少年王と年上王妃の裏話

この話を思いついたのは、ある漫画で年の差の政略婚のエピソードを読んででした。

少年側は幼さゆえに妙齢である妻となる女性に恋愛感情を抱いておらず、そもそも、新たに妻となるよう差し向けられた年の釣り合った少女に対してもそういった気持ちは持っていないような描かれ方をしていたことから、「結婚」や「妻」の意味もよくわかっていない年齢なんだな、と感じたのですが、もしこれが、きちんとその意味を理解していて、尚且つ年上の妻につよい憧れを抱いていたりしたら、ぐっとくるな、とショタおね好きの血が騒いだのでした。

まあ、もともとが、おねショタよりも、ショタおねのほうが好きだったので、こう、自分は相手の恋愛対象にないんだと油断しきってるところをぱっくり食われて混乱するおねえさん、みたいなのが、性癖なんですよね。
（ショタがくわれるならむしろ、おにショタのほうが…むにゃむにゃむにゃ）

そんなこんなで、政略婚による王と王妃、でも相手を恋愛対象に思っていない王妃と、それでも逃す気はない王というおはなしができあがりました。

これももとは、冒頭8Pのみをつくっておしまいにするつもりだったんですが、続きを促すような終わり方だなあ、とも思っていて、まあそれならいっそちゃんと描くか、と18禁部分を追加したのでした。
（でも結局、最後も続きを促す終わり方になってしまったかな、とその辺はちょっと反省点です…）

ありがたいことに、続きを、という声をいただいていて、実のところは、冒頭８ｐエピソードつくってた時点から続きの構想はありましたし、プロットも18禁部分のプロットつくった流れで、だいたいできてるのでした。
ただ、ショタは成長すべきじゃない、という気持ちもあって（続きは４年後で陛下16歳なので）、続きはあっても、明確に分けたほうがよかろう、と思って、まずはこの12歳編を描き上げよう、と思ったら、なんやかや、と半年以上、制作に時間がかかってしまったのでした。

なので、制作中は、ずっと、これは本当に受け入れられるんだろうか、という気持ちが大きくて、最後の最後まで、DL同人という形をとるか悩んでいたのですが、とてもたくさん見てくださる方がいて、感想をくださったり、コメントくださったり、記事にしてくださったり、とてもとても自信につながりました。

みんな、ショタおね好きなんだね！！！！！！！！！！わたしも大好きだ！！！！！！！！

今後の予定については、ちょっとした小ネタを拾ってから、上記の16歳編に取り掛かろうかと思ってるんですが、またこれも時間がかかってしまうので、気長にお待ちいただければ、と思っています。

初稿：pixivFANBOX 2020/01/29