くろふーど 2016/04/10 10:17

くろ…

原稿を描かなければなりません…、分かっている事です。
漫画家は夢を売る商売、強くなければなりません。

しかし、くろが死んでから私は一瞬たりとも笑うことはなく…、ただ座り
前を見つめくろの事を考えることしかできません。
幸い食事を取り、睡眠は少し取れたのですが体は生きていても心は死んでいるんだと思います。
ここに書くのも少しばかり気が晴れるかと思い、書いています。
本当にそれしかできない状況です。

朝起きてくろがいないゲージを見て、トイレからもドアを開くとくろのゲージが見えます。
2日前まではそこに居ていつも私をジッと見ていました。ガシャガシャもしていました。
そして、買ったばかりの犬のトイレシートともう時期新しいのを買わなければと思っていた、
ドックフードの袋もそばにあります。そして、その餌を入れる器も……。
もうくろは帰ってきません。絶対に…一生…
分かっている事です。
だから、私はそのくろが使っていたものを片付けなければなりません。
でも、片付ける事ができません。

くろが居るのが当たり前で、くろは私の一部だったんだと思います。
いつも私の心を支えてくれました。
家族なんだからずっと一緒だろうと思っていました。
しかし、寿命があるから、いつかこんな日がくるのだろうとも思っていました。
でも早すぎた!

私が嘆いても後悔しても、何にも変わりません。分かっている事です。
しかし、私はもうどうすることもできません。
ただただくろを想い、涙を流すことしかできません。

明日、くろの遺骨を受け取りにいきます。

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