ぶるがり屋 2016/10/11 04:25

先週の へうげもの 感想 2016年 10月第1週

あらすじ

 息子重嗣の陰謀も、その失敗も露見も知らない古田織部。
今も豊臣の色が徳川の世に残るよう奔走するが、そこに訪れる板倉勝重。


へうげもの(22) (モーニング KC)

山田芳裕
講談社
2016-06-23

感想

 福島正則の酒徳利の笄、意味が分からなくてモヤモヤします。
織部捕縛を伝えるのは地理的時系列的にも無理ですし、織部の反応的にもないでしょう。
豊臣を守る、豊臣の数寄を守ると言う意味かなぁ?
この頃にはもう最後の豊臣系大名だったと思うので、徳川の世での豊臣を継ぐような意味合いだと思うのですが…

 沢庵和尚の名は宮本武蔵と柳生十兵衛の物語で聞いていましたが、たくあんの語源の人も全員、同名の別人だと思ってました(笑
一応あり得なくは無いけど、宮本武蔵と知人なのは創作ですが、すべて同一人物だったのですね。
沢庵和尚 Wikipedia調べ!

 板倉勝重も高齢、かなりの重鎮の筈ですが、やはり戦国大名の雄、古田織部は大物です。
危険な空気を察知し、謀反の一報にも眉ひとつ動かさず、現状を問いただす。
数寄だけでなく、謀でもここまでの大人物になっていたのですね。
 徳川家康に伝えた、たとえ裏切られても裏切らない、誠は通じるのかな。
僅かながらの友情と、正義のために天下を治めようとする信念への信頼が、織部の想いなのだと。

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