猫虎屋 2023/06/02 23:35

当番の準備

茶熊学園には健全な性教育と平等な性体験の維持のために、性処理当番制度がある。
男子生徒全員には週に一枚のチケットが配られ、それを性処理当番の女子生徒に渡すと性欲を発散させてもらえるというものだ。
当番は女子生徒全員が順番で行い、およそ一ヶ月に一度のペースで当番が回ってくる。

当番となった生徒は、その日一日、チケットを持つ誰の要求も拒否することができず、一人ひとり射精させるまでその性処理を遂行しなくてはならない。

自分が何人処理したかはチケットの枚数で可視化されるため、女子たちはみな気にしていないようで結構気にしている。
すなわち週一枚しか発行されないそのチケットを使うということは、自分にそれだけ性的魅力があるということであり、自然とその枚数を競い合う仕組みになっているのだ。

今日の当番はカスミだ。
彼女は性処理当番制度をあまり快く思っていない一人であり、いつも渋々といった感じで務めている。


早朝、カスミが保健室にやってくる。
当番となる女生徒のケアとサポートは、保健委員であるルウシェが全面的に行っており、当番の朝は必ずここに立ち寄ることになっていた。

簡単な注意点などを確認した後、カスミはためらいがちに服を脱ぐ。
「ふふふ、カスミさん、とっても綺麗ですよ。」
玉の肌とはよく言ったものだが、シャワーを浴びてきたばかりの透き通った肌が朝陽に照らされて輝いていた。

「いいから早くして。」
ベッドの上に四つん這いになると、お尻をこちらに向ける。屈辱的なポーズだが、これからすることに比べれば大したことがない。
「こちらも綺麗にしてきましたか?」
「当たり前でしょ。」
「では、失礼しますね。」

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