野山風一郎書き下ろし、2023抱き枕レムティアイオタ専用SSです!では、お楽しみ下さい!
ベッドの上で組み敷かれ、私はあなたを睨みつける。
「あ、あなたの思い通りになど……決してなりませんから……!」
そう強がる私だったが、頬が紅潮し、吐く息にも湿り気が含まれていることを自覚していた。
それもこれも、全部この淫紋のせいだ。
下腹部に刻まれた淫らな呪紋を、私は指先で触れる。
そこから発している魔力は、否応なく私を発情させるのだ。
淫紋の呪いに抵抗しようとする私を、あなたが抱きしめてくる。
「ふあっ……!? ダ、ダメです、今、抱きしめられたら……あぁっ……!」
男の人の逞しさと香りが、私の情欲を加速させる。
「だ、抱きしめられてるだけなのに、へ、変な気分に……!」
これは全部淫紋のせい……そう自分に言い聞かせながら、私は淫らな欲望を抑え込もうとする。
だけど、できない。
あなたの腕に包まれていると、全身が熱くなってしまう。
理性が蕩け、あなたのことが欲しくてたまらなくなる。
「はぁっ、んうっ、ま、負けません、淫紋の力なんかに……!」
襲ってくる欲情に耐えながら、私はあなたの腕の中で身悶えする。
そんな私をあやすように、優しい手が体を撫でてきた。
「やあっ、そ、そんな、優しくするの、ダメですっ、あんっ、そ、そんな風にされると……!」
あなたの柔らかな手つきに、心が絆されそうになってしまう。
そんな私の動揺を知ってか知らずか、あなたは髪をゆっくりと撫で始めた。
「んっ……や、やめてください……髪、そんな風に、撫でられると……!」
あなたの指が髪の毛を通り抜ける度、背筋にゾクゾクしたものが走り抜ける。それがたまらなく私を昂らせた。
「ああっ……! こ、このままじゃ……わ、私、本当に、あなたのものに……!」
心の底にあった本音が、思わずこぼれ出る。
そんな私を見て、あなたは微笑みながら言う。
「もうずっと前からあなたのものって……そ、そんなこと……!」
私は否定の言葉を最後まで言い切ることができなかった。
本当は私もわかっていたのかもしれない。
私は……本当は……。
不意に、あなたの手が私の淫紋を撫でる。
「ひゃううぅ!? そ、そこ、触ってはダメです……! か、体が、熱くなって……!」
淫紋に触れられると、凄まじい快楽が全身を駆け巡るのだ。
他の誰かの手ではこうはならないが、あなたに触れられると、淫紋が激しく反応してしまうのだ。
色づいた肌が汗ばみ、艶の滲む呼気が口から漏れる。
私はもうすっかり出来上がっていた。
あなたは私に何やら衣装を差し出す。
「これを着ろというのですか……? そ、そんなこと、するわけないじゃないですか……」
私はそう返したが、気がつけばあなたの言う通りに着替えていた。
「これ……トナカイですか……? なんでこんな服を? え?か、可愛いから……!? な、何を言っているのですか、もう……!」
照れる私を見ながら、あなたは尻尾のついたバイブを手に取る。
「え!? そ、それ、どうするんですか!? ま、まさか……!?」
そのまさかだったようで、私のお尻の穴にバイブの先端があてがわれた。
「ま、待ってください、お尻は……!」
私の制止の言葉も聞かず、あなたは私のお尻にバイブを挿入し始める。
「ひあぁあぁん! お、お尻に、入ってくるぅぅう!」
バイブが奥まで入り、私は震えながら喘いだ。
「はぁっ、はぁっ……お、奥まで入ってます……! ……え? すんなりと入った、ですか? そ、それは、あなたが私のお尻を何度も……うう、い、言わせないでくださいよ……!」
私は真っ赤になってあなたを睨む。
だって私のお尻は、もうあなたのおちんちんの形になってしまっているのだから。
そんな私に可愛いと何度も言いながら、あなたは背中から抱きついてくる。
「え? トナカイの背に乗っているから、サンタクロース? わけのわからないことを……どんなプレゼントを配るつもりですか」
それに対してのあなたの返答に、私は思わず素っ頓狂な声を上げる。
「ほえ!? わ、私とあなたとの赤ちゃんがプレゼント!? バ、バカじゃないですか!?」
慌てる私をあなたはぎゅっと抱きしめる。
その腕の力で、今の言葉が嘘や冗談ではなく、本気だと伝わった。
「あなたと……私の赤ちゃん……」
うっとりと呟きながら、私はあなたの顔を見つめる。
その瞳には、きっとあなたへの気持ちが映っていたことだろう。
(終)
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