九条の会 2021/01/17 10:19

ブロマガでエミリアちゃん第61回の、感想ラジオ

毎号エミリア氏が書いてるブロマガに対し私が喋る、という事をやってるので、この波及を楽しんだら良いじゃないかな

エミリアメルマガ:
https://ci-en.dlsite.com/creator/1091/article/420485

原稿:
ブロマガでエミリアちゃん 第61回の感想です。

今回も表紙風のタイトル絵が良い感じ、で、
なにげに前回の割れ文字フォントも使ってるという細かさよね。

見だしをばーっと見てみるとUIUIウフィカーって何だよ、あ、
PUI PUIモルカーかって思ったら、その後、礼門Z先生奇行で触れていて、嘘じゃないというw

礼門Z先生奇行

では

舞台はウッフィー族が車になった世界。金の亡者系の車“ウフィカー”。
カネッカネな目と肥太りした丸いお尻、ジャラジャラ走る短い手足、常に鬼気迫る顔で走り回るウフィカー。
渋滞しても、溜め込んだ金を眺めているだけでウフィるし、ちょっとしたトラブルがあっても金で解決して許せてしまう?! クルマならではの様々なシチュエーションを中心に、喝あり、沼あり、暴力あり、セクハラクションもありの金だくさんアニメーション!

っていうの、いや本家のなんかの紹介文の改変なんでしょうが、適度に世紀末ヒャッハー系みたいな車の雰囲気もあり、
なんか声に出して読みたい日本語感がありますね。

なにげにその後の

ある日、金で呼ばれたウフィカーは堂々と路駐してイキっていた。家の中からサングラスに白スーツにハット、長い黒髪の奇女……ラサ・ノーレンが出てくると、ウフィカーに札束を渡した。

っていう書き出しにはなんだ、探偵小説みたいな落ち着いた筆致も感じたり。なんだこの振り幅は。

でその後に続くネコバ漫画もPUI PUI チンチラカーであって、
いやチンチラがハンドル持ってるんかい、ってのは良いとして、
こういう時事ネタに速効反応するし、
色んな作家が居るから色んな方向で取り上げて面白い、
トリビュートっつうんですか、ここは何か現在のエミリアメルマガの強みある面白みって事かなあと、
そんな気もしましたねえ

あと先週のブロマガの反応は絶対他にもあっただろ、白くない猫さんとかも述べてたじゃん。
(重要)って書いてあるのに重要視してないっていう、
エミリアメルマガの正体見たり! って感じだね

白くない猫さん寄稿

おちつきましょう、はい、おちつきましょう。

Plicyもフリゲコンテストでクラウドファンディング……ですが、個人的にはあんまソソられないかな。
自分のメンタリティとしては、”俺が助けないとどうにもならない!”って所にお金を出すのに
ゾクゾク来るというか、俺やったったぜ感があるのであって、
Plicyフリゲコンテストは普通に岡山の土建会社じゃん親会社は、
まぁ俺がなんとかしなくても別にそれはそれで何とかなっていくでしょ感ある、
言うなら個人Vtuberに投げ銭するのと、企業箱所属のVに投げ銭するくらいの別感覚があるかなあと。
人気者が更に人気になる為のクラウドファンディングは、
よほどの大義名分を掲げないと心が動かないかなあ……

Unity1weekの感想ツイートを貼り付けたりもして、白くない猫さんのおかげで
なんだかエミリアメルマガもフリゲとの繋がりが出来そうで良い感じ。
まぁこれで、エミリアメルマガ→フリゲじゃなくて、
フリゲ→エミリアメルマガっていう方向性もあったら、いよいよ形になった感もあるのだけど……、
まぁそれはおいおい…かな。

ばすからさんも後に言ってますが、今週修羅の国ツィッターで議題に挙げられた、
フリゲ作った人がVtuberに実況されておこ、なツイートとかもありましたし。
なんとなく、フリゲも金になるんちゃうか、みたいな空気が界隈にある。
エミリアメルマガとしても、そして俺としても、そこに一丁噛みしたさはあるので、
このラインを引き続き持続維持して欲しい所ですね。
有料のエロゲ作る傍ら、歴史ある3分ゲーとかに参加してるんだから、少なくともフリゲ界隈に
混じれる資格みたいな物はある筈なんだよなあ……

DLsiteの

2020年の全年齢ランキング……全部音声作品である!!

っていうのは一瞬驚きましたが、まぁ無理からんでしょうか。
だって全年齢の漫画売れてるイメージ無いし、ゲームもだし、
そりゃまとまって勢いあるのはそこよね……ランキングにしたら総ざらいになるよねえ……

同人としては裾野の広さが大事で、ジャンルの作品登録数とかも併記できんかったんかえ、
つまりロングテール理論って事ですが、一つ一つの売上げは小さいけど、取り扱い点数はこれだけあるよみたいな事を、
メッセージとして出さなくて良いんかねえ、と。

えーっと、そう、エイシスの社長? の明石(あかし)さんにツィッターでフォローされている111です。
どうもお早うございます。

売上げの話ってのは一つマジックがあって、中間業者が多いほど売上げってのは大きくなりやすい、みたいな話があるみたいですね。
例えば同人作品なんかでも、誰かにお金を渡して作品を売るように頼む、それを頼まれた人が宣伝するし、
勝手にショップとかに持ち込んで委託する、地元の駅とかでも勝手に売っちゃう、
そこまでの権限を与えたら、それぞれの段階でそれぞれの人が利益を上げようと頑張るんで、人数の分だけ売上げは上がります。
少なくとも自分一人で売るより。
ただモチロン、利益率は薄くなる。

なので売上げが評価される市場と、利益が評価される市場みたいな事があるみたいですが、
まあ詳しい事は知らん。明石さんなら全てお見通しなのでしょう。

ばすから喫煙室

それでばすから喫煙室の、フリゲ実況の話題ですね。
まさにこれなどは当初、おっしゃる通り、お金になる方法を考えた派の人間なのですが、
だって元増田を見れば分かりますが、

実況ガイドラインは定めています。収益化もOKにしています。

ってした上で、Vtuberに実況プレイされて、自分のフリゲに投げ銭されてない事に怒っているんだから。
だからこうすれば良いんじゃね……って収益化の話に持って行きがちになりますよ。
”問題”を解決する思考ならそう。

ただばすからさんのおっしゃる通り、この話は心情としてもうちょっとこじれていて、
根本にはフリゲとしての在り方ってのがありますね。
つまりそうやって収益化をアレコレ考えた時点で、フリゲじゃないじゃんって。
そういうシステマティックなのを考えたくない人間が作った作品だから、フリゲなりの魅力があるんじゃないかと。

ただ、こうした緩い呼びかけで、ちょっとお金が儲かったら良いんだけど、
まぁ人の善意に頼っているだけでは寄付は増えないだろうなぁというのも分かって、
第一作品タイトルも明かしてないし。それが目的では無さそう。

あと話としては、じゃあそのフリゲ作品に使った音素材とか、プラグイン素材とか、
あともっともっと遠大な事を言うと、作品としてインターネット配布できるのは、
Linuxとかfirefoxみたいなフリーのオープンソースプロジェクトありきだと思うんだけど、
そこに寄付求められてするだろうかっていう。
そこを本気で煮詰めて、気軽に手渡せるネット上のチケットみたいのがあっても
経済促進しそうで良いな、ってのはあるんですが。
皆お金を出さないのと、皆お金を出してそれが循環するのって同じじゃんって思うんですが、
どうも後者の方が景気が良い、経済が成長するようなので。

もうちょっとマシな解決法を探すなら、じゃあそういうの面倒臭いっていうなら、
中間に立つコーディネーターでも出現したら良いのかなって事なんですが、やっぱりそういう事じゃないんだろうなと。
これは収益化とは別文法、ただただモヤッとする感情をぶつけられて、ただただ解決が無くてモヤッとする話なのかなと。
それこそが一つの、フリゲとしての立ち位置って事でもあるのかなと。
そんな事を想いました。

要は尊敬の話なんですよね。
尊敬の話は難しくて、一言で”俺を尊敬しろ”って言ったら台無しなんですよ、
そんなん言う人尊敬できないじゃないですか。
言うほど遠ざかっちゃう。
だからこういう婉曲な感じになるのかなぁと。

それから、

ゲームを作り始めて三年経つかどうかであるが、ニコニコは真綿で首を絞めるがごとくゆっくりと人が減っている。
そしてyoutubeはレッドオーシャンだ。

「ゲーム制作をしている」ということを継続的にコンテンツ化していくのは難しい。

というのは何か最近自分も音声を投稿していて、ばすからさん程もちろん力入ってる訳じゃないのですけど、
身につまされる所がありますねえ……

ホント、ニコニコ、youtube以外になんか良い感じのプラットフォームはねぇものか。
ツィッチとかは全然違うのよね

いっそUdemyみたいな講座然として、お金取った方がもうちっと見られるのでは、
みたいな早まった事さえ思いますねえ……

哲学の本とか122冊売って、帰りに買ったのがトカゲって良いですね。
何か価値を交換して、より豊かになっただろう感がある。
それ自体が小説のようで。

ハードエロスコーナー

は、あ、危ないっ! って思いました。
ネコバが大変な事になっている。エロス氏がグロの方向に行くとこういう物が出て来る、
これは危ないぞ。

でもその後読むと、豊田さんの話、

でもみんな優しい人らやで

わしの唯一の友達や

豊田さんなんかひ孫おる

という優しいタッチで、多分実際の本人よりも男前に描いているんですよね。
それに70歳超えの人を友達って言える人生、なかなか掛け替えが無いものだと思いますよ。
そんな事が絵から感じ取れました。

そしてそんな絵に挟まれて、苦悩と共に言語センスが放たれているなぁと。

昔、大衆居酒屋とかでデカい声出して集団で騒いでるやつだっせとか思ってたけど

そいつらみんな居酒屋で愚痴言ったら次の日ちゃんと仕事行きよるからな

折り合いつけれてるねん

でも、俺は騒いでも実際ストレス源が消えるわけじゃない

とかそう、自分も実際そういったパンピーめっという感じはあって、身につまされて共感させられて、
そしてその”気付き”、そしてそれをストンと落とすみたいに言えてて面白いなあって。

弱さをこれだけグリグリとなんでしょう、固い固い、質量さえも感じられる、そしてちゃんと場を弁えてて
出せるのはやはり凄い事だと思いますよ。
アウトサイダーアートを感じる、多分エミリアさんもそんなつもりで毎回これを載せてるんだと思うんですが。

ところで

ハム握ってまうしな…犬もつつくし…

エミリア
「森の中だったらハム潰すんか?

潰さんねえ…

ってなに?w 何で良く分からないまま会話が成立してるの?w って。
なんか語感が良くて、読んじゃう、読んだら流れ込んで来る物があるんだよなあ……

今回は以上です。今回は一見薄いようで、何か色がスゴかったね。この極端な色が良いんだわな。

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