王様ランキング 14話の感想

王様ランキング 14話
『王子の帰還』の感想です。

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　ボッジ、戦場に立つ！
ボッスやダイダとは違う、気品ある強さが眩しいですよ。
ボッスに惹かれたこの国では違うかもしれませんが、ボッジはボッジの「王の剣」を手に入れたのだと思えました。
格好良いぜ、ボッジ！

　ボッジの帰還まで頑張って頑張り抜いたドルーシも、決して見捨てなかったヒリング王妃も、絶体絶命の3人を救ったミツマタも、格好良かったなぁ。
頑張ったよ、最高に格好良かったよドルーシ！
　ミツマタにとってヒリング王妃も命の恩人だったのは忘れてました（笑

　ヒリング王妃様の回復魔法、やっぱり強いなー。
失ったものまでは治せませんが、致死レベルでも治せ、戦うまでに回復出来るのは強い。
さらに、もしかして解呪属性まで持ってるのかな？
　そして何より、回復魔法を使うたびに歯食いしばって「パゥワー！」と力むのが強い、可愛い（笑
　でもおっぱいの作画は頑張って！
ヒリング様のおっぱい大事ですよ！

　カゲ、ヒリング、ミツマタと、ボッジ大好きチームが知り合って仲良くなっていく様が微笑ましいですよ。
過ちを認めあうのも、握手も大事！
　愛されて、頑張りが認めらてて、ここからボッジの進む道が続いていくように思えます。
ボッス王国がボッスの応援団なように、ボッジの応援団がボッジの国になるのじゃないかな（笑

　ヒリングの悲鳴に飛び出しかけるボッス王inダイダ。
これ女の子に優し過ぎて、女性同士の喧嘩に立ち往生しちゃう感じか（笑
ミランジョもヒリングもシーナも大好きなんだろうなぁ…
可哀想だけど、一番ダメなのもボッスだよ！
ベビンも困ってるじゃないですか（笑

　そして、次の戦場は冥府の門か。
デズハー王とデスパーが仲良くてちょっと安心。
デスパーの愛馬が最高にデスパーの愛馬で最高でした（笑

王様ランキング 13話の感想

王様ランキング 13話
『王国の乱れ』の感想です。

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　バトル！バトル!! バトル!!!!
強者たちの戦いに次ぐ戦い、いやぁ見ごたえたっぷりでした。

　今回、OPをしっかり聞いて見たのですが、「耳は聞こえちゃいない」が心に残りました。
もちろんボッジが肉体的に耳が消えない訳ですが、多くの登場人物たちも、己が夢や野望、絆や約束、抱えてしまった大義のために、自分で目を閉じ耳を塞いでいるのですよね。
ボッスとカゲは、だからこそ目を開き、耳を塞がずに英雄王への道を進むのかな。
　前回見た時に「闇の中を2人のボッジが駆けていく」と見えたシーン、見直したら子供の頃のミランジョと魔神？っぽいですね。
　最後に歿すが顔を上げ決心するらしきシーンで、「バックに思い浮かべる2つの顔が2人ともデスパー様に見えるなぁ、でも違うだろう」と思って何度も見直したのにやっぱり2つともデスパー様でした（笑
あそこはカゲかママ、ボッス王あたりでも良いんじゃ無いかなぁ！

　手に汗握る戦いの中、ドルーシの強さ、ヒリング王妃の聖なる魔力、ミランジョとボッス王の関係性、
そしてアピスの人間性が魅力いっぱいでした。
本当にお前…　優しく甘くて甘過ぎて、強いのにダメなやつだなぁアピス！

　あとヒリング王妃のたれおっぱいが初揺れしたのでは無いですか…？
ポーションを飲むシーン、鎧の中でぷよんぷよんと…
待ってたぜイヤッホー！

　アンの格好良さや罪人たちの邪悪さも花を添えていますね。
強さ・格の描写も丁寧で、
オウケン > 王国四天王 > 他の罪人 > アン >他3人 > 魔獣 > 一般兵
と見えました。
オウケンの強さは超回復力無ければ四天王前後、四天王内では、
ドルーシ > アピス > ドーマス > ベビン
かなと踏んでいます。
あくまで正面から戦う場合で、ベビンの強さは違うところだと思いますが。

　他のキャラが人間らしく頑張ったり困ったりする中、オウケンの邪悪さおぞましさだけは飛び抜けていますが…
冥府騎士団隊長、頑張って！死なないで!!

　強者たちの中でも最強に近いレベルにいて、現ボスの側近的立場にありながら…
アピスのダメっぷりよ……
迷って裏切って裏切れ切れなくて、油断して騙されて、何一つ大事なもの、愛したものを守れないで中途半端しか出来なくて。
好き…
今まででドーマス、今回でアピス好きになりました。

　人生全て捧げちゃうような愛や夢や劣等感＝クソデカ感情で強くなって、でクソデカ感情で悩んで苦しんで失敗するキャラ大好き。
あれ、私もしかしてダメンズ好き？(笑

　ただ見てると、みんなもアピスに甘いのですよね。
甘くて優しくて、ああ今葛藤して苦しんでいるんだと理解されてる。

　個人的に心配していた、ミランジョから道具扱いされてないかという不安が払拭されて嬉しいです。
ミランジョが最後にゾックに運ばれていたのはもちろんアピスがだm尺内にあったからでしょう。
でもミランジョが素直に運ばれているのは、これからの行動の為、成功率でもアピス本人のためにも、あえてな気がします。
可愛いけど、頼りないですものね（笑

王様ランキング 12話の感想

王様ランキング 12話
『戦いの足音』の感想です。

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　2クール目スタート!!
「今までのあらすじ」が長くて総集編かと思っちゃいました（笑

　新OP、壮大だなぁ。
前の「ほのぼの、爽やか〜」な印象や各キャラへの内面を隠した表現でなく、恐ろしく悲痛な面も見せてくれますね（笑
恐ろしく悲しい世界を、希望で征く冒険譚だ…　と超作画で魅せつけられた心持ちです。
ミランジョとダイダの寝物語には胸が痛み、モンスターが襲いくるシーンは…　胸が踊りますね！
カッコイイ!!
　2人のボッジが駆けていくと見えたシーンは何を示しているのかな…？

　王城に集う人物たち。
四天王やボッジ、冥府騎士団たちの強さは丁寧に描写されて来ましたが、その優しさや清廉さも魅力的でした。
今回も各々の忠誠心、戦士や将としての経験、人と似ての積み重ねが見えました。
特にドーマスの戦術眼・人を見る目の高さが分かってファンとして嬉しかったり、ベビンの頼もしさと高潔さにしびれ、アビスの隠せない小心さと優しさが憎めないですよ。

　デスパーさんは本当にもう…　愛馬さえもデスパーさんなんだって（笑

　そんな気高さ愛らしさを吹き飛ばす、
暴の気配よ。
今までのキャラたちが非道や邪悪に見えても甘さや優しさ、人間らしさに溢れていた分、冥府の罪人たちの危険さが色濃く見えます。
作品の雰囲気がガラッと変わったように感じるくらいです。
オウケンの不気味さ邪悪さはたっぷり見せつけられましたし、ゾックの聡さ、ブラック&レッドの初手・殺人っぷりがやっぱり怖いですよ。

　キングボの優しかった父王は、ボッジが森で出会った狂人なのかな…
「王様ランキング１位」になって消えてしまった人間の一人なのでしょう。

　しかしまぁ、こんな恐ろしい奴らのところにボッジやカゲを行かせたくないな〜。
ボッジを王にさせなかったヒリングの気持ちが分かるよ…。

　新EDはボッジの布の小王冠を追うカゲ。
前のものと続き、ボッジとカゲの絆を彩る美しい絵が好き。
ああ、カゲは本当にボッジが好きで、格好良いボッジを応援してて、王道に進むボッジとともに行きたくて、太陽みたいなボッジの笑顔が、本当に好きなんだなぁ……。
　ボッジと王冠を授けるカゲが美しく。
ボッジを追うと掲げるのは、きっとボッジを愛し、その勇気と優しさに惹かれ、ともに進むものたちなのでしょう。

王様ランキング 11話の感想

王様ランキング 11話
『兄と弟』の感想です。

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　※間違えて12話の感想で上書きしてしまい、書き直したものになります。

　1クール最終回。
『兄と弟』の副題から、「ボッジとダイダのすれ違いか、辛いな〜」と思っていたら、ミランジョの過去出て来た…
重いよ！重過ぎるよ!!
　兄弟2人はここに至った軋轢は辛いものの、優しく強く気持ち良い子供だし、周囲の人間も大体は良い大人たちだけど、
ミランジョは全部が全部お辛いよ…！

　各々の目的のために、ボッス王国王城に集う者たち。
ダイダの快活な強さと優しさ、ボッジの弱さと強さ、カゲの底抜けの友情、デスパーさんの愛溢れる寄り添い方、ヒリング王妃の真っ直ぐで強過ぎる愛、冥府騎士隊長の人の良さ。
ミランジョとアピスの、傷だらけの呪いのような力。
どの人物も誠意いっぱい生きて、生き抜いて。
惹かれます。

　中でも今回はボッジと、ミランジョ&アピスの違いを強く悲しく感じました。
ボッジは元々の優しさに加え、2人の母やカゲ、デスパーさんに支えられて弱さと痛みを強さと慈しみに変えていくのでしょう。
　ミランジョとアピスは、弱さと痛みを他人を傷つける力に変えてしまった。
でもあんな過去を経たミランジョが他人を慈しめるなんて、そりゃ出来ないよなぁ……
辛い。
　せめてミランジョとアピスの関係は、最初は駒だったとしても、今は本当の絆だと良いなぁ。
アピスにとってはもちろん、ミランジョにとっても。

　ふと、ダイダが闇の中で出会ったくらいの年齢で、ボッス王もミランジョに出会ったように思えました。
傷つき傷つけられ、弱さから逃げる人々、見えない真実。
　ダイダは怖がり気持ち悪がって、でも守って手を伸ばした。
ボッジならきっとすぐ手を取って一緒に走ったでしょう。
ボッスは優しく抱き上げたのかな？
兄弟と親子、三者三様の英雄王。

王様ランキング 10話の感想

王様ランキング 10話
『王子の剣』の感想です。

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　ボッジの修行の成果、故国への帰還。
やっと見せてくれた王子と細剣、その姿と強さ、実にボッジらしいものでした。
格好いいぜボッジ！
　デスパーは上手〜く魅せるし、カゲは疑問も称賛もいいリアクションしてくれるなぁ（笑

　アバレンボー三兄弟もまた素晴らしいリアクションでした（笑
今のボッジなら不通にごろつきを倒せるのでしょうけど、分かりやすく間違いの怒らない舞台を拵えたのですね。
見た目より真面目で優しいアバンお兄ちゃんでした。
でも日本のファンタジー界隈で悪い「アバン」はダメだと思うよ！(笑
　冥府の国は人間も魔族も国民なのかな。

　帰還、その前に。
Σああそうかー！
私たち視聴者はボッジの暗殺を命令した人間も、実行犯のドーマスが悩んで迷って正義の心を取り戻したのを知っていますが、ボッジにとっては自分を大事に大事に育ててくれた指南役に殺されかけた、すぐ後なのですよね。
ヒリング王妃もホクロも疑ってしまうのは当然です。

　それでも、母だけは味方だと。
あのヒリングだけは、何があってもボッジの味方だと、そう断言するカゲも、信じられるボッジも良い子ですよ…
　悪いのは暗殺を命じたダイダやミランジョですし、傷ついて怖くて疑ってしまうのは当然。
それでも信じさせてくれたのはカゲの優しさ。
自分を殴るくらい怒って信じ切った君自身の優しさと正しさだよ。
ボッジ。