私のマイク遍歴① 失意の1号機・2号機
参考になるかわかりませんが、
私は1年くらい前から朗読動画を投稿していて
現在3台のマイクを持っています。
はじめて買った1000円のマイク
顔出しで怪談朗読をしているとある女性の動画を見たところ
細身でシンプルな黒いスタンドマイクが映りこんでいました。
その女性は活動歴もそこそこ長く定評を得ていて
その方の動画の音声は、私がスマホで録音したものよりだいぶクリアに聞こえました。
近所の量販店に出かけると似たものがあったので
「あ、これかな」
「意外と安いんだな、でもあの人だって使ってるんだから」
と深く考えずに買ってきました。
約千円
パソコンにつなげるスタンドマイクでした。
結果は、雑音だらけでかなりひどいものでした。
よく考えると先輩の怪談師さんが使っているものと本当に同じだったのかはわかりません。
単に見た目が似ていただけで、実際にはもっと高価なものだったのかもしれないし
パソコンとつなげてたんじゃなくて、録音専用機器の一部だったのかもしれません。
波乱!2台目のマイク
あまりにも音質が悪く、さすがに聴いてくださる方に申し訳ないと思いました。
そこで今度は、amazonで5千円のマイクを購入しました。
一応いくつかの商品ページを見比べてみましたが
レビューも「ゲーム配信に使っており、友達もクリアに聞こえると言ってくれた」などと書かれていて高評価でした。
商品名は忘れてしまいましたが、大きな箱に入って届き
固定用のアームやポップガードもついていて
スタジオに設置されているもののような、かなり本格的な見た目でした。
こちらもパソコンにUSBで繋ぐタイプです。
そして結果はなんと....
千円のマイクと、クオリティがほぼ変わりませんでした!!!
あいかわらずノイズはひどく
かなりの大声ではっきりと喋らないと音をひろってくれません。
つぶやくような声で怪談朗読している大先輩の方もいたんですが
あのレベルのつぶやき声を拾うなんてほぼ不可能
相当高額な録音機器を使ってらっしゃるのだな
とお勉強になりました😿
それでも千円のものより多少マシだ!と自分に言い聞かせ
せっかくなので使いました。
主に怪談朗読の時に使いました。
またこのマイクには、原理はわかりませんが
実際の声よりもやや低音に録れるという特徴がありました。
これは役柄によってはプラスなのでは?
ということでボクっ娘に挑戦してみたりしました。
これはお借りした台本で
途中で接近して耳元で喋っているシーンがあるのですが
その部分だけスマホで録音し、ほかの部分をマイクで録っています。
いろいろと至らないところはあると思いますが
そのぶん自分なりに工夫して丁寧に編集しました
そのかいあってか、あるいは何かが検索ワードにヒットしたのか?
意外と再生回数がのびた
勇気を得て
これ以降たびたびボクっ娘やボイタチに挑戦するようになりました。
皆様のおかげで当初得意のロリ声でいこうと思っていたクリスは
いつのまにか立派なタチになりました。
ありがとうございます🐰
最も優秀だったのはスマホ
私の結論はズバリ
1万円以下のマイクを買うくらいなら、スマホ録音のほうがマシ
です。
これは筋が通っています。
スマホは通話のために開発された道具で、精密機械です。
値段も1万円以上します。
2万円近いものもあります。
それを毎月の通信費と合わせて分割払いで購入している状態です。
ならば数千円のマイクよりも優秀なのは当然です。
そんなわけで、私がもっとも愛用したのは
スマホ+簡単ボイスレコーダー(アプリ)です。
でもこのことはツイッターやリスナーさんに見えそうなところでは言いません。
「こいつYouTubeとかやってるくせにマイク持ってないのかよwww」
と思われたらいやだからです。
いや持ってるけど、そのうえでスマホのほうが良かっただけなんです。
スマホで録音した怪談と5千円のマイクで録音した怪談両方貼ります
USBマイク録音した怪談朗読▽
スマホ録音した怪談朗読▽
こうして編集された音をきくぶんにはあまり違いはないように思えるかもしれませんが
スマホ録音したものはほぼそのまま使うことができるのに対し
マイク録音した音声は、ノイズ除去などいろいろ加工してやっとこのレベルなんです。
また、「夏の怪談」をスマホにしたのは
マイク録音ではささやき声やクリアな高音をとれない事から
子どもが主役の話には適しません。
当然シチュエーションボイスにも適しません。
結果ほとんどのシチュエーションボイスはスマホで録ることになりました。
繰り返しますが、手抜きじゃありません
たまたま自分が持っていた機種がとても優秀だった事とマイクがハズレすぎた
検証のうえでやったことです。
最近3台目のマイクを買ったので、これについては次の記事に書きますね。
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