ぶるがり屋 2016/12/23 14:45

今週の へうげもの 感想 2016年 12月第4週

あらすじ

 激しく推移し、終わりに向かう大坂夏の陣の戦況。
ついに、古田織部の家族が縛につくが…


へうげもの(23) (モーニング KC)

山田 芳裕
講談社
2016-12-22

感想

 後藤又兵衛がもう死んだーッ!?
豊臣秀頼から脇差もらったばかりなのに…
農家に渡したのが、拝領の脇差なのかな?
 又兵衛も部下も、農家のご婦人も華が有るなぁ。
これも織部流に言わせれば、自分を貫く数奇なのでしょう。

 今年はここで大河ドラマとリンクした感じですね。
篤姫の時はわざと出番をずらしてたかのようでしたが(笑

 もう夏の陣も大詰めですが、時代の主役たち、徳川親子と豊臣母娘、真田信繁や伊達政宗を除くと、この物語のメインキャラたちの出番はもう終わりかな。
藤堂勢の中に小堀遠州は居ないようですし、上田宗箇の浅野勢は後方のようですし、細川忠興の出番が有るかどうか。
 ただ一人、織部の弟子たちの中で、
岩佐又兵衛は、滅びゆく大阪城で、何を見てしまうのかな…
本当に血なまぐさい生き死にの中に、美を見出すのか。

 板倉勝重の家族攻撃、やっぱり来てしまいましたか。
子供達は成人してますし織部の心は動かないだろうと思ってましたが、さすがに孫たちの身は大事でしたか。
そして、一番大事なおせんの身が人質に晒されれば…
でも話すことって無いのですよね。
 作ってるの、何だろう。
茶杓ではなさそうですが。

 今や織部の手を完全に離れた大坂の陣。
もう戦場も、豊徳合体の夢も遠く。
織部はどう動くのか、ここに至ってはもう動けないのではという気さえします。
 手を離れた重嗣の動きがまだ見えず、ドキドキが終わりません(笑

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索