先週のアニメ感想 水木分 20161221~22

響け！ユーフォニアム2 12話、競女!!!!!!!! 12話
のかんたん感想。
競女!!!!!!!!が最終回！

響け！ユーフォニアム2

　2期は久美子の、大好きで憧れて、ずっと追っていた姉との融和と別れ、姉離れと自立の物語だったのかな。
姉との確執があすか先輩を助ける結果となり、それがまた言えなかった素直な気持ちを姉に伝えられる。
皆、壁を超えて、痛くても望む道へ進んだこの2期、晴れ晴れしい心地です。

　あすか先輩と久美子の意欲、麗奈の意気にみぞれ先輩の気持ち。
この感情溢れる皆の演奏を聞きたかったのですが…
CM明けからの皆の憮然とした顔で結果が（笑
そっかー、こう来るかー。
　あすか先輩の、むき出しの個人の感情の詰まった演奏だけは聞きたかったものですが。
地方大会と、川岸の演奏にもう詰まっていたのかな。
麗奈の方は多分、これからも同じ感情が詰まった演奏を何度でも聞けると。
前回を凌ぐ濃厚で熱い演奏だったと思うのですが（笑

　今回は萌えポイント多かったー！
まずはリアルな書き込みだから生える身長差、みぞれ先輩と久美子やサファイアちゃんと後藤先輩の並び、好き。
久美子に心許したみぞれ先輩、出番いっぱいのメカクレーズ、2段告白も外れた麗奈を慰めるデカリボン先輩、
公衆の面前で誰憚ることなく告白する麗奈、吹きましたよ！(笑

　久美子は秀一にだけ、全く気を使ってなくて、気のおけない優しい幼馴染ですねぇ。
久美子も髪飾りもらって、姉へ素直に気持ちを伝える力の支えになったと思います。

　あすか先輩が心の壁が剥げ落ちて、報われて、涙が滲みました。
妬みも憎しみもあるけれど、3年生組はやっぱり仲良しなんだなぁ。
それでも恥ずかしくて、父の伝言に緩む顔を久美子に見せなかったあたりが可愛い。

　え、まだもう一話ある!?
そりゃーもっともっと見たいけど、コンクールも姉との問題も麗奈の恋も一応ひと段落してますし…
何やるのだろう？

競女!!!!!!!!

　熱ケツ！怪ケツ！大終ケツ！
いやもう、今回も最高に友情で熱血でアクションキレキレで、
最高に頭悪かったー！
大好き！

　原作も毎回感想書いてますが、アニメになってその魅力が凝縮、そしてアクロバットなアクションに人間の音じゃない効果音、声優さんの時に熱血、時に面白い語りで面白さ倍増でした。
　webラジオ企画から原作に必殺技が逆輸入されたのもまたメディアミックスの面白さ。
スタッフの愛に満ちていて微笑ましいですよ。

　怒涛のオモシロ技の連発の中で、記憶に残っていなかった声が付きキャラが掘り下げられたのも大きく、アニメ化のおかげで、
仲間思いの熱尻・火口さん、呪文が面白い精霊尻・黒霧さん、卒業写真でポーズキメキメな村田さん。
あと元々印象に残っていたマスクレディー・室町さんが作品中かなりのコミュ力高な常識人だったり（笑
大島優子が割と出番もセリフもあってちょっと嬉しかったです。

　そしてこの最終回、もう面白技にワードに効果音いっぱいの30分。
有り過ぎてずっと笑いっぱなしでしたが、やっぱり一番は
「貫け！うちの乳首！」でしょうか（笑

　3ヶ月、最高に熱くて面白くて頭が揺さぶられる12話、
ありがとうございました！

　EDカード、確かこの後のぞみを襲う試練のビーチくんですよね。
これまたヒドい絵をブチ混んできたなぁ！(笑
最後のプロ編キャラたちと同じく2期フラグだったらいいなぁ。

今週の へうげもの 感想 2016年 12月第4週

あらすじ

　激しく推移し、終わりに向かう大坂夏の陣の戦況。
ついに、古田織部の家族が縛につくが…

感想

　後藤又兵衛がもう死んだーッ!?
豊臣秀頼から脇差もらったばかりなのに…
農家に渡したのが、拝領の脇差なのかな？
　又兵衛も部下も、農家のご婦人も華が有るなぁ。
これも織部流に言わせれば、自分を貫く数奇なのでしょう。

　今年はここで大河ドラマとリンクした感じですね。
篤姫の時はわざと出番をずらしてたかのようでしたが（笑

　もう夏の陣も大詰めですが、時代の主役たち、徳川親子と豊臣母娘、真田信繁や伊達政宗を除くと、この物語のメインキャラたちの出番はもう終わりかな。
藤堂勢の中に小堀遠州は居ないようですし、上田宗箇の浅野勢は後方のようですし、細川忠興の出番が有るかどうか。
　ただ一人、織部の弟子たちの中で、
岩佐又兵衛は、滅びゆく大阪城で、何を見てしまうのかな…
本当に血なまぐさい生き死にの中に、美を見出すのか。

　板倉勝重の家族攻撃、やっぱり来てしまいましたか。
子供達は成人してますし織部の心は動かないだろうと思ってましたが、さすがに孫たちの身は大事でしたか。
そして、一番大事なおせんの身が人質に晒されれば…
でも話すことって無いのですよね。
　作ってるの、何だろう。
茶杓ではなさそうですが。

　今や織部の手を完全に離れた大坂の陣。
もう戦場も、豊徳合体の夢も遠く。
織部はどう動くのか、ここに至ってはもう動けないのではという気さえします。
　手を離れた重嗣の動きがまだ見えず、ドキドキが終わりません（笑

今週のアニメ感想 月火分 20161219~20

魔法少女育成計画 12話、聖闘士星矢 黄金魂 12話、プリパラ 127話、信長の忍び 12話
の感想ですよー。
魔法少女育成計画が最終回！

魔法少女育成計画

　運命の最終回。
今見ると、OPのスノーホワイトと手を繋ぐ先、キャラの立場、ラスボスと全て意味がわかる順番になっていますね。

　最初から最後まで、スイムスイムは純粋なままだったなぁ…
恐ろしいまでに。
　これからも残虐ゲームを続けるために、リップルとスイムスイムを除去しようとするファヴ。
目をつけたスノーホワイトに全部話しちゃう所、人の心を嘲り過小評価してる証なのでしょう。
スノーホワイトが徹底的に否定し除去しようとするのも、最後に消去されるのも納得です。
怯えながら消える様、正直スカッとしたぜ！

　遺された言葉を幾つも重ねて、スノーホワイトにとって一番大事なのがラ・ピュセルと描かれて、切ないけれどやっぱり嬉しいです。
失って傷付いて、残った2人で選んだ答え、生き方。
物語はこれからも続くと聞きますが、2人のこれからの人生も、綴られる物語も続くのだと、強く生きる決意に満ちた終わりでした。

　魔法少女像がミンキーモモからプリキュアになっちゃったと思ったのは秘密です（笑

聖闘士星矢 黄金魂

　来てくれるかなー オーディンローブまで着ちゃったから無いかなー
と思ってた黄金聖闘士12人勢揃い、やってくれたぜ！
まさに伝統芸、期待してた、見たかった絵を最高の形で見せてくれました。
もう勝ったな！ 完！
そんな気持ちです（笑
　アナザーディメンションと天舞宝輪のコンボだけで勝ちモード突入な気持ちに（笑
この戦い一番の功労が、最初に出番が無くなったアフロディーテで、「良かったね魚座…！」とエア慰めしてしまいました（笑
小さい頃、サインと星矢の黄金聖闘士の活躍で一喜一憂してたからなぁ。

　ロキがリフィアを殺したかったのはアイオリアの精神を傷付ける為、オーディンの巫女の除去、そこら辺でしょうか。
それをウートガルザが見事回避したのですね。

プリパラ

　今回見て気付きましたが、OPとED共に出るアイドル、
コスモやちゃん子、キュピコンまで全員神アイドル候補までなったのですね。
3期最初時は映ってた蘭たんとはななちゃんは犠牲になったのだ…（遠い目

　最後の神アイドルグランプリ、優勝に挑むノンシュガーと、女神のタクトを盗む最後のチャンスに四苦八苦しるジャニス。
　ああ、ジャニスは優しくて、真面目過ぎる子だ。
本当には悪い事出来ない子だ。
尊大で人の心を鑑みず、今までずっと個性的なアイドルには上から目線で非寛容でしたが、長い時間触れ合い、言葉を交わし、いつの間にか絆が出来ていたのですね。
　蒼天航路で「人に塗れて出直してこい」という言葉がありましたが、ジャニスは人に塗れ、アイドルと友情を知ったのですね。
　ジュリィはもちろん自分の目的の為にで赤子・人間化したと思いますが、ジャニスにも生身のアイドルを知って欲しかったのも本当な気がします。

　ノンシュガーが拒否したからって、目につくアイドルたち全員にタクト奪取を命令するのはダメ過ぎますよ（笑
各アイドルたちの反応も一人一人キャラらしく、特に唯一2人の意見の擦り合わせを促すまともな言葉のレオナ、ジュルルと絆が熱いシオンとドロシーが好きです。

　ひびき様は、以前の自分と同じようなジャニスと直に触れるのが今回の観覧のみの目的だったのでしょう。
自分より悪意が無く、他者への優しさがあることを感じて自分からは止めなかったのじゃないかな。
間違いなくひびき様の方が悪質でしたものねー（笑

　ノンシュガー、堂々の優勝。
ペッパーの奇行を受け入れて慣れきってて、抱き合ってアイコンタクトして、もうこの3人しかない絆を手に入れたのだと嬉しくなりました。
やっぱりプリパラでの強気高慢なちりが、リアルでジャニスの命令に抗った勇気につながったように感じます。
　でもそれだけでなく、ジャニスの女神として的確な指示が最後の一押しになったのも熱かった…！
のん、ちり、ペッパー、そしてウサチャとジャニス。
今はもう、一つのチームなのですね…

　と思ったら次回予告だよ！
ウサチャinペッパーの胃袋だよ！
　数あるアイドルや魔法少女ニメの中でも、「新メインキャラアイドルがマスコットキャラを食べる」ネタで数ヶ月引っ張り、絆が出来上がった所で、まるまる一回使うなんてしないよ！
さすがは狂気のプリパラやでぇ…！

信長の忍び

　千鳥が頑張って非情になってきたのだとよく分かる回。
本人も忍者なのに、それを可愛いと思う助蔵も愛すべき落第忍者ですよ。

　美濃柿、干し柿は江戸時代以前、一番の甘味だったと聞くので、織田信長が秀吉派遣してまで欲しがるのは納得ですね（笑
信長の真意は千鳥のフォローがメインなのでしょうけど。

　あ、稲葉山城占拠、千鳥の目の前でやるんだ。

先週のアニメ感想 日分 20161218

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 37話、斉木楠雄のΨ難 23話
の感想ですよー。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

　まだまだ続くハシュマル討伐戦。
強いは強いけど、頑丈なのと大量のプルーマが脅威。
モビルアーマーが100体以上いてプルーマはもっと無数で、MSはガンダム72機しか居ない、ぐらいが厄祭戦だと考えるとやっぱり無理ゲー。

　フラウロスは変形＆長距離ギミック！
男の子のロマンが詰まってますね…！
これで鉄華団に遠中近のガンダムが揃ったのか。

　ガエリオ仮面、マクギリスと戦うための策略じゃなかったのかい！
ジュリエッタのために戻っちゃうし、もう何にも成長してないなこのお人好しめ！(笑
視野が狭くて死んじゃいそうなジュリエッタと問題しか起こさないイオク様のお守り役になっちゃって可哀想なくらいですよー。
　それにしてもイオク様、未だかつてない程鉄華団を引っ掻き回し追い詰めてるじゃないですか。
敵も味方も被害を拡大させ、本人は人が良く愛が強いだけにホント邪魔。

　雪之丞が相談役、チャドが中級指揮官、ザックがエンジニアとして活躍するのはなんだか嬉しいなぁ。

　オルガとの絆、これも自分ルールなのがミカらしい（笑
今回で、オルガ＞アトラ＆クーデリアと明言したのが潔く、悲しいですよ。
オルガが非情になり切れないのが滑稽ですが、唯一の救いなようにも感じます。

　シノに乗っかって足ブラブラさせたり潰されて痛そうなヤマギに萌えました（笑
そして何より、ミカへの愛をお互い話し合うアトラとクーデリアですよ！
恥ずかしがりながらも、2人の間に嘘はつきたくなくて、3人の愛を確かめ合う。
こんなにハーレムENDを望む話は初めてかもしれません（笑

　ガンダムフレームの覚醒。
アグニカもバルバトスの前のパイロットも、この力に飲まれていったのだろうなぁ…
　ミカも他者の命を何人も潰し、罪を多く犯してきており、多少の報いがあるべきだけど。
愛する家族の為に自分から傷付き、何よりアトラとクーデリアの為に幸せになってもらわんと！
生殖能力も残してもらわんと！

斉木楠雄のΨ難

　才虎くん登場！
と思ったら次回最終回ー!?
もうちょっと配分考えよーよ！(笑

　今回は斉木お爺ちゃんやハロウィン回、そして才虎くん回と、本当の意味では燃堂くん主人公だったのかな。
一見性格悪いツンデレとも分かり合え惹きつける、本人も一見分からない魅力に満ちているのですね。
そういう意味で、斉木くんとお似合いなのかな。
コーヒーゼリーとラーメンで買収されかねない所も似てますし（笑

　本気で斉木くんに恋し、友人たちを愛する照橋さん、さらっとメイドに潜入しようとしてつまみ出された目良さんが素敵でした（笑
下剤も目良さんには効かないのか…

先週のアニメ感想 土分 20161217

ブブキ・ブランキ 星の巨人 12話、3月のライオン 10話、WWW.WORKING!! 12話、終末のイゼッタ 12話
の感想ですよー。
ブブキ・ブランキと終末のイゼッタは最終回！

ブブキ・ブランキ 星の巨人

　静かな、未来への決意に満ちた最終回。
ロボ＆熱血作品で、まるまる戦後の話にするのは趣が有りました。

　やっぱり東は浮浪者のおじさんを嫌がらないし、王舞パーティの仲は変わらず、
そして東と礼央子の物語がリスタート。
　考えて見たら、東だけは全く「普通の生活」したことが無いのですよね。
物心着くまでは家族だけで宝島、落ちてからは父と世界放浪。
台湾に残された薫子の方が仏の生活してたのじゃ無いかな。
普通の人として生きる東、記憶を失いまっさらな少女として生き直す礼央子の、これからの生涯に想いを馳せてしまいます。

　東が、まるで幼い子供のように怒るのは、なんとも新鮮で、このメンバーにだけは甘えられるのだと頬が緩みました。
そこからの空中散歩と、新たな冒険
可愛いなぁ、仲良いなぁ、素敵だ！

　世界を救って、まだ東にはどれだけの価値があったのか理解はし切れないけれど。
魔女の汚名も今は理解する大人と触れ合い、かつて敵同士だった警察とも人情ある会話をし、酒を飲んで心地よく眠る浮浪者もいる世界。
それは平和でないとsりえない、普通だけど素晴らしい世界なんだ。

　大人たちも変化し、また子らの変化や思いのズレも理解していて、聞き出さず寄りそうような距離感が、大人らしく好ましい。

　恋愛ものとしては、最後まで大好き幼馴染な黄金ちゃんと運命でつながれた礼央子と、どっちが恋愛ヒロインか木になるママで終わってモヤモヤするー！
間違い開く礼央子の方が有利ですが（笑
　絶美の相手、エピゾとファラーの恋だけは見たかった！

　哀愁と希望に満ちた、素敵なお話、そして最終回でした。

3月のライオン

　零は、沢せなクリスマスプレゼントの期待を、勝手に安井さんに願ってしまったのだなぁ。
安井さんがダメダメなのも確かだけど、離婚で一番大変な時期なのも事実で。
　
一番零の心を掻き乱して傷つけたのは、香子な気がします。
　でも、だからこそ零のお人好しではいられない部分、生きたい、勝ちたいという欲望を誤魔化せない、汚くも生々しい零の底の部分が本人にも理解できた、そんな気がします。
何度自分を嫌っても、香子たちを傷つけても、それでも曲がらない、零の底を。

　まぁよく考えたら、対局中のマナーで言ったら前回のお爺ちゃんの方が悪かったよね（笑

　いつも気になるエンドカード、今回は克・亜樹さん。
この作品があかりひなたモモちゃんに香子ちゃんの4人ヒロインなのを気付かせてくれました（笑

WWW.WORKING!!

　ホントに宮越ちゃんはきちんと説明しないな！(笑
誤解して、誤解が解けて、その度に恋心が強くなる物語なのですね。
　村主さんが怒るのは、いつも頼りないくせに自分を虜にする足立くんにちょこっとだけムカついたからかな）笑
「この店はダメかもしれない」
大きく納得しかないけど、今までも十分そうだったよ東田くん！
「臓器ぃ♡」
こんな可愛い臓器売買初めて聞いたよ！(笑

　もう問題山盛りでもラブラブでニマニマです。
そして、ついに宮越ちゃんも恋心が芽生えて、東田くんとの関係が進むかな？

終末のイゼッタ

　堂々たる最終回。
ゾフィーと王子の終わりは悲痛なものでしたが、イゼッタの健気さ、フィーネとエイルシュタットの皆への愛が強過ぎて吹き飛ばすとは。
魔女が戦力とならなくするのは分かりましたが、大胆な作戦でした。
もう魔女は居ないのですね…
　罪と罰、大きな力と責任、ジークとベルクマンの顛末、世界の行く末。
全てが映画のように簡潔に、終わった歴史を見るように冷徹に描かれ、その中でフィーネとイゼッタの掴み取ったささやかな幸せが暖かかったです。
最後まで2人の間には愛しかなかった。

　ああ、終わってしまった…
冷徹で優しい、良い作品でした。
ギュッ！と詰まって色々な要素が詰まった、久々に1クールにピッタリ合う、珠玉の名作でした。
続編は不要だけど、この作品を作った世界観やモデリングなどの労力はまた再利用してほしい気がします。
贅沢過ぎて、12話で終わらすには勿体無いのでは…

　来週えらく軽そうだな！(笑
早見沙織さんと茜屋日海夏さんのトーク回とのこと。
高垣楓と真中らぁらの特番ですね…！(違います