りょまる/彷徨の彼方 2022/01/14 22:21

第5034回 デュエルプリンセスの話/ネタバレあり

このゲーム本当にSwitchで出して大丈夫なんですか任天堂さん…!


はい、というわけで昨日ニンテンドーeショップで発売になった『デュエルプリンセス』を早速プレイしてるんですけど、さすが僕の心をガッチリ掴んできたプリズンプリンセスの”qureate(キュリエイト)”新作なだけあって、今回のも期待以上の出来になっていましたね。

まだ全体の半分も遊べていない状態ではありますけど、相変わらずの周回を飽きさせない工夫と当たり前のように入ってくる”お色気”で、既に購入価格(2,780円)分は堪能させてもらったようなレベルです。


ゲームシステムの方もちゃんと”タワーディフェンス”の要点を抑えていて、シンプルに遊びやすいしバランスも絶妙だしでホント上手いことまとめてるなぁと思います。

この手のゲームって自分のユニットが強くなると結構後半から作業になるイメージがあるんですけど、このデュエルプリンセスは各キャラ(お姫様)のストーリーが終わるとデッキが毎回リセットされるので、常に戦況を見ながらの油断できないバトルが楽しめるんですよね。

ユニット集めもその時その時でばらつきがありますし、使えるユニットも各お姫様の解放状況に応じて変わったりするみたいなので、たぶんこの先ストーリーを全部見終わるまでマンネリ化が起きることはないんじゃないかなと思います。


でもってストーリーの方もそれなりにボリュームがあるのかなと思いきや、各お姫様ごとに3話(3章?)と読みやすい形で構成されていて、そこもまた好印象なポイントでした。

本作は”10人のお姫様が大魔王封印のために互いの紋章をかけて戦う”っていうお話なので、最初格ゲーのアーケードモードみたいに残りのキャラと順番に戦っていくのかなと思ったんですけど、実際は選んだお姫様と関係の深いキャラだけに的が絞られていて、程よいテンポでサクサクストーリーが進み、他のお姫様もガンガン解放できるっていう感じだったんですよね。

で、これの何が好印象かと言うと”お色気シーンの被り”が全然起きないことなんですよ。今回は”お仕置き”っていう名目で勝ったお姫様が負けたお姫様の紋章をもらう儀式をするんですけど、必然的にこの構成のおかげで各お姫様(キャラ)3回しか戦わないので、ストーリーを進めても「このキャラのもう見たんだよな」っていうのがなかなか出ないようになってるんです。


もしこれが”他の9人と順番に”だったらぶっちゃけ最初のお姫様だけでお仕置きの中身はほぼ全部わかっちゃうことになるので、たぶん好きなキャラ以外はちょっとやる気落ちると思うんですよね。それをこうテンポ感とキャラ解放のシステムに上手く合わせながら回避して作ったっていうのが個人的にはもう脱帽でした。

しかもストーリー的に”他のお姫様が知らぬ間に紋章をかき集めてても不思議じゃない状況”なので、プレイしながら「あぁこれトーナメント式に勝者が上がってくるタイプなのか」ってわかっても全然違和感なく受け入れられるという隙のなさ。むしろ普通に考えたら誰も動かない方がおかしいまであるので、違和感どころかこの作り自体がもはや気持ちいいのレベルになってるんですよね…。


お仕置きのシーンも冒頭に画像を載せましたけど逆に心配してしまうほどのハイクオリティですし、戦闘中も被ダメに応じて艦これよろしく中破・大破のダメージカットが入ったりするので、なんかもう褒めるところしかないぐらいのゲームじゃないかなと思います。いやホント(予約までして)買ってよかった。


↓↓ ウィンターセール(50%OFF)開催中! ↓↓

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索