな大きめのヒップに目を吸い寄せられ、男は生唾をごくりとのみこんだ。
「…お、起きろよ。起きないと、な、何するかわかんないぞ?」
「ふみゅ…?ぐー…」
男は、また生唾をごくりとのみこんだ。
そしてそっと、スカートのすそを指でつまんで、
桃を思わせるふっくらとしたお尻の双球が露わになるまで、そろそろとそれをまくり上げた。
「お、おおぉ…」
男は思わず、にやけ顔になっていた。
スカートの下のお尻は、それを包みこんだ、よくある白無地の地味なショーツまでも妙に色っぽく感じさせる程、Hなフェロモンを全開に放出していた。
下手に突つけば壊れてしまいそうな程柔らかなカーブは、桃というよりは大きなプリンのようでもある。
男は手始めに、むっちりとした双球を両手で掴んでみた。
指が包みこまれるような尻肉の柔らかさと、絶妙に指を押し返すみずみずしい弾力。
男はまた、こくっと喉を鳴らし、今度は双球の合わせ目にそろりそろりと指を這わせていった。
その動きに合わせて奈央の体が、ぴくっと反応する。
いくらも経たないうちに、じわ…と、ショーツに透明な液体の染みが広がり始めた。
「ん…ん…」
奈央はいやいやをするようにお尻を振った。
男は再び両手で尻肉を掴んで奈央の動きを封じると、おもむろに割れ目に唇を寄せ、
濡れた染みの上に、チュッチュッとキスの雨を降らせた。
「やぁ、ぁ…」
か細い嬌声にたまらなくなり、夢中で尻割れに顔をねじこむようにして、男は奈央の秘所を味わい続けた。

ファサッ!

「?」
お尻に顔を埋めていた男は、頭から薄い布地をすっぽりと被せられたのに気がついた。
いつのまにか後ろに回されていた奈央の指が、まくり上げられていたスカートを下ろしたらしい。
おかげで男は、ちょうどスカートの中へモロに頭を突っ込んだような格好になっていた。
少し息苦しさを感じたが、蒸れたフェロモンを肺いっぱいに吸いこむ幸せには換えられない。
男はかまわずそのまま少女の割れ目に舌を這わせ続けた。

グルルルル…

「…?」
その時、どこからともなく、地鳴りのような低音が聞こえてきた。
男は一瞬ぎょっとしたが、すぐに、少女のお腹の鳴る音だと気がついた。
お腹の調子が良くないのかな?
男がそう思ったそのとたん、鼻先あたりで、ショーツの布地が、ふわっ…と膨れた。

…っっすぅぅ ぅぅう ~

かすかだが確かな気体の噴出音を耳にし、
お、おならかよお!?
などと一瞬あっけに取られていた男だったが、続いてショーツから生温かいガスがもわぁっと染み出してくる頃になると、
「???…ゲーッホッ!?ゲホゴホ!」
男は、思いっきりむせ始めた。
「ゲーッほっ!くぅっぅさぁぁあぃぃいいーっっ!」
叫んでのけぞり、勢い余ってベッドから落ちると、男はめちゃめちゃに鼻をかきむしって床の上を転げ回った。
とことん強烈な、刺激性の、嗅いだ鼻がへし折れるかと思うほどの悪臭。
だがそれほどの猛烈さにもかかわらず、そのニオイはまさしくオナラ以外の何物でもなかった。
極悪非道な程に濃い、極限にまで凝縮された、文字通り猛毒ガスのような、オナラ。
いくら鼻をつまもうと、かきむしろうと、もう後の祭りだった。
「くせぇーっくせくせ」
男は、ヒーヒーと喉を鳴らしてのたうち回った。
あどけない少女の、白桃のように無垢なお尻に隠された秘密の毒ガス砲。
蕾のようなその砲門からほとんど音も無く噴射された自家製ガス弾の威力は、一介のサラリーマンに過ぎない男一人を狂乱の悪臭地獄へと叩き込むには充分過ぎた。
永久に忘れられないほどの屁臭ショックは一気に男の脳みそを焼き焦がし煮えたぎらせ、鼻腔粘膜の奥まで染みついた臭いの残滓が、さらに男を崖っぷちへと追いつめていった。

ふぁさふぁさっ
と残り香を追い払うようにして後ろ手にスカートをはたいた奈央は、う~ん!と伸びをして上半身を起こした。
ベッド下に目をやると、男が鼻を押さえて弱々しくもがいているのが見え、
「えへへ。すかしちゃいまーしたっ。ふわ…!?」
身をのり出した拍子に、漂うオナラをモロに嗅いでしまった奈央は、あわてて鼻をつまんで、ぺろっと舌を出した。
「今のは、もしかして世界一ニオッたかも。…ゴメンね。…って、もう聞こえてないよね?えへ…」
奈央はぴょこん!とベッドから降りて、倒れた男の側へてくてくとやって来た。
男は白目をむいて、ぴくりとも動かなくなっていた。
「くしゃいでしょ?まいったか☆」
じっと男を見つめていた奈央は、にぱっと笑って言った。

男の上着から財布を取り出した奈央は、わぁっと声を上げた。
「えっと、なな、はち、きゅう…。すごい!十万円もあるぅ。お兄ちゃん、おっ金持ちぃ!」
きゃはははっと奈央はとびはねた。
「これでしばらく、みんなであったかいご飯を食べれるよぉ」
財布をきちんと上着に返すと、奈央は抜き取った十万円を、自分のピンクのポシェットへ大切にしまい込んだ。
その時、不意に何かの気配を感じて、奈央はびくっと顔を上げた。
「うう…う…」
男の手が、力無く空中をさまよっていた。
まだ、完全に気を失っていたわけではなかったようだ。
男の顔を見下ろすように立った奈央は、少し困ったような顔で言った。
「お兄ちゃん、お金はもらってくね、ごめんなさい…でもこれでみんなが暮らせます」
奈央はスカートの裾を指で絡げ、腰までまくり上げた。
そしておもむろに男の顔の上をまたぐと、そのまま腰を下ろしていった。
奈央が手を離すと、スカートは重力に従ってふぁさ…と落ち、男の顔を覆い隠した。
スカートの裾が隙間無く床につくよう両手の指先で押さえつけると、奈央は目を潤ませ、眉根を寄せてつぶやいた。
「うぅ…おなかいたいな…。無理して食べ過ぎちゃった、ニンニク…」
再びお腹がゴロゴロと鳴り出し、奈央は唇をきゅっと結ぶと、何かに集中するように目を閉じた。
「…もぅだめ、あ…もうでる…!でる…んっ」

すっ むすすぅぅー ~

「~~~~…!!?? ーーーーーァーーーーー…!!!!」
断末魔のような男の悲鳴が聞こえた気がしたが、奈央は心を鬼にしてスカートの裾を床に押さえつけ続けた。
そのまま一分、二分、三分。
放屁を終えてからも奈央はしばらくじっと動かず、スカートでできた「ガス室」に男を閉じ込め続けた。
「ガス室」の中で狂ったように振られていた男の頭も今は動きを止め、宙をかきむしっていた手足も床の上に力無く投げ出されていた。
奈央は最後に、サービスのつもりで柔らかいお尻を男の顔にぷにぷにと押し当ててやった。
何の反応も無かったので、奈央はすくっと立ち上がって、スカートをぱんぱんっとはたいた。
もあもあとオナラの残り香がたちのぼり、奈央はうぅ~と言って眉根を寄せ、鼻をつまんだ。
「き、きょうれつ~、うぅ…ど、どうだ、まいったか☆」
見下ろすと、だらしなく開いた口元から泡を吹き、目を笑ったようなへの字にして、男が気絶していた。
男の鼻は、完全に曲がってしまっていた。
「えへ…。くさいでしょ?おしおきだよ。もう、わたしみたいな悪いコに引っかかったらダメよ?お兄ちゃん」
奈央はベッドの上にぽんと乗っかると、ベッドサイドのパネルのボタンを慣れた手つきで押しながら言った。
「目覚しタイマーかけててあげる。チェックアウトの時間までには起きれるといいね、くふふ。それじゃお先に☆」

入る時は二人だが、出る時は一人。
それがいつもの奈央のスタイルだった。
こういう所に来てこういう事をするのは、もう幾度目になるのだったか。
いつも奈央は思い出そうとするのだが、やはり思い出せなかった。
それにそんなことより、これからの生活の方を真剣に考えなければならなかった。
お腹を空かせた小さな弟や妹たちが待っている。
「みんな、ご飯を買って帰るからね。今夜は、あったかいご飯を食べようね…」
ピンクのポシェットを小さな手で握りしめ、奈央は独り、ホテルを後にした。


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