物書きさん必須テクニック。文章入力爆速化講座その3
今日は小説家さんやシナリオライターさんなど物書きの人なら
常識だよねー(本当かよw)っていう文章入力爆速化テクニック第3回!
日本語FEP編:単語登録の○助詞を使え!
文章を速く入力する上で必要なのがどれだけ正確に
漢字変換してくれるかということ。
スムーズな変換は思考も途切れさせずにテンポ良く書くことが出来ます。
その上でとても重要なテクニックの一つに単語登録があります。
単語登録なんて誰でも使ってるよというそこの君!
ちゃんと機能を使いこなしてるかな?
小説家さんや脚本家さんなどプロの人なら絶対に使っているテク。
それは単語登録の終助詞です!
キャラクターの台詞を名前や絵を隠した状態でも、
ちゃんと見分けが付くのがプロの作家さん達です。
特にメインやモブでも重要なキャラには特徴的な台詞をさせます。
では簡単に印象的な台詞にするのにべんりなのが
語尾に特徴を付けることです。
「~~するにゃあ」
「~~するぴょん」
「~~だよん」
別にここまで特徴的にしないとしても、くだけた話し言葉にも
終助詞は有効です。
たとえば「あんたもいるしな。」という文章を打った場合、
デフォルトだと「あんたもいる品。」と変換されてしまうので
単語登録の終助詞に「しな」と登録すれば他の台詞の時でも
語尾が正しく変換されます。
終助詞は語尾を優先して表示されるだけなので、
もしも語尾に品を使いたい場合があったなら、
スペースキーで変換すれば良いだけです。
「魔王と言ってな。」と台詞もデフォルトの変換だと
「魔王と言って名。」になってしまい。
台詞の語尾に名を使うことなんてないだろうから、こういうのも
単語登録の終助詞として「な」を登録しておけば、
色々な台詞を使っても、台詞の最後の「な」は正しく変換されます。
「おらがやっとくだべ。」もデフォルトだと
「おらがやっと下部。」とかになるので、
「だべ」とか「だっぺ」「だべな」など
キャラに田舎的な台詞回しをさせたい時にも
終助詞として登録しておけば、違う台詞をしゃべっても
語尾の「だべ」を正しく変換してくれます。
ATOKには、話し言葉や地方の変換を優先する
オプションなどもあったりしますが、キャラクターの台詞に
耐えられるような特徴的な変換は難しいので、
やはり、終助詞をうまく使うのがポイントです。
ATOK編:終助詞の単語登録方法
ATOKのメニューから単語登録を選ぶか、
デフォルトだとATOKをONにした状態で
CTR+F7キーを押すと単語登録が表示されます。
単語と読みを入力したら、品詞(N)の所を終助詞に設定。
後はOKを押すだけ、連続して登録したい場合は、
左下のアイコンを押すと連続登録になります。
単語登録を消す方法
もしも特殊な語尾を登録してその後使うことが無いと思ったら
単語登録を削除出来ます。
方法は簡単で、その単語の読みを入力し、
その単語登録が表示されている状態でCTR+DELキーで削除できます。
ATOKのメニューから辞書メンテナンス、
辞書ユーティリティを起動してまとめて編集することも出来ます。
短縮登録は母音以外の英字1文字推奨
入力を速くするテクニックとして単語登録に
少ない文字数で登録する短縮登録がありますが
母音をさけてmとかjとか英字1文字にしておくと
通常の変換時に誤変換されにくい。
例えばメールアドレスとかもmなどに
単語登録しておけば、すぐに使えて便利。
これが「あ」とか「い」とかに短縮登録してしまうと
普通の文章変換時に混ざってしまうので注意です。
2文字以上の読みにしたい場合も、
jkとか日本語にならない文字にしておくと良いです。
クリップスタジオペイントならcpとか。
フォトショップならpsとか。
今回終助詞を紹介しましたが、普通の単語登録には
どの助詞をしていすればいいのか?
それは普通に名詞だけでいいでしょう。
基本単語登録使う人は文章中で無く、
大抵単独で使うことが多いので。
もちろん詳しい人は色んな品詞を使いこなして、
もっと便利にして下さい。
去年ATOK2020が、ちょっと誤変換が多く感じたので
今年からGoogle日本語入力に乗り換えたんですが、
4ヶ月使った感想としては素直な変換で使いやすかったです。
でも何度変換しても第一候補がうまく表示されないのがよくあり
どうも不便だなぁと思うことが多々あって、今回ATOKに戻しました。
するとATOKの変換効率が凄く良いことに感動。
第一候補や途中までの優先候補が速くて優秀。
あれ・・ATOKってこんなに賢かったっけ?
でも、以前ATOK2020で味わった意味不明な誤変換が
また出てくる可能性はあるんですけどね^^;
ただ今のところは意味不明な誤変換は出てきてないですね。
もしかしたら、今回ATOKを再び使うにあたって、
辞書の自動登録単語を全て削除したので、
長年使っていた細切れの自動登録単語が問題を起こしていたのかも。
その辺はまた検証しないとですが。
ただ最新のATOK2021はかなり改善されて話し言葉の変換も
優秀になっているらしいので、その辺は気になりますね。
ATOK Passportというサブスクリプションがあるので
自分も一度試してみようかなとは思ってます。
その時はまたブログの方で紹介しますね。
また、ATOK持ってない人も一ヶ月無料で使える体験版があるので
気になる方は使ってみよう。