猫虎屋 2024/03/08 03:36

新春の悪戯

神社で行われる新年会。
そこにカスミも巫女として加わっていた。
名目は神事を行うためだが、神事と言っても俗なもので、福笑いもそのひとつである。
巫女のカスミが目隠しをした状態で福笑いのパーツを並べていき、大笑いする。
カスミは心底面倒だと思っていたが、これも仕事と割り切っていた。
だが”おとそ”を呑みすぎていい気分になっていた氏子の一人が目隠しをしたカスミの身体をおもむろに揉みしだく。
「あ!こら…やめなさいっ…」
さすがに冗談が過ぎると思って抵抗しようとしたが、男の腕っぷしにはかなわず、服の下まで侵入を許してしまう。
「こ、こら…だめ…ッ!」


悪戯はどんどんエスカレートしていき、ついには乳房を生で揉まれ、袴を下ろされて下着の中にまで手が入ってきた。
「こ、こんなの……っ!」
誰かに助けを求めようとしたが、あいにくその場にいたのはおとそで気を良くした助平男達ばかりで、誰も助けの手を差し伸べてくれない。むしろ新たな悪戯の手が伸びてくるほどだった。
「くうっ!」
一番敏感なところにごつごつとした指が触れ、カスミは思わず身震いをする。
しかしそれはこの後待ち受ける運命に比べれば、まだ軽い方であった……

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