九条の会 2021/04/13 15:23

エロ格ゲーのアイデア出し3(本当に格闘ゲームやってどうすんねん)

喋った:
https://youtu.be/okiicOJ0Pp4

原稿メモ:

0:00 自作ゲー進捗

エロ格闘ゲーのアイデア出し第三回めの音声ですね、
自作の方は先週はなかなか時間取れなくて、ここまで進みました。
……とりあえず敵が自動では動くようになったのと、自分が操作して、それで当たり判定と。
叩いて被ってジャンケンポンならこれで良いんですが、ここまで来てやっと見えて来たのは、
こう、攻撃モーション、パンチの後に硬直時間が必要だと。
そうでないと、パンチ出しまくってれば勝てちゃうからね。
でもそれも、攻撃モーションごとに硬直時間があった方が良くて、もっと言えばヒットした場合と、
スカぶった場合とでもまた硬直時間が違うって風になってますよね、巷の格ゲーみると。

1:14 格ゲーのゲーム性ってのは、モーションにどれだけデータをパック出来るかで決まりそう?

そこで思ったのは、なるほどなあと、格ゲーのゲーム性ってのは
いわゆる「モーションにどれだけ他のデータを紐付けられるか、パック出来るか」で決まるのかもと思いましたね……
spineなら当たり判定付属できる、やった、格ゲー出来る、なんて場合じゃなかったのだ。
ここでヒットした場合は入力受けが何F出現して連続コンボできるとか、
硬直時間はどんだけとか、これらも付属できないととても格ゲーとして面白いものは難しい。
巷の各種メーカーはその辺がちゃんと目で見えるエディタがあって、実際のそのエディタ上でこう、モーションを再生、
戦わせてみたりして。
これなら気持ち良い動きだなとか、これなら駆け引き成立するな、とかテストしてるのかなと思うんですが、
spineなんて元々モーション再生するだけですから、どうするんだという。

今回も前回のシン・アンゼリカよろしく、「やっただけ」、防衛SLGやっただけ、エロ格ゲーやっただけに
終わりそうなイヤーな結末がチラ見えて来ましたぞ……
大いに経験にはなって、それを元に大きなプロジェクトをやるんであれば大きな意味を持つかと思うんですが、
これ一作と考えると……、いやはや。
それでも必死に取り組まないとね、そもそも経験さえも積めませんからね、と。
はい、ひとまずエロ格闘ゲーのアイデアまとめていきたいと思います。

3:37 ぶっちゃけ一番欲しいのは、「格闘ゲーのエッセンスがあるミニゲーム」でしょ

なんて言った後に冷や水を浴びせるようですが、そもそも現在売れているエロ格ゲーが、そもそも格闘ゲーじゃないというか、
”格闘ゲーのエッセンスを持つミニゲーム”という範疇なんですよね。
だってそもそもの話、真剣に格ゲーの面白さ、駆け引きをやる中で、シコったりする暇がありますか? っていう。
どうしても女の子が攻撃受けてる間をたっぷり持ってさぁおシコリなさいみたいな、そういう間が切実に必要になって来るんでね。

でそういう「エロ格闘のエッセンス、実際はミニゲームぽい」と言う良い所取りで、売れてるのが
[ぶちこめ☆ハイキック!]https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/link/work/aid/gamecome3/id/RJ168533.html
と、あと
[魔法少女ユニDefeat!]https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/gamecome3/id/RJ208752.html
もですかね。

これらがまずやってるのは、ぶっちゃけそもそも「対戦」である必要が無くて、両方とも女主人公なんですけど、
[ぶちこめ☆ハイキック!]はじりじりにじり寄ってくるおじさんに、スタミナを配分しながら戦う、
そしてそれが上手くいかないと、まぁ大抵上手くいかない気もしますが、
じょじょに左側、トイレとかがある暗がりに押し込められちゃうという、
視覚的にもピンチ! というのが分かり易くなっておる訳ですが。

[魔法少女ユニDefeat!]もそう、こちらはマウス操作だけで打撃がガンガン出せる爽快さがウリですが、
いったん魔法少女が怪人に掴まれてしまうと、長期的ないんぐりもんぐり期間に突入しだすと。
いわば怪人側は投げというか掴みに特化したザンギエフな訳ですが、
これも元々ゲームセンターから発祥した対戦格闘ゲーの文脈だと、掴んだままタイムアップなんて事にもなっちゃうので、
このキャラの能力がイーブンでなさ、
というかただ能力がイーブンって事だけじゃなく、ゲーム進行がそこで止まるという意味では、
システムもそれに協力しているって事ですよね。

6:29 エロRPGしかり、やはり必要なのはジャンルの脱構築、脱ジャンル

冷静に考えると、キャラがそもそも女主人公一択である、Hの際には専用のゲームシーンへ移行するみたいな意味で
少なくとも対戦格闘ゲーって感じでは絶対無いんですけど、
これはまさにエロRPGが、なんか男主人公でうちゃうちゃ戦闘とかやってご褒美にエッチしていた頃から女主人公でミニイベント見まくれば良いじゃんと
ぶっちゃけた時の様な、脱構築というか、脱ジャンルというか、
”これが正解”という物を感じますねえ……
エロRPGにしろ格闘ゲーにしろ、本当にRPGやってどうすんねん、格ゲーやってどうすんねん、
エッセンスや、欲しいのは。
そんでエロするねん、シコるねん! という事かと思うんですが。
ただこの”ぶっちゃけ”がスムーズに行きすぎると、例えば一時期の商業エロゲの調教SLGって呼ばれるものは
SLGじゃなく、ほとんど選択肢での組み合わせ回答が決まっているADVで、白けた……とかって聞きますが、
このぶっちゃけ方、ジャンルの厚皮を、いかにするっと脱いでみせるか、何を残し、何にエロしていくのか、という塩梅が
重要かなと思うんですが。
そして自明な事ですが、それは、かつてエロ格闘言えば格闘ゲームツール2ndだった訳ですが、
この同ツールでは出来ない事にもなるでしょうと、そういう合致を見る訳ですね。

[ぶちこめハイキック]などは後年、
おじさんに追い詰められてお持ち帰りされちゃったという、このシチュがえろいんですが、
[ぶちこめ☆ハイキック!追加パック~おじさんのお部屋~]
https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/link/work/aid/gamecome3/id/RJ269991.html

というおさわり、エロモーションだけの作品も追加で出されていて、
元々こういう作品でも強い方でしたから、
まさにこれがジャンルの垣根を越えられる人ならではの強さってのを感じますね。

8:32 ジャンルの垣根を超えられる人間だけが、その合間に潜む本質的な需要を抑えられる、のか……? そういう人間になりたひ。

……と考えると、今の私も色んな経験を積もうと動き回っていますが、目指すべきはこれ、
何かジャンルに囚われないというか、より本質的に需要がある所、エロゲで言ったらシコれるって事なんですが、
そこにのみこだわって色んな手練手管で作品を出す、そうなるのかも知れないな。
色んな技術を磨くのは、このジャンル、みたいに声高に語った時にそっと隠れちゃうような、
より本質的な需要ってのを見極める為なのではないかと。
まあ全然分からないんですが……

なんでまぁ、やるとしたら私のエロ格闘ゲーも、育成的な要素を入れつつ、
本当に格ゲーやってどうすんねん、エロや、って事なんでしょうか……うーん。

という事で今日はここまで。次回はそもそも能力イーブンじゃない、専用のエロシーンへってなった時に当然起こり得る、
そのやられっぷりであったり、倒しっぷりであったり、つまりトドメを刺す……フェイタリティですよね。
見せ場であるそこのえろさをどう底上げするか、これを考えてみたいと思います。
あと一回で語れるかなぁ……

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