りょまる/彷徨の彼方 2022/10/15 21:29

第5308回 練度が上がった瞬間の話

見方を変えたフローチャートなかなか良き。


はい、というわけで今日も土曜の裏作業で作品制作の続きをやってましたけど、フローチャートの見方を改善したのがだいぶ良くて、1日だけでも結構進められましたね。

昨日の報告で3割弱って言ってた3つ目のセリフがベース部分ですけど通しで書き終わって、今ちょうど5割っていうところです。次はまた2つ目の手直しに戻るのでいったんここはストップになりますけど、この新しい見方はここ最近の色々試してた中ではダントツで大きな成果を生んでくれたなと思います。


ちなみに具体的に何を変えたかっていうと、文字の羅列でしか書いてないフローチャートを”絵コンテ”みたいに見るようにしたんですよね。今までだと例えば

[◯◯が◯◯をする]

[そこから◯◯がこうなる]

みたいに文字で書いたものをそのまま文字として読んで、実際にそれをベースにセリフを書き起こしていく時も文字として整理してやっていたんですけど、それを[]の部分ひとつをそのシーンの”一場面”として捉えるようにしたっていう感じです。

単純に文字として流れを書いていっても確かにわかるといえばわかるんですが、どうしても似たような流れであっても”文字”として書こうとすると「一応書いとくか」みたいになって書いてしまって、あとで整理する時に全体像が掴みにくくなってたんですよね。要するに「どこを書いてどこを書かないか」の加減が文字だけだとわかってなくて、結果無意識のうちに自分でどんどんフローチャートを複雑化させて見にくくしてしまうという現象が起きていたわけです。

その点”絵コンテ”で考えると自分の頭の中でイメージした映像を場面ごとに切り出せばいいだけの話ですからね。最初から[]で書く内容も自然と絞れますし、ついでにちょっとしたメモ感覚でその場面で一番良さそうなセリフも書いておけば、あとは実際に書き起こす時にその間を埋めていくようにするだけでフローチャート通りに綺麗な流れで全部書けてしまうっていうスグレモノ。そりゃあ全然違って見えるわけよ。


まぁそもそも作ってる作品がイラストありきのものですし、どっちかって言うと文字じゃなくて絵とか映像でイメージしたほうがわかりやすいタイプではあるので、ちょっと今までのやり方が自分には不向きだったっていうことでしょうね。「セリフだから文字で考えなきゃ」っていう考えがずっとあったっていうのも原因のひとつではありますけど、この辺はホント独学だと自分でたどり着くしか方法がないので、やっぱ常に頭を柔らかくして見ていかなきゃなと思いました。


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