先々週のアニメ感想 金分 20161223

ドリフターズ 12話、ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 39話
の感想ですよー。
両方最終回！

ドリフターズ

　ギュウギュウ内容の詰まった最終回！
エンズは人知を超えた無体な能力持ちですが、それを知恵と技量で対抗するのが格好良いですね。
そういえばファンタジー世界なのに、魔法だけはないのですね、この世界。

　土方は最も憎い薩摩隼人が相手なので最初は我を忘れてますが、お互い真の髄まで侍同士。
多少の士道の時代の差はありますが、一番戦いたい相手同士、途中から楽しそうなのがまた、血みどろな微笑ましさですよ（笑
　戦士魂の塊同士、ドワーフと新撰組魂で仲良さそうなのも好きです（笑
戦国時代の根っからの武士に、武士と認められた土方は、悔しくも嬉しいのだろうなぁ…

　エンズが国を作り人の心を残しているのが今までと違うようですが、これはEASYの路線変更なのか、ドリフと出会って元の心を取り戻しているのか、黒王の力なのか。
アナスタシアが優しいので、戦い始めると狂ってしまう、のかな？
　信義と情熱に突き動かされて自発的に組んでいるドリフと、恐怖と憎悪、忠誠心に従うエンズの差は間違い無いと思うのですが。

　明智光秀/声優：速水奨さんとは！
台詞も少ないのに格好良過ぎて衝撃でした。
最後に爆弾落としていったなぁ（笑

　余韻も熱いまま、まだまだ戦いは続く最終回。
そして無茶な予告もどき（笑
　さらには一瞬過ぎた2期告知、原作ストックも無いけど嬉しい！ホント！
と思ったら時期未定なよーなものでした（笑
やる気は本気ということですね。
首を長〜くして、待っておりますよー！

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

　万感溢るる最終回…！
放送されるかどうか怖かった台詞の山々、見事完全にやってくれたー！(笑
　表情に音楽、叫ぶような台詞の一つ一つ、一瞬一瞬が鬼気迫ります。
吉良のドス黒さ。
　仗助、承太郎、康一くん、億泰、露伴、早人、重ちー、そして鈴美とアーノルド、皆が紡ぎ繋いできた勇気の光。
時止めからのオラオラッシュ！
最高だった…！

　轢かれるシーンそのものは映されませんでしたが、一瞬タイヤに引き摺り込まれる寸前が描かれてゾクリとさせられました。
『魔少年ビーティー』から荒木先生の作品を読んでる身としては、実に荒木先生作品らしい見せ方だなぁと。
　吉良の死に様は、第4部の「普通の隣にある恐怖」 らしく、強いが小狡い小物な吉良らしく、そして街に殺された、とも思える死だったと感じます。
爽快感はありませんが、遺族の語りと含めて、傷跡のように胸を締め付けるのですね…

　吉良の「死後の世界も安静に暮らせそうだ」あたりのセリフがないのは不満ですが、それ以上に
各キャラのエピローグがいっぱい！
デレる露伴、ジョセフの優しい別れの言葉、
これからも幸せに暮らしせそうな康一くんと由花子、治らなくても幸せな虹村親子、街を愛する鋼田一とミキタカ。
モブも同僚OLズに結婚化粧の女性と間田くんを懲らしめた男性のカップルかな？
守られた、そしてこれからも続く日常の数々。
　こういう最終回、良いなぁ。
　
　ジョジョスタッフの皆様、
また楽しい時間をありがとうございました！

　ああ、アイマスもうしおととらもドリフターズもジョジョも無い金曜日が始まるのですね…
寂しいなぁ…

今週のアニメ感想 金分 20161216

ドリフターズ 11話、ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 38話
の感想ですよー。

ドリフターズ

　おいおい円盤BOX発売延期CMも面白いのはどーゆーことですか!?(笑

　サンジェルミ伯の未来まで及ぶ知識は何なのだろうなぁ。
那須与一の「武器の方が有名」はFFシリーズ、織田信長の「この世を魔界に変えたり」は戦国BASARA、「体真っ二つでお茶たてたり」はへうげものだと思いますが、「空は飛んで怪光線出して巨大化」は何だろう。
女体化やら秀吉に恋したりを教えなかったのはせめてもの優しさなのか（笑

　そんな無敵なサンジェルミ伯に、ラスプーチンと織田信長の戦術勝負に舌戦と、豊久の横紙破りが痛快。
そして最高のドヤ顔しておいてあんまり有利じゃない信長可愛い（笑
実際には急造とはいえ、信長率いる士気最高の鉄砲隊、那須与一率いるエルフの弓隊、島津豊久率いるドワーフ突撃隊なんて、絶対相手にしたくないですけどね（笑
　ファンタジーの闇の軍勢だと、トロールや巨人、ドラゴンの軍団でもないと勝ち目がないです。

　でもさらに、時々とはいえ戦術戦略の天才、ハンニバルも居るのですよね。
ヨーロッパでは未だ最高の戦術家の一人。
サンジェルミも汗かく筈ですよ。

　徳川に挑み殺された島津豊久、十字(キリスト教)を信じ十字に架けられたジャンヌダルクと島津十文字紋、徳川幕府につき島津に裏切られた土方歳三。
この因縁が鮮やかで唸りました。
平野先生、どこから思いついたのか、逆算したのかなぁ。

　ジャンヌと島津十字はアニメで気付きましたが（笑

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

　OPはパイツァ・ダストが解除され、恒例のSE付きの賑やかな。

　パンツ好きくんがノーカット&ショーツの描き込みに吹く（笑
でも目玉onシヨーツはダメだったかー。
ちょっとだけ残念です（笑

　知略と能力と、勇気の戦い！
ただでさえ格好良いのに、生き返った億泰を迎える仗助の「やっかましい！」が最高に熱いです。
億泰の寂しい夢のシーンが大好きで、その優しい語り口や形兆兄の暖かい眼差しにまた惹かれました。

　運命を力づくで引き寄せた仗助たちと、満身創痍で追い詰められた孤独な吉良。
次回、最終回。

　EDのミキタカに初めて気付いてまた吹く（笑

　作画は文句も有ったけど、やっぱりこの作品を愛と情熱を持って作ってくれたこと、嬉しいなぁ。
終わりが寂しいなぁ。
　ドリフターズの後にこの熱さ、満足感。
ジョジョとドリフターズとうしおととらとアイマスのアニメが無い金曜日、
この喪失感、今からもう来年が怖いぐらいです。

先週のアニメ感想 金分 20161209

ドリフターズ 10話、ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 37話
の感想ですよー。

ドリフターズ

　ここにきて、原作読んでてからずっと誤解してきたことが氷解、かも。
ブロンズドラゴンは途中で離反しようとしたのではなく、黒王は最初からドラゴンの肉が欲しかったのかも。
　そしてオークと思っていた豚鼻亜人がゴブリンで、ゴブリンと思っていた黒い痩身の亜人がコボルドなのか！
オークは『指輪物語』で創作された存在で伝承上の生き物ではないですし、その指輪物語でもオークとゴブリンは近似種以上同種以内。
コボルドもまぁ姿形の範囲は小人から犬頭、毛むくじゃらなどかなり広いので、予想外ではあるものの、ファンタジー好きに納得の見せ方です。

　ドワーフに近代兵器を作らせるのはロマンだなぁ。
ウォーハンマーなど、ファンタジーでもドワーフに黒色火薬と大砲と小銃の技術がある世界観もあるのですが、やっぱり格好良くて燃えます。
　ファンタジー大好き人間なので感じませんでしたが、確かにこの風体の種族が手先が器用だとは思いませんよね（笑

　今まで豊久信長のキャラの強さに圧倒されてきましたが、今回はサンジェルミと言うか、
杉田智和さんのキャラが強過ぎて霞むよ！(笑
いやー怪物怪物。
原作で印象深い「ケラケラ笑う」絵がそこまでじゃなかったのはちょっと残念。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

　今週も、話が分かっていてもやはり引き込まれるぜ…！
やっぱり早人は頭良くて勇気というか、覚悟決まり過ぎてて尊敬するレベル。
吉良はプライド高く調子に乗りやす過ぎますね（笑

　露伴先生が助かった時、やっぱり安心してしまいました。

　原作読んでいる時は感じませんでしたが、仗助は近しい人が死ぬのが、やっぱりトラウマで耐えられないのですね。
お爺ちゃんが死んでから、原作内だとせいぜい数ヶ月なのですものね。
エニグマ戦で康一を、今回億泰を命をかけて助けようとするのも、優しさと、同時に自分が耐えられないから。
億泰の死を認められない、仗助の弱さと優しさ、億泰との絆が熱かったです。

　EDも最終回に向けキャラ続々追加！
川尻母子とジャンケン小僧が初追加かな？

　パイツァ・ダストCMがホラー過ぎてヒドい！(笑

先週のアニメ感想 金分 20161202

ドリフターズ 9話、ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 36話
の感想ですよー。

ドリフターズ

　サンジェルミ一家は、不死でなく名前を引き継いでる説なのかな？
今のところ孫たちはダメダメですが（笑

　ドワーフ解放作戦開始。
戦いは火力！
FPSとかやってると、いくら線の銃や点のナイフが上手くても、広範囲攻撃には敵わないと実感できるのですよねー。
そして火薬に鬨の声に恐怖心を利用し尽くし、一対一の戦いを無視する豊久。
　助けると言ってきっかり城代の首を刈る豊久、やっぱり無体だ！
同時に救われなかった、ちょっとエンズ気味だった与一の迷いも救って。
怖くて惹かれて、本当に英雄、王の器なのだなぁ。

　ハンニバルの城壁破り、大好きな格好良いシーンで震えました。
そしてそのヒントや水晶球連絡の有用性を一目で見抜く信長。
こういう天才の輝きを行動で見せるの、最高です。
生前2人とも、遠い戦地での連絡に随分と苦労しましたしねぇ（笑
英雄たちの技術と思考が交差し始め、楽しくなってきたぞー！

　世界への憎悪だけでなく、人間でないモノの社会を生み出す黒王。
彼もまた、ドリフと違う形でこの世界を変革しているのですよね。
EASYの目的と違いような気がしますが、果たして。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

　やっぱり来た来た最終章特殊OP！
視聴者が、世界がパイツァ・ダストにねじ曲げられた、この不気味さが素晴らしい…

　主人公たちが皆殺されてしまう、最後一度きりのチャンスに挑む早人に痺れます。
強い子だ…。
最後の吉良を狙撃しようとして絶望する早人の顔がもう本当に凄まじくて…
絶望、挑戦、絶望、挑戦、絶望…
ドドドドド… な擬音が、自分の心の中から聞こえて来たぜ！

先々週のアニメ感想 金分 20161125

ドリフターズ 8話、ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 35話
の感想ですよー。

ドリフターズ

　提供の「空神様」は、アニメ終わってしばらくしてからやっと分かりました。
あの絵巻は誰視点なんだ！(笑

　安倍晴明の10月機関の元、集まり始めるドリフたち。
英雄と呼ばれた彼らの持つ、卓越した"何か"とアイデアと技術が連鎖していくこの感覚。
いつかドルフたちが全員集まったら、どんなことになるのか。
どんなことになってしまうのか、想像が広がって、胸が熱くなります。

　激しいバトルも燃えますが、こういう回の方がゾクゾクして好き。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

　パイツァ・ダスト!!!!
ついに、ついにここまで来ましたか…！
それにしても、やっぱり無体な能力ですよ。
同時にみみっちいのも実に吉良らしい（笑

　迫る露伴たち、逃げる吉良、抗う早人。
緊迫感が最高です。
　爆破された露伴先生が、正義感もなく自分のためだけに動き、友人もいなかった露伴先生が、
大怪我して自分の死が目前に迫っても、仲間を信じ、吉良へと迫る真実を託そうとする姿、最高に切なく美しく、格好良かったです。
前回康一君への友情を思いっきり見せつけられたから、余計に。

　4エピソードを交差させた前回までの構成が、時間が生き戻るこのエピソードへ地続きとなっていて、上手いなぁ。