お弁当将軍 Aug/12/2020 21:34

【エロス語り】混乱する女性 ガスライティング

 性的な辱めを受ける被虐者が「自分は辱めを受けているのか?それとも別にこれは普通のことなのか?こんなことに疑問を持つことが変なのか?周りが正しくて自分がおかしいのか?」と混乱していて、その混乱する様子を内心ほくそ笑みながら追い詰める虐○者、という構図や場面に興奮します。

 「ガスライティング」は、ウィキペディアには「心理的虐○の一種であり、被害者にわざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法」と載っています。この言葉は「ガス燈」という演劇が元になっているそうです。


 「ガス燈」について。

※以下「ガス燈」のネタバレを含んでいます。


 「ガス燈」は映画化もされています。私は1944年版を先日アマゾンプライムで鑑賞しました。 
 映画のストーリーは、妻が正気を失ったと当人および知人らに信じ込ませようと、夫が周囲の品々に小細工を施し、妻がそれらの変化を指摘すると、夫は彼女の勘違いか記憶違いだと主張してみせる、というものです。
 これ、見ながら、かなり興奮しました。「えっ…これはやばい…すごいエロいけど大丈夫っすか…」と思いながら見ました。※性癖がそう思わせただけで、実際には性的なシーンは全くありません。

 映画中で夫が「ガスライティング(=妻を自分がおかしいと思い込ませ、精神衰弱させる)」をする動機については、ラストシーンで「宝石に目がくらんだため」と判明します。宝石欲しさに犯罪に手を染め、それを隠蔽する目的として妻をマインドコントロールすることで利用しようとしました。つまり、夫的にはガスライティングは一つの手段であって、目的ではないのです。
 しかしですねぇ…これを性的欲求を満たすことを目的とした行為として見ても、私としては全く違和感ナシ!!と思うわけです。むしろジャンルとしてはかなりアリ!!と。(ジャンルとして確立してるんでしょうか?もしご存じの方がいたら教えていただきたいです)


 映画では、夫が妻に「あげたはずのブローチを妻が無くす」というやり方で仕掛けるところからコントロールは展開していきます。
 新婚でまだラブラブな二人。結婚三ヶ月記念日、二人でロンドン塔へのお出かけ直前に夫は「祖母、母と受け継がれたブローチ」を妻にプレゼントします。しかし、ピンが壊れているので後で修理しようということに。「君はよく物をなくすからね。心配だからバッグに入れておこう。いいね、ここに入れたよ」と、妻に見せながら妻のバッグへブローチを入れます。その後ロンドン塔を見学中、妻はバッグの中を見ると、ブローチが入っていないことに気が付きます。慌ててそっとその場を離れ、バッグの中や周囲を何度も確認する妻。その後ろから夫が近づいてきて、「どうしたの?」と優しく声をかけます。まさか大切な形見のブローチをなくしたと言えず、ごまかしてその場をやり過ごす妻。そのまま塔を見学する間、夫はまた「君は物をよくなくすからね。だが心配しなくていい、疲れているだけだ」と、妻からすると身に覚えのない労りの声掛けをしてきます。焦りから妻の顔色は疲弊の色を帯びていきます。家に帰り、部屋に戻ろうと階段を登っていく妻へ夫は「ゆっくり休むと良い。そうだ、修理に出すからブローチを出して」と呼び止めます。緊迫の瞬間です。妻は「実は…なくしてしまったの」と正直に告白します。その場でバッグの中身をひっくり返して出し「入っていたはずなのに、変だわ。なくすはずがないのに」という妻に、夫は「確かに私が入れたよ。だからあれほど気をつけてと言ったのに」と絶望的な顔をしてバッグの中身を見つめる妻の横顔を舐めるように見るわけです。(えっろ!!)謝る妻に「高価な物ではないから気にするな」と慰める夫。妻は「私、バッグを開けた?覚えがないわ…確かに入れた?」と記憶の糸を手繰ろうとします。しかし夫は優しい瞳で「私がバッグに入れたことも忘れてしまったかい?」と微笑み、妻は「いいえ…覚えてるわ」と返すことしかできません。うつろになりながら「自分の記憶に自信がなくなったわ」と言う妻をじっと見つめながら「疲れているだけだ、心配いらない」と言葉では夫は優しく返します。(えっろ!!)


 上のレビューを書くためにもう一度この場面を視聴してみたわけですが、2回目は「あれ?一回目はすごいエロいと思ったけど、今見た感じだと別にさほどエロくはないな??」という感想でした。別にエロいシーンではないから当然っちゃ当然ですが。
 要は、関係性が想像力を掻き立てる、ということかと思います。上記のシーンで、妻は自分を信じられなくなり、夫に対して強い罪悪感を抱きます。夫の手のひらの上で転がされる構図ができるわけです。そこで、例えば性的な行動をするよう夫に指示されたり主張されたりしたときに、妻は「それは変だ」とか「やりたくない」とか思ったとしても、自分の感情や思考が正しいものなのか判断できず、うろたえながら夫の指示通りにするしかないということになるのです。そして、そのうろたえる様子を夫は自分の思うままにコントロールでき、気づかれぬようにじっくりとその精神が衰弱していく様子を観察することができるわけです。こちらが矛盾した主張や正当性のない行為を強要しても、うろたえる妻に「自分の方が正しい。だって君は今までも間違ってきているじゃないか」と一声かければ、難なくそれらをさせてしまうことができるわけです。えろい…えろすぎる…。

 ガスライティングについては、色々シチュエーションを考えてみて、良いのが思いついたら書いてみようかと思っています。ただ、これはやっぱり「関係性」を描くという意味では、CG集じゃなくて漫画だろうなと思うので、そのハードルが高いですが…。
 プロットとしてミニ小説みたいなのを書くところからてをつけてみようかなぁ。



AVのマッサージものが好きなんですが、それは「混乱する女性」のカテゴリに入るかなと思っています。
 マッサージものにも色々ありますが、「あーん♡気持ちいい♡入れて♡」みたいな女性もノリノリなのはツボに入りません。(こういうのが好きな方もたぶん多いかと。嗜好としてはすごく健全だと思います…。)自分が好きなのは「あれ…?なんか、ちょっと恥ずかしいところを触られてるような…?えっちなことをされてるような気がするけど…これは施術だから疑わないほうが良いんだよね…?むしろこんなことで感じてる私のほうが変なのかな…??」みたいな感じで、女性は愛想笑いを浮かべつつもやや引きつった表情で体は固まっている、みたいなリアルな反応です。混乱を隠してなるべく平静を装っている感があると非常にナイスと思います。

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