シン・ウルトラマン 感想・蛇足
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シン・ウルトラマン 感想
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この記事は、シン・ウルトラマン 感想・蛇足3点です。
特に根拠はないので、一感想として楽しんでくれたら幸いです。
M八七 (通常盤) (特典なし)
米津玄師
メーカー : SME
形式 : CD
発売日 : 2022/5/18
性的描写について
最初この記事の3点は、ウルトラシリーズの副題のパロディにしようと30分くらい調べたり考えたりしたのですが、考え抜いた末に「改竄使いと体臭」がベストだったので諦めました(笑
本題、結論。
まー気にする人は仕方ない、作品としては問題無いでしょう。
ウルトラマンに性的、セクハラ的描写はふさわしくない、単純に嫌な人も居るのは当然でしょう。
ただ監督・脚本・実際に行った役者が嫌でないなら、問題にすべきではありません。
表現の自由です。
巨大隊員の下着を完璧に見せなかったしね。
最低限のラインは守ってると思います。
また、「原生的」なことが地球の特徴であり、理知的・合理的・数値的な高次元的存在=外星人に対抗する手段であり、おそらくはウルトラマン・リピアが愛した魅力の一つである以上、必要な描写だったと考えます。
ただ私はかなりの表現の自由派であり、エロ表現にも寛容な方なので、一般的にどう評価されるかは分かりません。
ものすごく個人的な意見で言うと、「知ったことか!」だったり(笑
僕たちは、シン・ウルトラマンに愛される存在か
これは他の感想を漁っているうちに、じわじわと感じたことです。
シン・ウルトラマンは無償で私たちを愛し、最後には命がけで守ってくれました。
はるか昔、初めて見たウルトラマンのように、セブンのように、続く多くのウルトラマンたちのように。
でも、私たちは本当に、彼らに愛される価値は有るのか…?
よくよく考えて、僕は応えたいな、ウルトラマンの愛と願いに応える人間になりたいな、そう思います。
サコミズ隊長のように、ウルトラマンの助けに感謝し、願いに応え、いつか我々自身がウルトラマンと肩を並べていられるように。
未来に希望を待ち、他者を助け、約束を守り、裏切られても何度でも許せるような人間に。
ただ同時に、これは個人個人で考える問題だとも考えます。
自分の中の考えは自由ですが、他人に求めるとなると、愛に理由や代償を求める、なんてことです。
上のは私の考え。
君は君で、考える必要すらない。
僕はウルトラマンが好きだ。
ウルトラマンは僕たちが好きだ。
私はこれで十分、満足です。
シン・ウルトラマンはいつ、なぜ僕たちを愛したか。
これも他の方の感想からですね(笑。
他人の褌で記事を書いて申し訳ない。
これもよ〜く考えて、「ウルトラマンの表情が見えた時」を思いました。
最初に登場して背後の森を見た時。
これは後で分かることですが、神永新二がウルトラマンの登場の余波から子供を守って死んだ現場ですね。
次に、落下死から優しく包み取り、浅見弘子を地上に置いた時。
地球人とウルトラマンの心が通じた最初の瞬間だったでしょう。
その後は、ずっとかとく隊と心を合わせ、無機質な顔にも表情が見え続けました。
だから私は、最初の神永の死で一目惚れして、かとく隊と触れ合って刺激されて、どんどんもっと好きになって、でも保護する対象のように群れとして好きな訳じゃなくて、触れ合った一人一人が宝物のように好きで。
色々な本を読み漁ったのも、神永の代わりを全うしようとしたのではなくて、読めば読むほど人間が愛しくなってしまって読み耽ってしまった。
大好きな人間を守りたくて、掛け替えの無い自分の命さえ惜しくないと思えて。
ああ、神永は、人間は、こんな風に思える存在なのだと、自分もこの気持ちが理解できたと本当に嬉しくて。
私はそんな風に思えたので、きっとシン・ウルトラマン=リピアは、最初から好きで、もっともっと好きになって、好きになった理由は無限なんだと思っています。
まぁ、私の感じた、妄想かもしれません。
あなたの感じたことが正解かもしれません。
あなたは、どんな風に感じて、どう思いましたか?