『みのりの超乳化記録』の制作裏話的なヤツ

お疲れ様です。お世話になっております。滑空モグラです。

先日頒布を開始致しました新作超乳漫画『みのりの超乳化記録』ですが、取り敢えずのところ初動期間では25％オフクーポンの効果もあってか、結構な方に手に取って頂けているようで、筆者としてはほっと胸をなでおろしているところです。
いえね、18禁ダウンロード同人に於いては、有名作家のサークル以外だと、漫画という表現媒体はCG集よりも手に取って頂きにくいという統計もあるので、久しぶりに作品を漫画で出した筆者としては、「今回は普段よりも大幅に頒布数は下がるかもなぁ」と思っていたところなのです。どうやら杞憂となったようで本当に良かった……。
拙作を手に取って頂いた皆様、本当にありがとうございます！ 大変嬉しく思っております！

【新作超乳漫画『みのりの超乳化記録』頒布ページ】

◆DLsite様
↓画像クリックで販売ページに飛びます。

◆FANZA同人様
みのりの超乳化記録 ～俺のためにおっぱい大きくしてくれる彼女～ -FANZA同人

新作が多くの方に届いていっているという事ですので、気を良くして本日は、今回の作品を制作するに当たっての裏話的な話をひとつ、しようと思います。

今年の7月、筆者の住んでいる生活園内にある映画館で、『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』というアニメ映画の、1週間限定リバイバル上映が行われたんですよ。この作品は昨年公開の映画なのですが、筆者は10回以上この映画を観る為に劇場に足を運びました。
内容についてはここでは語りませんが、「過去のすべてを燃料にして、次へ進めッ！」というような事を言っている作品なので、この作品を浴びると異様に創作意欲が湧いてくるのです。あまつさえ筆者は、このリバイバル上映期間中に3回も観に行っているので、創作意欲はうなぎ上り的に上昇していったのでした。

時を同じくして、同じく7月。NHK Eテレにて、『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』という5分尺の空想特撮作品が、平日深夜に2週間・全10話で放送されました。
作品内容についてはここでは詳しく語りませんが、「でたらめをやってごらん」、「自分の歌を歌えばいいんだよ」、「真剣に、命がけで遊べ」、「うまくあるな、きれいであるな、ここちよくあるな」……など、芸術家・岡本太郎の言葉と、それを体現した作品内容に、筆者は『劇場版スタァライト』で高まっていた創作意欲を更に刺激されてしまったのでした。

筆者はその時CG集の制作準備を行っていたのですが、上記両作品の熱量にあてられて、無性に「漫画作品が描きてぇッ！！」という衝動が沸き起こったのでした。そして、気付いたら制作準備途中だったCG集の作業を一旦中断して、『みのりの超乳化記録』のネームに取り掛かっていたのでした。
……いやまぁ、なんかそう書くと「衝動的に描き始めた」みたいな感じに聞こえると思うんですが（実際そうですけれども）、実際には冷静に色々と検討してから描き始めてはいるんですよね。

まずは「漫画を描きたい」という事から企画を始め、CG集では無く漫画という媒体で描くのであれば、漫画という媒体の強みが活かせる作品の方が良いのではないか、という考えの元、「改造や魔法のような瞬間的な膨乳」ではなく、「ある程度の期間でおっぱいが大きくなっていく」という作品を描くことにしました。超乳化によって少しずつ変化していく日常生活をメインに描いていくことが決まった訳です。
制作開始当初は中断したCG集の制作も見据えて、「比較的短い尺で」という事を念頭に18ページという尺を決め、作中の期間を約半年と設定して組んでいったのですが、ネームが完成した時に、「なんか物足りないし、エッチシーンが少ないというのはエロ同人としてどうなんだろう？」と思ってしまい、そのまま後日談だのメッセージアプリでのやりとりだのを加えることになっていきました。
そういこうしているうちに8月に突入し、Twitterなんかでネームの一部を公開して遊んでいると、結構海外の方の反応がありました。「需要があるんだったら英語版も作っちゃおうかな～？」みたいなことを書いていると、アメリカ在住のフォロワーであるKrozさんが「もし英語版を作成するんだったら手伝うぜ！」というDMをくださったという経緯で、英語版の作成が決定したんですね。英語版を作成するにしても筆者の英語力はそこまで高くないので、機械翻訳をベースにいじった感じになるだろうと思ったのですが、Krozさんのお力を借りて、しっかりとした英語版を作成することが出来ました。

そうして漸く先日、完成したということになります。
いやぁ、7月から大体半年ですか。当初は2，3ヶ月くらいの制作期間を考えており、9月末頃には完成するだろうと踏んでいたのですが、結構時間がかかってしまいました。半分は、仕事が忙しかったせいだと思うのですが、やっぱりフルカラーの漫画を描くのは時間がかかりますねぇ。もうちょっと工数の少ない塗り方でやれば良かったのかも知れませんが、馬鹿正直にＣＧ集でやっている塗り方で描いちゃったので……（笑）。
次にフルカラー漫画を描く時は、もう少しその辺りを考えて描くようにしたいところです。

と、いった感じで、簡単ではありますが、『みのりの超乳化記録』の制作裏話的なお話でした。
エロ同人の裏事情を知ると「使いづらく」なるという話もあるので、本当はこういう事をあまり書かない方が良いのかも知れませんけど（笑）。
あ、「スタァライトとタローマンはいいぞ！」ということで、気になった方は是非両作品をご覧ください。特にタローマンの方は、12月2日に全話一挙再放送がNHKでありますし、良かったら是非その機会に！ 更に12月3日にはタローマン特番も放送されるそうですよ！

……取り敢えずこれから一週間くらいは、アニメを観たり映画を見に行ったりして、制作で溜まった疲れを取っていきたいと思います。仕事はあるけど！