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2022年 12月の記事 (112)

猫虎屋 2022/12/01 05:02

【全体公開】ドレスコード

「それじゃあ、エスコートお願いします。」
― ああ、任せてくれ。


学園祭の時に使ったドレスを着たティナと、繁華街の裏町を歩いていた。幸いにも周年のお祝いの時に使ったタキシードがあったので、それなりに釣り合いが取れている。
これから入るホテル付属のバーはドレスコードがあり、お互いこうして慣れないドレスを着る羽目になっている。

とはいえこれはデートではない。
人身売買組織の摘発をするための潜入任務である。
とあるバーにその幹部が出入りしているとの情報を掴み、潜入することになった。だがそこは男女のカップルでなければ入れない店となっている。
そのため一時的に恋人のフリをするパートナーとして、自分に白羽の矢が立ったのだ。
人身売買組織の壊滅はティナの大願の一つであり、その気合の入り方も半端ではない。

店に入りボックス席に入ると、なんともいえない甘い香りが漂っていた。
しっとりとしたBGMと、やや暗めの照明が大人の雰囲気を感じさせる。
とはいえお酒を飲める年齢ではないので、ティナが頼んだのはメロンジュースだった。
それとなく周りの客を見回すが、まだそれらしき人物は見当たらない。他の客もみんな男女二人ペアになっていて、かなり親密そうな関係に見える。こちらも怪しまれないように恋人のフリをしながら、二人で少し時間を潰すことにした。

そのうち照明がぱっと落とされて音楽が変わり、ダウンタイムに入った。
「うそ……そこまでするんだ」
ティナが小声で呟いた。
他の客たちはお互いのパートナーとキスをし、身体を濃密に触れ合っている。
どうやらそういう種類のバーらしく、カップルでなければ入れないというのはそのためのようだった。
「私達も……その、不自然じゃないくらいに…」
ともかく目的の人物が来るまでは、怪しまれないようにしないといけない。
ティナとする初めてのキスは、メロンジュースの味がした。

店のあちこちからくぐもった嬌声が聞こえてくる。
どうやらキスだけでは済まされなさそうだった。

― さ、さすがにそれはまずいよ……。
「大丈夫です。する、フリだけですから。」
ティナがさらに距離を近づけてきて、膝の上に乗った。
小柄なティナの身体はとても軽くて、その細腕に大きな力が宿っているとはにわかには信じがたい。だが押しの強さは親譲りか。
髪の香りがふわっと鼻をくすぐって、その魅力にくらくらとした。

「もうこんなにしてるんですね…。」
すでに大きく硬くなったそれがティナの手で取り出され、摩擦を始める。
フリという割にはノリノリな感じである。だがもはやこちらに抵抗する意思は残っていなかった。

「……んっ」
すべすべとした手袋にしごかれていたときも気持ちよかったが、明らかに感触が変わり、ねっとりとした感覚に包まれる。


狭くてきつくて温かい感触。
― ま、まずいって…それは…!
「ふふ、これもあくまでもフリです。」
照明が暗くてよく見えないが、これは完全に入っている……!
ティナが腰をグラインドさせるたびに、えっちな水音がくちゅくちゅと鳴って、生の膣内の感触が直に伝わってくる。
とても小さくて狭い蜜壺だったが、ずっぽりと全てを咥えこんでいて離さなかった。角度によって一番奥に当たるのか、気持ちいい所にぐりぐりと力をこめていた。

「今は任務中ですから、イッちゃ駄目ですよ。このまま、周りの人の様子を探ります。」
それは生殺しにも近い状態だった。ティナはあまり動かず、繋がったまま周囲にひそかに目を配っている。
下になっているこちらからはよく見えないが、周りの客たちもいよいよ激しくえっちなことをしているような声が聞こえた。
ずっと繋がっていると、まるで二人が一体になったような錯覚を覚える。こういうスローセックスも悪くないと思った。あまり動かないお陰で、射精衝動の波もなんとか抑えられている。

「あーっ!」
ティナが驚きの声を上げた。正確には声には出しておらず、表情だけだったのだが、明らかに何かを見つけたような雰囲気だった。
「います、たぶん、あの男!」
ティナがジェスチャーで伝えようとする。だがここからだと見えない。それだけでなく、ティナが見つけた瞬間に膣内がぎゅんと締まって激しく締め付け、さらに上で動くものだから、それがトリガーになり、我慢していたものが爆発してしまった。

ティナの幼い子宮に、どくどくと精を放出してしまう。意識が飛びそうなくらいに気持ちがいい。
それに気付いたティナは、ジト目で咎めだてるような顔をした。
「イッちゃ駄目って、いいましたよね。しかも中に出すなんて……」

だがすぐに切り替えたようで、さっきの男を視線で追う。
「やっぱりあの男です。手配書にあった。」
人身売買組織の幹部。自分の目でも確かめてみたが、たしかに似顔絵にそっくりな顔をしていた。

こちらの視線に気づいたのか、彼はパートナーを連れてこちらのボックス席にやってきた。

「おやおや、可愛らしいお嬢さんですね。どうですか、ここはひとつ席を交換しませんか」
周りの客たちにもパートナーが最初の相手と変わっている組がいくつかある。つまりはそういう店だったのだ。一時的にパートナーを交換する、スワッピングを楽しむナイトクラブ。

「いいですよ。よろしくお願いします。」
断るつもりだったのに、ティナが肯定の返事をしてしまう。
さらに近い距離から探りをいれるつもりなのだろう。だがそれは危険だ。相手は曲がりなりにも闇組織の人間である。これでは逆にさらわれてしまうのではないか……!

だがその警告は伝わることがなく、ティナはその幹部の隣に座り、自分の横には見知らぬ女性が座っていた。
服がはだけた淫らな女性だったが、ティナのことが気がかりでその気にはなれない。
だが強引に唇を奪われてしまい、舌を絡ませてきた。
なんて甘い香りだろう……。

やがてとろけるような睡魔に包まれていった……。

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猫虎屋 2022/12/01 05:00

【全体公開】お菓子の日

以前、お菓子を欲しがるマールに対価としてえっちを求めたら、それがすっかり気に入ってしまったみたいだ。
今ではお菓子以上にその"お菓子"が楽しみなようで、会うたびにせがまれるようになてしまった。
「おかし、ちょーだい♡」

マールのお気に入りは騎乗位で、自分の好きなタイミングで動けるのがいいようだ。その逆に後背位なんかは怖いと言って嫌がる。
ともかくマールの好きなようにさせてやる。


だが子供の体力は無尽蔵で、夢中になっているマールは疲れを知らない。
最近は大きく腰をグラインドさせることを覚えたようで、そうすると一番奥に当たって気持ちいいらしい。だがその幼くて狭い蕾に包まれて、さんざん翻弄されるこちらのほうはたまったものではない。

我慢するも間に合わず、その蜜壺にどくどくと精を吐き出してしまった。


「えー!もう出ちゃったのー!はやいよー!」
マールは不満気味だ。一度射精すると、大きさと硬さが失われるのが気に入らないらしい。
精がそこに注がれることがどんなことを意味するかは、まだ知らないようだ。

出したあとの倦怠感から少し休みたいと思っているのに、マールはつながったまま腰をグラインドすることを止めてくれない。
「よい…しょっと……!あ、少し大きくなってきた。」
その締め付けと刺激によって、強○的に勃起状態に戻されてしまう。まだまだ許してはくれなさそうだ。

「まだまだできるよねー。これ、何回やっても飽きないもん。」
つくづくとんでもないことを教えてしまったなと思う。
長丁場に備えて、少しでも体力を保持できるように、その快楽の波に耐えて抗うことにした。

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猫虎屋 2022/12/01 04:55

【全体公開】聖女の贖罪

聖女の贖罪(1)

「うちの学校の保健委員は誰でもやらせてくれる」
そんな噂がまことしやかに囁かれていた。

ルウシェ・エルレンシアは保健委員であり保健教員でもある。様々な経歴と年齢層の集うこの学校では、生徒が教員を兼任することも少なくない。そのなかで保健の授業を担当しているのが、贖罪の聖女とも呼ばれるこのルウシェだった。

彼女は"贖罪"と称して性欲の抑えられなくなった生徒の性処理をしてくれるらしい。
一方で"裏番長"とも呼ばれ、名だたる不良たちにも恐れられている。
後者の噂があるため、なかなか面と向かって彼女に"お願い"をする生徒はいなかった。

だがその噂を確かめてみようと、5人組の男子グループが保健室に押しかけてきた。徒党を組まないと何もできない男子たちだが、つるんで行動するとたちまち気が大きくなる。あわよくばやらせてもらおうという魂胆だった。


「はい、いいですよ。ですが……」
果たして噂は真実であった。そうと分かれば我先にとルウシェに襲いかかる。
「あ!お待ちになってください…!まずはお一人お一人の罪を聞いてから……」
抵抗の言葉はかき消される。
ルウシェにとってあくまでもこれは贖罪の儀式であり、きちんとした手順と説明を踏んで行うものだった。
さらにはルウシェの方にも、贖罪ができる日とできない日がある。月のものが来ているときや、着床の可能性が高いときはできない日だ。今は後者の期間だった。
安全な期間になってから改めて儀式を遂行する。それが常だった。

だが彼らはお構いなしにルウシェに襲いかかる。
ベッドに押し倒し、服を脱がせ、ブラを剥ぎ取り、タイツを下ろした。
「ひゃあっ…!」
大事な部分が露わになると、わあっと男子たちの熱量があがる。

こうなったらもう覚悟を決めるしか無かった。
一人ひとりを贖罪していくしかない。
ルウシェはリーダー格の男の上に跨がらせられる。
保健室にあったローションを使ったようで、まともな前戯なしでもなんとか入ってしまう。
騎乗位の体位となり、空いた両手と口でも残りの男たちに奉仕していく。

だが次の瞬間衝撃がはしった。
後ろの穴がめりめりと拡げれていき、そこに剛直が突き込まれたのだ。
「んんんーーーっッ!」
それまで、4人を同時に相手してもどこか余裕があったルウシェも、さすがの衝撃に声のならない悲鳴を上げる。儀式で経験豊富なルウシェも、そっちの穴は未開発だった。ローションをたっぷり塗り込まれたせいで、一突きでぬるりと奥まで入ってしまう。


2つの穴を同時にえぐられて、逃げようにも前にも後ろにも逃げられない。
薄い皮一枚隔てて2本が出入りされると、もう何も考えられないほど胸が切なくなる。これは快感なのか、苦痛なのかよくわからない。背中を仰け反らせてその未知の感覚を味わっていた。

お尻が弱いことが知られると、みんな積極的にそっちの穴も使おうとした。直腸の奥から結腸に逆流する勢いでたっぷりと精が注がれる。
もちろん前の穴も、あわよくば自らの子を孕ませようと企む男子たちによって遠慮なく射精されていく。

だが四方からもみくちゃにされながらも、ルウシェは手と口を使うのをやめなかった。できれば中で出したい男子たちも、手や口でいかされてしまい、無駄打ちになってしまうことも多かった。


男子たちは、一回、二回と射精すると段々性欲が低下していき、三回目にはもうすっかり毒気を抜かれてそれ以上勃つことがなかった。
全員を抜ききると、ルウシェは白濁にまみれながらも感謝の言葉を述べる。
「罪を…ありがとうございます。」

ルウシェの身体を通して回収された罪は、契約しているアルマに託される。この罪こそがアラストルの力の源だった。
そしてこの罪の回収は一時的なものではなかった。
ルウシェに贖罪された者は、罪をアラストルに永続的に注ぎだすことになる。

満足気に立ち去っていった5人の男子がその事実に気づくのは、もう少し先のことであった。

聖女の贖罪(2)

色欲の罪を注ぎだした男子たち。
ルウシェにとって誤算だったのは、それが増えすぎたことだった。
自らの女性としての魅力に気付いておらず、噂が噂を呼び、ただやらせてくれるというだけで男子たちが集まってきた。
この俗世、罪人はあまりにも多い。

契約によって全ての性欲をアラストルに捧げるが、それはルウシェを通してでなければ行うことができない。すなわちルウシェに射精管理されることに等しかった。だがルウシェの身体の都合で、毎日それができるわけではない。
そのため、制限期間が解けると、股間をパンパンに膨らませた男子たちが目をぎらつかせながら保健室へと集まってくる。
「ま…待ってください。お一人ずつ、順番に…」
だが男子たちは我先にと襲いかかっていく。決して乱暴なことはしない。ただ皆ルウシェに抜いてもらいたい者ばかりだからだ。


そばで待ちきれない男たちが胸を触ったり、手を使ってしごいてもらったりする。早まって手コキをお願いしたものは、中に挿入する前に射精してしまう場合も少なくない。
しかしやはり一番気持ちいいのは、ルウシェの腟内に出すことだった。
ルウシェの胎内に罪を注ぎだす瞬間は、最高の至福だった。魂そのものが抜けていくような天上の快楽で、そのまま失神してしまうものもいる。
小さくて狭いその穴が、男たちの暴れるそれをずっぽりと咥えて慰める。そしてその一番奥で欲情を受け止める。
「ふぁ…っん!はぁ……ああ…っ!」
射精される瞬間、ソウルがルウシェの全身を駆け巡り、彼女自身も絶頂を迎える。共に絶頂を迎える一体感が、双方に最高の満足感をもたらしてくれた。

だがルウシェは一人に対し、男子たちはたくさんいる。その一人ひとりの射精を受け止めるたび、ルウシェは喉を震わせて快楽の頂点を迎え、休まることがなかった。

「あり……がとう……ございました」
もう何人相手したかわからない。だが慈しみを忘れず、ルウシェは奉仕しつづけた。最後の一人が絶頂を迎えた時、全身どろどろのくたくたになりながらも、聖母のような笑みを浮かべて、静かに微笑んだ。

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猫虎屋 2022/12/01 04:40

【全体公開】保健の教科

ある日、10歳のセーラの身体に、大きな変調があった。
そのことで戸惑い、狼狽する彼女を安心させ、必要な対処方法を教えたのは"二号"こと人工精霊だった。

「それは女の子なら誰でも経験するものです。おめでとうございます。マスター」
二号はそう優しく言った。
本当なら学校で習うものだが、孤児のセーラは学校に行ったことがない。
学校に通っているもうひとりの子分は、こういうときにはあまり役に立たない。だが二号に頼まれて必要なものは買い揃えてくれたようだ。

二号が身体の変化に戸惑うセーラの身体的・精神的な支えとなり、無事にその期間を切り抜けることができた。

「ううー、こんなのもう二度とごめんだ!コノヤロー」
「あら、とっても素敵なことでもあるんですよ。マスター。」
「素敵?どこが。」
「赤ちゃんが産めるようになったんです。私にはできないので。ちょっと羨ましいですね。」
「あたしは別に欲しくない!あと、二号はいくらでも出てくるだろー」
「ふふ、そうですね。じゃあ、少しだけいいことを教えてあげましょう。どうやらそういう機能は、わたしにもあるみたいですから。」

二号はソファに腰をかけ、大きく股を開いてその部分に自ら手をあてがった。
「マスターはここ、弄ったことありますか?」
「んー?おしっこの出るところ?汚いぞー!」
「ふふ、そこよりもうちょっと上です。ここに小さなお豆があるんですよ。」
二号はパンツの上からそこを撫でると、気持ちよさそうに目を閉じた。
セーラも真似をしてみる。
「んー…ここかな……。んっ…!」
「わかりましたか?そこを優しく撫でるように刺激してみてください。」
「なんか…変な感じ……」


初めて味わう感覚に、セーラは戸惑いつつも、夢中になりはじめていた。
確かにちょっとこれは気持ちいい。快感が波のようにやってくる。
二人は軽い絶頂を迎えた。


「な、なんだその変な棒は!」
気がつけば、二号がいつの間にかグロテスクな見た目をした道具を取り出してきていた。半透明で光っていて魔法のアイテムのようだった。
「ふふ、ここを弄るのはあくまでも前座です。もっと気持ちいい方法があるんですよ。ここに入れるんです。」
「入れる!?これを!」
「でも、マスターにはまだ早いですから、お手本だけ見せてあげます。本当は男の人にしてもらうものなんですが、これはそれを模した道具なんですよ。」

「入れてみてください。ゆっくり……」
セーラは、言われるがままにその道具を二号の孔に突っ込んだ。
そこはお尻でもおしっこの出るところでもなく、セーラが数日間苦しめられた謎の穴だった。赤ちゃんの出る穴だと聞いていたけど、逆に入れる場所だったとは。

「い…痛くないのか?二号」
「き…気持ちいいです!ああんっ!もっと……!」
その道具は、さっきの気持ちいい豆の部分にも当たるような突起がついている。穴の中と外の豆の所を同時になぶると二号は腰をがくがくさせて悦んだ。
その姿を見ていると、こっちも興奮してくる。もう片方の手で気持ちいいところを撫でて感覚をシンクロさせる。

「んんんーーーっつ!!」
二号が透明の雫を飛ばしながら絶頂を迎えた時、セーラも快感の頂点で悶えていた。

「お前だけずるいぞー!二号。なんであたしが使ったらだめなんだ!」
「だから言ったでしょう。マスター。これは本当は男の人にしてもらうものなんです。初めては特に。」
「意味わかんねー!」

流石にちょっと教えすぎたかな、と二号は少し後悔する。
でも秘蔵の双頭ディルドの出番がいずれ来る日を、少し期待していた。

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猫虎屋 2022/12/01 04:35

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