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ゆりな先生の記事 (8)

おかず味噌 2020/03/11 01:04

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おかず味噌 2020/03/05 21:43

お漏らし教師 第十二話「僕にとっての、ゆりな先生」

――ゆりな先生の様子がおかしい…。

 そんな「異変」を認識し始めたのは、一体いつからだろうか?「変化」という意味でならば、初めてゆりな先生と「体を重ねた時」から考えると、彼女はずいぶんと違った「一面」を見せてくれるようになった。
 出会った頃のゆりな先生は、優しく、清楚で穏やかな「大人の女性」だった。担任教師や他の先生、いわゆる「大人たち」と比べると、確かに年齢について言えば、生徒であり「子供」である僕たちに割と近く、自分がその年齢になることを想像することもできた。
 だからこそ話しやすく――養護教諭というのも理由ではあるが――他の大人たちには話せないような悩みや相談を打ち明けることだってできた。
 けれど、十代と二十代の間にある、大人と子供の「境界線」を越えたかどうか、その差は時に途方もなく大きなものに感じられ、その「隔たり」は他の生徒たち同様、僕に先生に対する「憧れ」を抱かせた。
 どんなに親しくしようとも、決して「対等」には扱ってもらえない。何度「セックス」をしようとも、それは彼女にとってほんの「お遊び」で、ほんの一時の「気まぐれ」であって――。
――僕は、ゆりな先生の「恋人」なることはできない。
 そんな分かりきった「現実」は、僕に一抹の寂しさをもたらせるものだった。

 そもそも僕は本当に、ゆりな先生の「彼氏」になりたいと思っていたのだろうか?
 確かに彼女は魅力的な女性だ。「絶世の美女」というわけではないが、それでもそれなりに化粧や身なりに気を遣っていて、時折見せる表情の変化や可愛らしい仕草は、僕の「男の部分」を何だか落ち着かせない気持ちにさせた。
 スタイルも「抜群のプロポーション」とはいかず、どちらかというとやや太り気味で「だらしない体」だったが、抱いていると心地よく得も言われぬ「安心感」があり、何よりその「巨尻」はまさに性欲の対象だった。
 性格については――、

 そこで僕は思考を止めてしまう。思えば、僕は彼女の「性格」について、そのほとんどを知らない。僕が知っているのは「保健室にいるときのゆりな先生」であって、それはあくまで「学校」という限定された環境での「教師と生徒」の関係なのだ。たとえそこに「禁断を越えた関係」があろうとも、それもやはり「ベッドの中で」という限定的状況であることに変わりはなく、だから僕はゆりな先生の「プライベートの姿」というのをほとんど知らない。
「得意料理は何なのか?」とか「家では何をして過ごしているのか?」とか「結婚願望はあるのか?」など、あるいは「恋人はいるのか?」さえ僕は知らない。
 そしてより決定的なのは、僕がこれまでそれを彼女に訊こうともせず、「訊きたい」とさえ思わなかったことだ。
 つまり僕は、そういったゆりな先生のプライベートや性格面に全く興味がなかったのだ。

 僕はあくまで「恋愛感情」などではなく、「性的感傷」でこれまでゆりな先生を抱き、「調教」と称して彼女に「いやらしい事」を強○してきた。自分の欲望を満たすため、一時の快楽を得るため、僕はゆりな先生という存在と「その体」を利用してきたのだ。
 そして、ゆりな先生自身もそうなのかもしれない。初めて「なりゆき」に身を委ねるまでは到底知り得ず、想像さえしていなかったことだが――。
 ベッドでのゆりな先生は「エロかった」。それこそ、いつか親のパソコンでこっそり観た動画の中の「女性」のように。「女教師はこうあるべき」という、男の勝手な欲望と願望の押し付けを体現したように、彼女はいやらしかった。

 服を脱がして秘部に触れただけで、ゆりな先生のその部分が熱く濡れているのがパンティー越しにも分かった――。
 少し弄っただけで、次々と愛液とあえぎ声が漏れて、すぐに「○○くんのおチンチンちょうだい」と懇願してきた――。
 体位を色々と変え、騎乗位では積極的に腰を振った――。
 やがて僕が果てると、愛おしそうに僕のペニスを咥え込み「お掃除フェラ」までしてくれた――。

 そんなゆりな先生の全てが、まさに男の「理想」としての「痴女」だった。
 僕はそんなゆりな先生との「性行為」に夢中になり、けれど理性を保って自制を失わず、「定期的に」保健室に通った。
 他の生徒たちが「古文」「数学」「物理」「日本史」とそれぞれ退屈な授業を受ける中、僕だけはゆりな先生の「保健体育」の特別授業を受けていた。

 そんな学校性活が半年ほど続いた頃――、ある事件が起きた。

 僕はいつものように、「そろそろ良いだろう」と自分の出席単位を概算的に見積って、保健室に行った。昼休みの終わり、男子生徒たちの馬鹿笑いに満ちた廊下を歩きながら僕は――、
「これから、皆の憧れのゆりな先生を調教しに行ってきま~す!!」
 そんな風に、声高々に宣言してやりたかった。だが、授業中にクラスメイトの前で発言することさえ億劫な僕である。その言葉はいつも通り「心の声」となった。
 それでも「これからゆりな先生といやらしい事をするんだ」と考えるだけで、僕は同級生たちに対して優越感を抱くことができた。
 普段はエラそうにクラスを仕切るスクールカースト上位の「イケメン」たちに、当たり前の秩序さえ守れない「ヤンキー」共にさえ、僕は威張って歩くことができた。
――男子生徒の中には、まだ『童貞』である者も少なくはないはずだ。
 ひょっとしたら、自分は「モテる」と自負している「リア充もどき」も実は女性経験はまだなのかもしれず、それを悟られまいと必死で隠しているのかもしれない。
 そう考えると何だか笑えてきた。その点、僕はといえば――、
「とっくにゆりな先生と初体験を済ましてま~す!!」
 その声も心の奥に仕舞い込む。
「しかもそれから何度も、何度も、ゆりな先生とヤッちゃってるんです!!」
 僕は皆の「驚くべき事実」を告白してやりたいと思った。「ゆりな先生、ゆりな先生」と日頃から言っている連中に、「ゆりな先生は、○○に弱いんだよ」とか「イクときは、いつもこうなんだよ」などと言ってやりたかった。
「おっと、いけない」
 僕は元々出してない声をつぐんで見せる。
「ここから先は言ってはいけないんだった」
 さも国家の重要機密を握っているスパイのように、僕は誰にも打ち明けられない「真実」に葛藤する。

 そんな自己演技をしながら――それでも「病人」としての様子は装いつつ、軽やかな足取りで僕は保健室へとたどり着き、そのドアを開いた。
 そこには、ゆりな先生と「三人の女子生徒」がいた。
 悪名高い、彼女たちの名前は知っていた。「奈央」「美紀」「加奈」、クラスは違えど僕と同学年であり、いわゆる「スクールカースト上位」とも言えず「ヤンキー」や「ギャル」とも呼べない、中途半端な存在である。
 いつも三人一緒に行動し、単体での姿を見かけたことがない。リーダー格である「奈央」を中心としたグループで、三人共が決して「カワイイ」や「美人」に決して当てはまるわけではないのにも関わらず、さも「イケてます」とアピールしている「イタイ」方たちである。
 彼女たちはゆりな先生と楽しそうに談笑していて、入ってきた僕には目もくれなかった。(ただ単に、気づいていなかったのかもしれない)
 唯一、ゆりな先生だけが僕の来訪に気づき一瞬会話を中断したが、カモフラージュのためかもう少しばかり会話を続けたあと、ようやく僕に声を掛けてきた。
――彼女たちも、まさかこんな僕がゆりな先生の「セフレ」だとは知るまい。
 彼女たちは、自分たちの「お茶会」が中断されたことを怪訝に思いつつ、その原因となった僕の方を見た。僕は目線を外し、その圧力に耐えた。

 ゆりな先生はそんな僕に優しく、自分の欲求不満を自覚したかのように甘い声で僕に訊ねつつ、やがて教師としての「本分」を盾にして、女子生徒たちを保健室から押し出した。彼女たちの恨むような、妬むような、僕に向けられた視線は忘れることができない。

 そして、いよいよ「調教の段階」に及ぶにあたって――、ゆりな先生はとんでもない「醜態」を披露してくれた。

 僕は最初、ゆりな先生の「パンティーの汚れ具合」を指摘した。加虐的に、それによってゆりな先生が「恥ずかしがる」ことをわかって、言葉攻めをした。だけどそれと共に、ゆりな先生のパンティーが「汚れている理由」に興味が湧かなかったわけでもない。
――ゆりな先生がこんなにパンティーを汚しているなんて…。
 大人なのに。いや、物心ついた子供でさえ、これほどまでに下着を汚したりはしない。しかもそれが大人ならでは、女性ならではの「シミ」であるならまだしも(僕が現れたことで「体」が反応してしまったのだとしたら仕方ない)、ゆりな先生のパンティーを汚していたのは「うんち」だった。
 ゆりな先生はパンティーにばっちりと、くっきりと「うんすじ」を付けていた。尻の割れ目に食い込んだTバックのラインのその内側、そこに別の「茶色い」ラインを描いていた。
 ただ洗濯しただけでは取れないような、頑固な汚れ。乾いてカピカピになったものと、付着いてからまだあまり時間が経っていないのか、未だ濡れてヌチャヌチャとしたものが共存している。
 好奇心に駆られた僕は、ゆりな先生の作った「うんすじ」に指で触ってみた。当然のように「茶色い物体」が指に付着する。その指を自分の鼻に近づけ、臭いを嗅いでみる。

 思わずむせ返りそうなほどの、強烈な臭い。パンティーの中で熟成された「うんち」の臭いは、本能的な嫌悪を覚えさせた。
 普段は良い匂いのするゆりな先生の体から、こんな刺激臭を発する「物体」が生み出されるなんて――。当たり前といえば、当たり前なのだが。
 誰だって排泄はする。狂信的なアイドルファンじゃあるまいし、まさか「ゆりな先生はうんちなんてしない」と思い込んでいたわけではない。
 けれど、アイドルのその姿を目撃することがないように、本来隠されていて当たり前であるその行為を、生み出された「物体」を確認する機会なんて、そうそう訪れるものではない。
 それなのに、ゆりな先生は「排泄姿」こそ見せてはいないが、むしろそれより恥ずかしい失敗であり失態による「結果」を僕に見せてしまっている。それがとても不思議なことのように思えた。

 そして、ゆりな先生の「失態」はそれだけに留まらなかった。
 僕がいよいよ行為に及ぼうと、ベッドにゆりな先生を連れていこうとしていたところ、ゆりな先生は恥ずかしそうに、ある「お願い」をしてきた。
「ちょっとお手洗い行ってきて良いかな?」
 ゆりな先生は尿意を催したらしい。下腹部を抑えながら、申し訳なさそうに言う彼女の姿に、僕は少しばかり加虐心を刺激された。
「行かせると思いますか?」
 意地悪く、僕は彼女の申し出を拒否する。
「その…今日はお腹の調子が悪くって」
 ゆりな先生は困ったような顔をしている。そして、彼女が催していたのは尿意ではなく、「便意」だということを知った。
 数分前の光景が頭をよぎる。ゆりな先生のパンティー、そこに付着した「うんすじ」と目の前で苦しむ彼女の姿とが重なり合う。そこでさらに加虐心を増幅された。

 最初はほんの意地悪のつもりだった。ただ、ゆりな先生を困らせてやろうと、もう少しだけ苦しめてやろうと、そんな軽はずみな気持ちだった。本当に限界なら僕の拒否を振り切ってでも自らトイレに駆け込むだろうし、僕が許可しないからといって行けないわけじゃあるまい。
 だから僕は、まさかこの後「あんな事」になるなんて思いもせず、想像なんてするはずもなく、ゆりな先生にフェラチオをさせた。その行為自体は初めてものではなかった。これまで何度も、むしろ毎回彼女は自ら進んで嬉しそうに、僕のペニスを咥えてくれた。
 それでも今回ばかりは事情が違っているらしく、いつもは焦らすようにまずペロペロとペニスに舌を這わせてから、それから満を持して口に含んでくれる彼女は、早速僕のペニスを咥え、最初から全力で搾り取りに掛かった。
 僕が「射精」をトイレへの「切符」に指定したのだから仕方ないことだが、そんなゆりな先生の哀れで、どこか愛おしささえ感じさせる必死な姿に、僕はいつも以上に早く達してしまいそうだった。
 このままでは僕のほうが「お漏らし」してしまう。若さゆえに「回復」は早いとはいえ、せっかく数日間溜め込んだ精液なのだ。どうせなら一発目は、ゆりな先生の中に発射したい。

 僕はゆりな先生のトイレを許可することにした。
 彼女は本当に限界が近かったのだろう。緩慢な動作で立ちあがり、急ぎたいけど慌てるわけにはいかないという絶妙な葛藤の中で、保健室の出口へと向かった。
 その様子を見て、僕の中に「悪戯心」が再び芽生えた。
 僕はゆりな先生の背中を軽く押した。
「もう~!やめてよ」といつも通りの可愛らしい反応が返ってくるのを期待した。けれど彼女の反応は、僕の思いもよらぬ下品なものだった。
 ゆりな先生は「おなら」をしたのだ。
 もちろん、これまでゆりな先生の「おなら」を聞いたことなどなかった。挿入の際、膣に空気が入ってしまって音が出る、いわゆる「マン屁」なら何度かあるが、それでさえ彼女はとても恥ずかしそうにしていた。
 だが、今彼女がしたのはヴァギナからもたらされる疑似的なそれではなく、アナルから放たれた「本物」だった。そして、当然そこには「臭い」が含まれている。
「微かな硫黄臭」というのが典型的なおならのそれだが、ゆりな先生の放ったおならはより直接的な香りがして、「本体」がもうすぐそこまで迫っていることを表していた。

 ゆりな先生は肛門では雄弁に語りつつも、口では何も言わなかった。ただ、尻を抑えその場に立ちすくんでいる。僕はとても悪いことをしてしまった気分になった。
 そろそろ、本当にゆりな先生を解放してあげよう。僕はこれ以上邪魔はするまい、と心に誓った。
 だが、ようやく何とか出口までたどり着いた彼女の後ろ姿を見て、僕の中である「葛藤」が生まれた。よくアニメなんかで「天使」と「悪魔」がささやく、例のアレだ。
 僕の中の天使は言う。
「ゆりな先生が可哀そうでしょ?もう邪魔はしないであげてください」
 と。
 僕の中の悪魔は言う。
「もっと、ゆりな先生を苦しめてやろうぜ?」
 と。
 僕の心の声は訊ねる。
「いいのか?このままだとゆりな先生は、トイレに行ってしまうぞ?」
 こんな機会は二度と訪れないかもしれない。ゆりな先生の「うんすじパンティー」が再び脳裏をよぎる。彼女のアナルから「うんち」が排泄される、そんな想像が浮かぶ。
「そうです。○○くんのために言っているのです」
 僕の中の、僕にだけ優しい天使が言う。ゆりな先生のトイレを阻止せよ、と命令する。
 僕は駆けだした。ゆりな先生の背中に追いつき、しゃがみこんだ。
 ゆりな先生は、ドアに手を掛けたところだった。それによって守りの薄くなった尻に顔をうずめる。

 彼女は必死で抵抗した。その体は小刻みに震えていた。もう本当に限界なのだろう。不可抗力、緊急回避的に彼女は「おなら」を放った。その臭気を顔に浴びつつも、僕の固い決意は揺るがなかった。そして――、

 ゆりな先生はついに決壊した。

 下品な音と共に、ゆりな先生の尻が膨らむ。その様子を僕は間近の「特等席」で見ていた。面積の少ないTバックでは到底収まらず、ゆりな先生の「うんち」はパンティーからはみ出し、床にボトリと落ちた。
 ついに僕は、これまで決して目にすることのなかったゆりな先生の一面を目撃した。ゆりな先生の体から生み出された「うんち」は、予想以上に巨大で想像以上に臭かった。

 僕はゆりな先生の尻を拭いてやり、後片付けを済ませ、それからいつも通り彼女を抱いた。そのセックスはこれまでのどんなセックスよりも、僕に興奮をもたらせた。僕はゆりな先生の柔らかい体を抱き寄せながら、ついさっき彼女が出したもの、その光景に思いを馳せていた。

 僕とゆりな先生との関係が変わり始めたのは、あるいは僕が自分の「特殊な性癖」を自覚し始めたのは、思えばその時がきっかけだったのかもしれない。
 授業中、休み時間、家に帰ってから、ふとした瞬間に浮かぶのはいつもゆりな先生の「お漏らし姿」だった。ゆりな先生の出した「汚物」、それ自体とそれを排泄してしまった彼女自身に僕はたまらない興奮を覚え、何度か抜いた。

 そして、どうやらゆりな先生にも「その気(け)」があったらしい。僕たちの関係はいつの間にか、生徒と教師という立場を越えた単なる「セックスパートナー」ではなく、人に理解されない「性癖」を共有できる数少ない「特別な関係」になった。
 僕がそれをはっきりと自覚し、お互いに確認し合えたのは、保健室での次の逢瀬の時だった。僕たちは後処理のことさえ考えず、自分たちの欲望を解放し合った。
 そんな「体験」を経て、僕は次にゆりな先生をどんな恥ずかしい目に合わせるか、排泄ありきで色々と夢想するようになった。

 たとえば、ゆりな先生に顔の上に跨ってもらって、その場で排泄してもらうのはどうだろう?さすがに抵抗があったが、湧き出るアドレナリンが超流動を起こしてくれるはずだ。けれど、それだとむしろ僕の方が「調教」されていることにならないだろうか?
 ゆりな先生に「オムツ」を履かせるというのも良い。大人であるはずの彼女に、幼児の格好をしてもらって、そのまま排便ないしは排尿させるのだ。うん、これならまさに「調教」にふさわしい、僕は次の逢瀬までに「オムツ」を用意しなくては――。
 そんな風に、僕の中で次々とアイデアが浮かんでくる。それを実行する期待と興奮による「シミュレーション」で、僕はまた何度か抜いた。

 それなのに。
 堪らない羞恥に耐え薬局で「幼児用オムツ」を買い、なんとかバレないように学校鞄にそれを忍ばせ、期待に胸を膨らませつつ、欲望に股間を膨らませつつ、保健室を訪れた僕は、ゆりな先生は冷たくあしらったのだ。
 まるで、僕らの逢瀬に割り込んできた生徒を追い返したときみたく(その時僕は「そうまでして僕とセックスがしたいのか」と優越感を覚えた)、教師という絶対的立場を取って、さも僕との行為に興味なんてないというように、ただの教師と生徒との関係だとでも言うように、僕に教室に戻って授業を受けるよう強○した。そんなことは初めてだった。

 僕は最初、それも何かしらの「プレイ」の一環なのだと思った。僕が考えてきたように、ゆりな先生自身も自ら考え、それを実行しているのだと。
 だが、彼女の言葉には何かしら、僕にそれ以上踏み込ませないという響きが含まれていた。彼女のプレイに乗っかりつつも「調教する者」と「調教される者」としての立場を分からせるべき言葉に対しても、彼女は無反応でただ「良いから早く教室に戻りなさい」と、僕に有無を言わせぬ態度を取った。
 僕はゆりな先生の本心が読めなかった。本当に僕との逢瀬を拒絶しているのか、それとも何かしら僕の誘いに乗れない「理由」があるのか。

 まず考えたのは、その日ゆりな先生が「女の子の日」であったという可能性だ。だがそれでもこれまでのゆりな先生なら、挿入はできない代わりに手と口といやらしい言葉とで、僕を射精に導いてくれたはずだ。そして、ベッドで寝落ちする僕に「ごめんね○○くん、次こそはいっぱい私の中に出してね」と優しく声を掛けてくれたはずだ。
 次に考えたのは、ゆりな先生が僕を嫌いになったという可能性だ。その可能性がないとは言い切れない。けれど、この前に会った時は何ら変わりはなかった。むしろ、激しく変態的なプレイに彼女自身もノリノリで、僕らの関係性はより強まった気さえする。けれど、もしかしたら本当はああいったプレイに抵抗を覚え、それによって僕に対して拒絶と軽蔑を覚えたのかもしれない。この可能性については、とりあえず保留としておく。
 そして最後に考えたのは、ゆりな先生に僕とは違う「パートナー」が見つかったという可能性だ。彼女は大人の女性であり、それこそ子供の僕では知り得ない彼女の交友関係、たとえば「合コン」なんかで、次なるパートナーに巡り合ったのかもしれない。僕みたいな暫定的、期間限定的な相手ではなく、真に心を許し分かり合えるそんな相手が見つかったのかもしれない。確かに「性癖」という面では、僕とゆりな先生の相性はばっちりだろう。けれど彼女だって大人であり、将来の永続的な「伴侶」を求めていないはずはない。少し早いかもしれないが、そろそろ「結婚」というものについて、ゆりな先生が考えていてもおかしくはない。だから単なる「遊び」であり、一時的な「気まぐれ」である僕を切ったのだ。それこそが、最も考えられる現実的な可能性だった。

 廊下ですれ違う時も、ゆりな先生は僕に他の生徒に向けるものと違った視線を送ってくれることはなく、むしろ僕を避けるように振舞った。気まずそうに、足早に僕の前から過ぎ去っていった。
――いったい僕が何をしたというのだ。
 そんなゆりな先生の態度に、僕は段々と怒りにも似た不満を感じ始めていた。
――誰がお前を調教したと思っているんだ!
 僕は「調教者」として出るとこに出て行き、顔も知らない架空の相手に向かって、これまでのゆりな先生の失態と痴態とその変態性を暴露してやりたかった。だが、相手は当然「大人」だろうし、臆病で非力な僕に太刀打ちなどできるはずもなかった。

 そんな不満と苛立ちを感じていた僕に、それにさえ気づかない様子でのうのうと過ごしていたゆりな先生に、再びある変化が訪れた――。
 ゆりな先生と廊下で出くわす。僕は気まずさを感じつつ、それをやり過ごそうとする。チラと窺ったゆりな先生の表情にもやはり、気まずさのようなものは表れていた。僕は彼女を無視することにする。顔を伏せたまま無言で、その場を足早に通り過ぎようとした。当然彼女もそうするだろうと思っていたところ、なんと彼女は僕の前で立ちどまり、
「○○くん、こんにちわ」
 と、僕の名前を呼び、僕に向けて挨拶をしてきた。僕は戸惑いながらも、体に染みついた挨拶を返した。
 その声音はいつもの――これまでのゆりな先生から僕に向けられたもので、僕を一生徒としてではなく、「パートナー」として対等に扱ってくれるものだった。
 それでも、僕は一抹の不安を拭えなかった。もしかすると、あくまで「教師と生徒」として彼女は一生徒である僕に説教するべく立ちどまったのかもしれなかった。僕は疑惑と畏怖、不満と微かな期待を込めて、ゆりな先生の顔を仰ぎ見た。
 ゆりな先生は微笑んでいた。まるで僕のこれまでの疑惑と不満を帳消しにするみたいに、僕に向けて優しく微笑んでいた。その表情には、確かな「いやらしさ」さえ感じる。
「また保健室に来てね、待ってるから」
 と言っているように。僕は彼女の表情からそれを悟った。
 だが次の瞬間、ゆりな先生は苦しそうな顔を浮かべた。何かに葛藤しているような、あるいは全てを達観しているような、そんな表情だった。
 気のせいとも思えるような、微かな「音」が聴こえた。だが、その正体が何であるのか、騒がしい昼休みの廊下では突き止めようもなかった。
 そして次の瞬間、ゆりな先生はその場でしゃがみ込んだ。僕は咄嗟に、彼女の体を支える。久しぶりに触れたゆりな先生の体は柔らかく、確かな熱を帯びていた。
「大丈夫ですか?水野先生!」
 僕は本来生徒がそうするべく、上の名前で教師の名を呼んだ。
 彼女は「立ち眩みがしただけ」と答えた。だが、彼女が貧血気味などとは聞いたことがなかった。

 もしかすると、ゆりな先生は「重大な秘密」を僕に隠しているのかもしれない。そんな新たな「可能性」がよぎる。たとえば彼女の体は「重篤な病」に侵されていて、だから僕をあえて拒絶したのだ、と。
 だとしたら僕は――。これまで抱いていた勝手な想像や可能性、それに対する不満や怒りが消え去っていくのを感じた。ゆりな先生の抱える「問題」があるのなら、それを「二人」で解決していこうと。あるいは僕にできることなど何もないかもしれない。それでも、ずっと側にいて支えてあげるくらいのことはできる。
 僕は決意した。その後に彼女が僕の厚意を無下にするような言葉を吐いたのも、あるいは自分の「弱さ」を隠すためのものであったのかもしれない。
 僕は「生徒」としての自分の行動を謝罪しながらも、「男」としての覚悟を決めていた。

 去り行くゆりな先生の後ろ姿は、それだけだと「健康」そのものに見えた。そして、男のサガなのか、こんな時でもついゆりな先生の「尻」を見てしまう。
 ゆりな先生の尻は、いつも以上に大きく膨らんで見えた――。



 続く――。

 次回、最終話(近日公開)。ゆりな先生の「最大の羞恥」が見れます。
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おかず味噌 2020/02/28 00:18

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おかず味噌 2020/02/28 00:17

お漏らし教師 第十話「オムツ教師 装着編」

「ちゃんと履いてきまちたか?」
「ゆりなちゃん」と生徒に言われる。「ゆりな先生」と呼ばれることを、あくまで教師としては注意してきたが、比較的年齢の近い彼女たちから親しみを込めてそう呼ばれることは、それほど悪い気のするものではなかったし、「教師と生徒」という関係性よりむしろ「先輩と後輩」のような、少し年上の「お姉さん」として扱われているみたいで、内心心地よくもあった。
 けれど、今彼女たちは私のことを「ゆりなちゃん」と呼んでいる。もはや敬称さえ付けられず、代わりに幼子を呼ぶときみたく、下の名前に「ちゃん付け」されている。
 そして、私に語り掛けるその口調もまた、「赤ちゃん」をあやす時のような、自分より遥かに年齢的に劣った、知性もまだ発展途上であるかのような、ある種の「可愛がり」でありつつも、その反面では「バカにした」ようなものだった。
 だがそれも、今の私の「格好」からすれば仕方のないことなのかもしれない。

私は「オムツ」を履いていた。

 もちろん、自らすすんで履いているわけではない。生徒たちに強○的に「履かされて」いるのだ。
「めっちゃ似合う~!!」
 彼女たちは愉しそうに言う。
「先生、お尻がおっきいから入るか心配だったけど、『Lサイズ』にしといて正解だったわ~」
 このオムツは生徒の一人が買ってきたものだ。「先生」とごく普通に呼んでいるところを聞くと、彼女たちの中での私の「赤ちゃん設定」はまだ曖昧なものであるらしい。だからこそ、彼女たちが加虐と軽蔑をこめて、「意地悪」で私をそう扱っているのだということが分かる。

「いい歳して『お漏らし』ばっかしちゃうんだから、しょうがないですよね~?」
「いい歳して」、私は赤ちゃんではなかったのか?彼女たちの気分次第で「大人」として扱ったり、「子供」として扱ってみたり、実にいい加減なものだ。
「これでもう、お漏らししちゃっても大丈夫でちゅね~?」
 再び「赤ちゃん設定」。彼女たちは笑っている。
「これからは毎日、それで学校に来てくださいね?」
 でないと――。彼女はスマホの画面をチラつかせる。そこには、私の痴態の数々が保存されている。「生徒たちの排泄物を全身に浴びながら、ダブルピースする姿」、「太くて固い、便秘うんちをひり出している姿(やや控えめなピースサイン)」、「生徒用の体操服を着て、うんちをお漏らしする姿(ハーフパンツの尻部分が大きく膨らんでいる)」など。
 あれから幾度となく生徒に呼び出され(というより、彼女たちの方から保健室にやってきた)、彼女たちのその場の思い付きで数々の痴態を演じさせられ、その姿を写真や動画に収められた。
 私はもう、どうあがいたって彼女たちに逆らうことができず、生徒たちの「言いなり」だった。
 今日の「これ」も、膨大なメモリアルの中のほんの一つに過ぎない。

 彼女たちはいつも通り、ニヤニヤと薄気味悪い笑みを浮かべながら、早朝の保健室にやってきた。(彼女たちが保健室を訪れるのは決まって、始業前か放課後だった)
「先生に『お土産』持ってきたよ~!!」
 それが「美味しい名産品」や「各地の記念品」であるはずもなく、私が訝しんでいると――、
「とりあえず、下脱ごっか?」
 当然の如く、提案される。だが、それが「命令」であることは言うまでもない。私はスカートを下ろし、自前のパンティーを脱いだ。
「今日はTバックじゃないんだね~」
 生徒は少し驚いたように言う。
――知ってる癖に。
 私は心の中で微かな反抗を試みる。誰あろう目の前の生徒たちによって、私は「Tバック禁止令」を発令されているのだ。

「先生、『うんすじ』付けるからTバックは禁止ね!」
 それも、ある日の彼女たちのほんの気まぐれによる「思いつき」だった。私は穿いていたパンティーを脱がされ、その「汚れ具合」をチェックされた。
「うわっ汚な!!見て見て」
 私の下着を取り上げた生徒は大声で騒ぎ立て、それを友人たちに見せて回る。
「どうして、こんなに汚れるんですか!?」
「ちゃんとトイレ行ったあと、拭いてるんですか?」
 次々と罵声と嘲笑が浴びせられる。私はじっとそれに耐え、歯を食いしばる他なかった。
――私だって、別に好きで汚しているわけじゃない。
 そんな声が、喉まで出かかった。

 確かに一時期の私は、自ら望んでパンティーを汚していた。それこそ彼女たちの指摘するように、トイレで「大」や「小」をした後拭かずそのままパンティーを穿き、肛門に付いた「それ」がヌチャと潰れる感覚を味わい、興奮していた。
 けれど、今は違う。
 毎日のように保健室に押しかけられ、その度に排泄行為や自慰行為を強○される。その過程で、彼女たちは当たり前のように私のパンティーを目にする。そして、「汚れ」を指摘される。
 だから私は今では、これまで以上に入念に尻を拭くように努め、肛門をパンティーを清浄に保とうと心掛けていた。それなのに――、

 どうしたって「うんすじ」が付いてしまう。トイレで、擦れて血が出そうになるくらい何度も何度も、便器の中がペーパーで溢れてしまうほどに肛門を拭いても。雑務の最中にふと気になって、服の上から尻の割れ目を指でなぞってみると、指に「うんち」の臭いが付き。「まさか」と思って、今度は直接パンティーの中に手を入れて、肛門付近に恐る恐る指を当ててみると、指にはたっぷり「うんち」が付いていた。
 どうしてだろう。あるいは「アナルオナニー」をし過ぎたせいで、括約筋がガバガバに緩んでしまったのか、それとも何度も「お漏らし」をしたせいで、もはや私の意思とは関係なく常に肛門が「発射体勢」を整えてしまうようになったのか。分からない。
 それでも私は○○くんからの調教の「証」であり、数少ない「絆」であるTバックを穿き続けた。だが、それもつい先日、彼女たちの「思いつき」によって封じられてしまった。

――ごめんね、○○くん。
 あなたとの「契約」を守れなくて。私は心の中で詫びる。全てを彼女たちの前にさらけ出してしまった私にとって、唯一「秘密」を守れているのは「彼との関係」だった。そして、それは何としても死守しなければならない事だった。でなければ、非道な彼女たちの毒牙が彼にまで及び、彼まで彼女たちの「玩具」にされてしまうかもしれない。
「じゃあ、これから二人には『公開セックス』をしてもらいま~す!」
 そんな彼女たちの「思いつき」が目に浮かぶ。○○くんは、私の前でこそ強引で男らしく振舞うけれど、きっとクラスの中では大人しく、比較的目立たないほうであるはずだ。そんな彼が、スクールカーストの割と上位のほうである彼女たちに責められれば、きっとすぐにメッキが剥がれ、私と同じく「奴○」になってしまうことだろう。
――それだけは何としても避けなければ。
 だから私は恋人の存在や、想い人の有無を訊かれても、頑なに口をつぐんできた。
「先生、もしかして処女なんじゃない?」
 そんな邪推をされたことだってある。その時ばかりはさすがに私も「違う」と答えた。けれど、彼女たちの興味は私の処女性にあったのではなく、
「あ、違うか」
 彼女はあっさりと前言を撤回し、
「だって、この前姦通は済ましたもんね~」
「姦通」なんて難しい単語を彼女が知っていたことは、ひとまず置いておくとして。私は「まさか、彼との関係がついにバレたのか?」とヒヤヒヤしたが、彼女の言わんとすることは別のことであるらしく、
「この前、加奈の『うんち』に処女を奪われましたもんね~」
 生徒たちの爆笑に包まれる。
「『うんち』に処女を捧げたってヤバくない!?」
 彼女は尚も、誤解を言い換える。
「ヤバッ!待って、お腹苦しい~!うんち漏れる~!」
 生徒の一人は言葉通り、腹を抱えて笑っている。しかも、その「うんち」を出した当人であることを逆手に取った、皮肉を交えながら。

「違うわよ!!」
 羞恥とあらぬ誤解に耐えきれなくなって発した、想像以上に大きく響いた自分の声に驚く。それによって、生徒たちの嘲笑も一時的に中断される。
 私の「処女喪失」は淡き日の思い出であり、今となってはその相手にどんな感慨も抱いてはいないが、それでも私にとって大切な「青春の一ページ」である。それを嘲笑と下らない発想によって踏みにじられ、あろうことか「排泄物」によって塗り潰されることに我慢がならなかった。
 私は怒りを込めて、生徒たちを睨んだ。「大人」の本気の怒りに、「子供」である生徒たちは一瞬ひるんだように見えた。だが、すぐに立場を取り戻される。
――バチン!
 生徒が私の頬をぶった。衝撃はかなりのものだったが、痛みはそれほどでもなかった。それでも私は、その一撃によって「自分の立場」を再認識させられる。
「『うんち』が大好きなド変態の癖に!!」
 私に貼られたそのレッテルはある種真実であり、だからこそ私に反論の言葉は用意できなかった。
「そんなに好きなら、もう一回ヤッてあげるわよ!」

 その日の「お仕置きメニュー」は言うまでもなく、彼女自身によって造られ生み出された「老廃物」との乱交だった。
 私はまたも、女性として「最も大事な部分」に「最も汚いもの」を突っこまれ、その屈辱と不快感からもたらせられる快感によって、絶頂を迎えさせられた――。


「ちゃんとトイレに行きたい時は、言うんでちゅよ?」
 オムツを履いた(履かされた)私に向かって、言う。
「あ、でもオムツ履いてるんだから、別にいいのか」
 彼女は自分で勝手に納得する。
「あの…」
 私は小声で申し出る。
「トイレに行ってもいいですか?」
 その申し出が受け入れられるはずがないと分かっていながらも、一縷の望みと彼女の気まぐれに賭けるしかなかった。

 私はもう限界だった。
 彼女たちは私に「オムツ」を履かせる直前、私に浣腸を施した。冷たい異物が肛門から腸内に差し込まれる感覚。自分では幾度となく経験していることだが、他人にされるとなると何度されたって慣れるものではない。
 効き目はすぐに表れ、彼女たちの加虐に耐える中、私は自分自身とも闘っていた。
「それにしても無様な姿ですね~、赤ちゃん先生♪」
 彼女はあくまで、私の必死の懇願など耳には入らず、その全てを無視すると決めた様子で、私の新たなる「呼称」を思いついたようだ。
「あの…もう本当に限界で…」
 私は呟く。ただ、それだけしか出来なかった。

――ムリュムリュ…
 くぐもった音が響く。厚手の生地によって阻まれ、「排泄音」は制限された。だが、オムツの中に生み出され広がる「感触」によって、私は「決壊」を感じる。
 微かな温もり。尻に「重さ」を感じた。そして、それが自分の「お漏らし」によってもたらせられたものだと知るのに、時間は掛からなかった。
「うわ~!ゆりなちゃん、またお漏らししてる!!」
 生徒の意外そうな、けれど意外とも思えない声が響く。
「我慢できなかったの?『大人』なのに、しょうがないわね~」
 いい加減「子供」か「大人」なのか、はっきりしてもらいたいところだ。だが、オムツに脱糞お漏らししてしまった私が強く言えるはずもない。
 もうこうなったら――、

――ジョロロ~!!
 私はオムツの中に、尿意までも解放した。中がじんわりと温かくなり、水流がほどばしるが、さすがは現代の発明品、すぐに吸水される。
 さらに重くなった「下着」に、私はある種の愛着を覚える。私の全てを受け止め、受け入れてくれる存在。それを履いていることに、私は確かな安心感を覚える。

「たっぷり出まちたか?」
 彼女は私の排泄姿(傍目ではそれと分からない)の一部始終を目撃し、その感想を訊いてくる。
「うん、いっぱい出たよ」
「ママ」と語尾に付けなかっただけ立派なものだ。私はすっかり、体ばかり大きく、言語を介する「赤ちゃん」だった。
「じゃあ、キレイキレイしないとね」
 母性を感じさせる口調で、生徒が言う。彼女は私をベッドに連れて行き、仰向けに寝かせて、それからオムツのジッパーを外した。

 元々は白かったはずのオムツに、特大の「大人うんち」が乗っかっている。「おしっこ」の方は素材に完全に吸収されつつも、そこに「黄色い」染みを残し、「うんち」も水分を奪われ、固く凝縮されている。
「うわ~クサッ!!」
 本来赤ちゃんの粗相に向けられるはずのない暴言に、赤ちゃんは感じるはずもない羞恥によって股間が熱くなる。興奮のためか果てない自棄のためか、ついに私は理性を無くし、完全に知性のない「赤ちゃん」として振舞う。

「ママ、まだ出そうでちゅ!!」
 私は宣言する。あくまで人語で、はっきりとした意思を持って。
「うんち、止まらないでちゅ!!いっぱい出ちゃいまちゅ!!」
 そして、私は自らの意思で、肛門に力を込めた。
――ブシュ~!!
 私は脱糞した。けれど、その多くは水気を多分に含んだ「緩い」ものだった。いわゆる「下痢」だ。

 私は下痢を排泄した。緩んだ肛門からそれは、抵抗なく発射されてゆく――。
「あらら、ゆりなちゃん下痢しちゃって…」
 ママ(?)の声が聞こえる。彼女は心配してくれているのだろうか、それとも――。
「いっぱい下痢便出るわね~」
 ママ(?)は感心している。
「これじゃ、ゆりなちゃんじゃなくて『げりなちゃん』ね!」
 私はまたしても違う「汚名」を襲名する。私の名前を文字った、けれど今の私にぴったりな名前だった。

 私はしばらく排泄を続けた。自分の本能の赴くまま、理性を無くし、知性を隠して――。

「後始末は自分でやって下さいよ?」
「赤ちゃんごっこ」にも飽きたのか、ごく冷静な声で彼女は告げる。遊び道具に飽きた子供が、残酷に玩具を見捨てるみたいに。
「あと、約束通り『オムツ』は継続で!」
 思い出したように彼女は言う。私がいつ約束したというのだ?けれど、従う他ない。

 そうして、彼女たちの「本日の調教」は終わりを迎えた。けれど私には、行為の後始末と保健室の原状回復が残されたままだった。
 私は「早く片づけをしないと」という焦燥に駆られつつも、しばらくはそのままで、赤ちゃんに成り下がった自分の未成熟マ〇コを激しく弄り続けていた――。



続く――

なぜ「ゆりな先生」が生徒にオムツを履かされ、どのようにして壊れ、墜落していったのか?
これまでの展開が見たい方は↓

(お漏らし教師 第一話「恥ずかしい失敗」)どなたでも
https://ci-en.dlsite.com/creator/5196/article/203132
(お漏らし教師 第二話「もう一度『お漏らし』を…」)有料フォロワー様限定
https://ci-en.dlsite.com/creator/5196/article/203326

さらに、物語はいよいよ最終局面へ――

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おかず味噌 2020/02/25 00:15

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