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2020年 12月の記事 (2)

クリスらびっと 2020/12/20 11:00

私のマイク遍歴② みんなのお勧め新3号機 / スマホの長所

最近買ったマイクはこちらです

https://twitter.com/ChrisRabbit11/status/1336259368778563586?s=20

amazonで一万と数千円

しかしSDカードやUSBコード、ポップガードなどは付属していないので、
セットですぐ使えるようにして買ったら1.5万円かそれ以上になるかな。

スマホと同じくらいの値段ですが

このマイクとスマホ録音を比べたら「スマホよりも良い」と感じます。


今度こそはと思い、マイクについて書かれたブログなどを読んで買いました。

またこのマイクは、実際にシチュエーションボイスを投稿している先輩YouTuberのツイッターで紹介されていたこともあり
たぶん同じもので間違いないです。


PCに接続した状態でバイノーラル録音することは不可能


実際使ってみたところ、ある事実が判明しました。


USBでPCに繋いで録音できる🎶
というのがこのマイクの大きなメリットだと思っていたし
レビューにもそう書かれていたのですが


左右のマイクを開いた状態でPCに繋いで録音しようとすると
左右に分かれたマイク部分のうち、右側のマイクがほぼ死にます。


つまりPCに繋いだ状態でバイノーラル録音はできないのです。


PCは基本的にモノラル録音にしか対応してないからだそうです。

両側から音が聞こえるようにするためには、やはりPCに繋がず
本体にSDカードをセットして、一度SDに保存されたものをUSBでPCに移す
という方法をとるしかないようです。


https://twitter.com/ChrisRabbit11/status/1336633437722034177?s=20


モノラル録音でいいなら
パソコン上で音声編集ソフトを立ち上げて
USBで繋いだマイクからそのまま録音すると
雑音もなく、とてもクリアに録ることができます。

編集ソフトにそのまま入るので、削除や録り直しもすぐできて楽ですね。


こちらはこの新しいマイクで録音した怪奇シチュエーションボイスです▽

https://youtu.be/EcCd0ODSZmg

これに関してはバイノーラルにすべきシーンが特にないのでモノラル録音しています。



こちらはバイノーラル向きの台本になるので両方向から録音しています。
ヘッドホンできくと、左右からささやいているように聞こえます。

https://youtu.be/l5DGE8IK76A



ちょっとまだ使い慣れないところもありますが
これから録音を重ねる中で感覚をつかんでいって、
よき相棒になれたらなと思います。



スマホ録音のメリット・デメリット


完全に自己満足な問題で、メリットと言っていいのかわからないんですが


スマホ録音だと、特に加工などしなくても

冷たさや、不気味さ、この世のものではない感じ

なんとなく非人間的な感じを出すことができます。


ロボットやアンドロイドはもちろんのこと

幽霊やゾンビなどアンデッド系の役にも向いてると思います。


https://youtu.be/xf9jgb8pIPY


https://youtu.be/klxq1-WEWFk


私がスマホを愛用していた大きな理由はそれです。

人外が人外らしく サイコパスがサイコパスっぽく録れるんです。

同時に小声やささやきもひろってくれるので、微妙なニュアンスもある程度出せます。



最初に書いたとおり完全に好みの問題なんですが

先輩方のシチュエーションボイスをきいて、失礼ながら

「ネットリしてて生々しくてイヤだなあ」と感じてしまうことがあります。

プロの声優さんのような、セクシーでありながら爽やかさや品があって好感の持てる女声というのは

ただの同人CVにはとても難しいことなのだろうな、と思います。


高性能の録音機器が諸刃の剣と感じる点です。

プロに近い道具を使うことで、逆に素人特有のいやらしさや生々しさが際立ってしまいそうで怖いです。



でも、私はボカロ育ちでもともと非人間的な声が好きなのかもしれないですが

私が「無理」と思った何人かの配信者も数多くのファンがいる有名人です。

全体で見れば生々しく人間味のある声の方が人気なのかもしれないし

まずV界隈に関しては素人っぽさ=マイナスではないのは確かです。


つまり

「身近な女性のようなリアルさや、人間味をしっかり出したい!」

という人がいたら、スマホ録音では限界あるから

潔く諭吉さんを投資して、いいマイクを買うのが近道ですね。



私も新しいマイクで録った自分の声をパソコンで再生してみたとき

「....あ、人間の声だ」と思いました。

「困ったなあ」とも思いました。


新マイクで録った二篇はたまたま人間の役だったからいいんですが

これからも人外の役はやりたいので

スマホのように手軽に非人間的な雰囲気を出せないなら

声の出し方なり演技なり加工なり

何か別のことで工夫するしかないですね

(そしてそれができたとしても自己満足なのでたぶん評価にはつながりません)



結局、道具は道具でしかない


すごい身も蓋もないことなんですが
いろんな方のサンプルボイスを聴かせていただいた正直な感想がこれです


https://twitter.com/MeltD7/status/1336267465584623616?s=20

https://twitter.com/MeltD7/status/1336267991336460288?s=20


自戒もこめて思うんですが

マイクや録音機器はただの道具です

高級車を買っても運転は上手くなりません

乗った人に「乗り心地いいね」って言ってもらえるかもしれないけど

それでもカバーできないくらいに未熟で雑な運転をしてたら

良いドライバーさんが運転する安物の軽自動車のほうがよっぽどマシということもありえる


道具だけ揃えて安心するんじゃなくて
この道具に見合う私になろう!って気持ちでいこうと思います🐰


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クリスらびっと 2020/12/19 21:24

私のマイク遍歴① 失意の1号機・2号機

参考になるかわかりませんが、

私は1年くらい前から朗読動画を投稿していて
現在3台のマイクを持っています。


はじめて買った1000円のマイク


顔出しで怪談朗読をしているとある女性の動画を見たところ
細身でシンプルな黒いスタンドマイクが映りこんでいました。

その女性は活動歴もそこそこ長く定評を得ていて
その方の動画の音声は、私がスマホで録音したものよりだいぶクリアに聞こえました。


近所の量販店に出かけると似たものがあったので
「あ、これかな」
「意外と安いんだな、でもあの人だって使ってるんだから」
と深く考えずに買ってきました。


約千円
パソコンにつなげるスタンドマイクでした。


結果は、雑音だらけでかなりひどいものでした。


よく考えると先輩の怪談師さんが使っているものと本当に同じだったのかはわかりません。

単に見た目が似ていただけで、実際にはもっと高価なものだったのかもしれないし

パソコンとつなげてたんじゃなくて、録音専用機器の一部だったのかもしれません。


波乱!2台目のマイク


あまりにも音質が悪く、さすがに聴いてくださる方に申し訳ないと思いました。


そこで今度は、amazonで5千円のマイクを購入しました。

一応いくつかの商品ページを見比べてみましたが
レビューも「ゲーム配信に使っており、友達もクリアに聞こえると言ってくれた」などと書かれていて高評価でした。


商品名は忘れてしまいましたが、大きな箱に入って届き
固定用のアームやポップガードもついていて
スタジオに設置されているもののような、かなり本格的な見た目でした。

こちらもパソコンにUSBで繋ぐタイプです。


そして結果はなんと....

千円のマイクと、クオリティがほぼ変わりませんでした!!!


あいかわらずノイズはひどく
かなりの大声ではっきりと喋らないと音をひろってくれません。


つぶやくような声で怪談朗読している大先輩の方もいたんですが
あのレベルのつぶやき声を拾うなんてほぼ不可能
相当高額な録音機器を使ってらっしゃるのだな
とお勉強になりました😿


それでも千円のものより多少マシだ!と自分に言い聞かせ
せっかくなので使いました。

主に怪談朗読の時に使いました。


またこのマイクには、原理はわかりませんが
実際の声よりもやや低音に録れるという特徴がありました。

これは役柄によってはプラスなのでは?
ということでボクっ娘に挑戦してみたりしました。

https://youtu.be/-DBlrB_bYJ4

これはお借りした台本で
途中で接近して耳元で喋っているシーンがあるのですが
その部分だけスマホで録音し、ほかの部分をマイクで録っています。

いろいろと至らないところはあると思いますが
そのぶん自分なりに工夫して丁寧に編集しました

そのかいあってか、あるいは何かが検索ワードにヒットしたのか?
意外と再生回数がのびた
勇気を得て
これ以降たびたびボクっ娘やボイタチに挑戦するようになりました。

皆様のおかげで当初得意のロリ声でいこうと思っていたクリスは
いつのまにか立派なタチになりました。
ありがとうございます🐰


最も優秀だったのはスマホ


私の結論はズバリ

1万円以下のマイクを買うくらいなら、スマホ録音のほうがマシ

です。


これは筋が通っています。

スマホは通話のために開発された道具で、精密機械です。


値段も1万円以上します。
2万円近いものもあります。
それを毎月の通信費と合わせて分割払いで購入している状態です。

ならば数千円のマイクよりも優秀なのは当然です。


そんなわけで、私がもっとも愛用したのは

スマホ+簡単ボイスレコーダー(アプリ)です。


でもこのことはツイッターやリスナーさんに見えそうなところでは言いません。

「こいつYouTubeとかやってるくせにマイク持ってないのかよwww」
と思われたらいやだからです。

いや持ってるけど、そのうえでスマホのほうが良かっただけなんです。


スマホで録音した怪談と5千円のマイクで録音した怪談両方貼ります


USBマイク録音した怪談朗読▽

https://youtu.be/ruPAsdE0n2E


スマホ録音した怪談朗読▽

https://youtu.be/gI_je_-noc0



こうして編集された音をきくぶんにはあまり違いはないように思えるかもしれませんが

スマホ録音したものはほぼそのまま使うことができるのに対し
マイク録音した音声は、ノイズ除去などいろいろ加工してやっとこのレベルなんです。

また、「夏の怪談」をスマホにしたのは
マイク録音ではささやき声やクリアな高音をとれない事から
子どもが主役の話には適しません。

当然シチュエーションボイスにも適しません。

結果ほとんどのシチュエーションボイスはスマホで録ることになりました。

繰り返しますが、手抜きじゃありません

たまたま自分が持っていた機種がとても優秀だった事とマイクがハズレすぎた

検証のうえでやったことです。



最近3台目のマイクを買ったので、これについては次の記事に書きますね。


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