投稿記事

無料プランの記事 (713)

くろふーど 2016/04/12 12:18

枯れました

さすがに何日も泣いていたら涙も枯れてしまいました。
涙って枯れるものなんですね…。
今は少しずつ前を向き始めています。

先日はくろの遺骨を受け取りに行き、そこでまた泣いてしまいましたが、
遺骨が返ってきただけでも僅かに安心感があります…。
ただ、夜は全然眠れませんでした。やはり何年も続いていたくろが生きているという生活音が全くなくなって、
無音になってしまったのが原因だと思います。
心でくろが居ないと解っていても、ちょっとでも物音がするとビクッっと眠りから覚めてしまいます。
その時、この悲しみが癒えるのには時間がかかると思いました。
それだけ、ペットの存在というのは大きいものなのだとこの度痛感いたしました。
しかし、いつまでも下を向いているわけにはいきませんので、
現実は受け止め、また漫画家としてがんばりたいと思っています。
ゲージなども自分の心が安定してきたら片付けようと思っています。
ご心配をかけて申し訳ありませんでした。

こちらは先日、漫画は描けないかもしれなけどとにかくペンを持たなければと思い
無理やりペンを持って描いてました。くろばかりですが…


この時は軽く現実逃避していました。やはりくろには笑っていてほしい。
似ているかは解りません…。ですが、くろは私の心の中で確実に生きているんだと思いました。
私は現実と向き合いました。
くろふーどという名前も、今後辛い事を思い出してしまうんじゃないかと思い変えようか悩みました。
しかし、名前はこのままでいこうと思います。私がずっとくろの事を忘れないためにも…
これからもくろの名前を背負い、くろふーどとして活動していこうと思います。

それでは、ご心配をおかけしました。

くろふーど 2016/04/10 10:17

くろ…

原稿を描かなければなりません…、分かっている事です。
漫画家は夢を売る商売、強くなければなりません。

しかし、くろが死んでから私は一瞬たりとも笑うことはなく…、ただ座り
前を見つめくろの事を考えることしかできません。
幸い食事を取り、睡眠は少し取れたのですが体は生きていても心は死んでいるんだと思います。
ここに書くのも少しばかり気が晴れるかと思い、書いています。
本当にそれしかできない状況です。

朝起きてくろがいないゲージを見て、トイレからもドアを開くとくろのゲージが見えます。
2日前まではそこに居ていつも私をジッと見ていました。ガシャガシャもしていました。
そして、買ったばかりの犬のトイレシートともう時期新しいのを買わなければと思っていた、
ドックフードの袋もそばにあります。そして、その餌を入れる器も……。
もうくろは帰ってきません。絶対に…一生…
分かっている事です。
だから、私はそのくろが使っていたものを片付けなければなりません。
でも、片付ける事ができません。

くろが居るのが当たり前で、くろは私の一部だったんだと思います。
いつも私の心を支えてくれました。
家族なんだからずっと一緒だろうと思っていました。
しかし、寿命があるから、いつかこんな日がくるのだろうとも思っていました。
でも早すぎた!

私が嘆いても後悔しても、何にも変わりません。分かっている事です。
しかし、私はもうどうすることもできません。
ただただくろを想い、涙を流すことしかできません。

明日、くろの遺骨を受け取りにいきます。

くろふーど 2016/04/09 16:56

愛犬が急死しました

このブログにもたった一度だけ記事に載ったことがあります。
名前はくろと言います。この犬です。もう5年も前の記事ですが…

ポメラニアン、7歳で6月には8歳になる予定でした。

先日、2016年4月8日夜
私は次回作の漫画ネームをやっていて、そろそろ新作の告知もせねばと考えていました。
そして、犬にいつもの様に餌をあげようとした時に…
私が近づけば、寝ていても必ずむくっと起き上がるはずなのにピクリともせず、
寝ているにしては妙な体勢なのではっとして駆け寄り顔を見ると、口を開けて目を開けたまま倒れていました。
一昨日は普通に外を私と散歩して元気に走る姿を見て、朝の餌やりから、夕方まで元気にしてたのに何故
このたった数時間の間にこんな事になってしまったのか
くろどうした!?どうした!?と抱きかかえ口から胃液のようなものが出ていて、
最初は何かを詰まらせたかと思い必死にお口を洗おうとして、洗って顔を近づけたのですが息はしておらず、
すぐにいつも通っている動物病院の獣医さんに緊急連絡して見てもらう事になりました。
私は気が動転していて、抱きしめてお腹に耳を当てても心臓の鼓動は聞こえていないのに、
まだ助かる、くろは死んでない。獣医さんならまだきっとなんとかしてくれる、とにかくお医者さんに見せないと
と思い、急いで獣医さんのところに連れていきました。
しかし、獣医さんに言われたのは「この状態ではもう……」、「突然死はもし私が自分の犬で気付いていたとしてもどうしようもない時がある。こればっかりは…」
少しお話した後、放心状態の私はありがとうございます…と一言ご挨拶して家に帰りました。
涙も出ませんでした。

くろは今から7年前、私がサラリーマンの頃にペットショップで買いました。
すごく人懐っこくて、まったく吠えず、飼い主にさえしっぽは振らないすごく静かな子でした。
感情表現が豊かではないのは恐らく飼い主に似たんだと思います。
子供の頃から犬を飼うのを憧れにしていた私は、当時飼い始めましたが生き物を飼うという事に散々苦労しました。
最初はしつけをしたり、毎日必ず世話をしなければならないし、
病院に検査などで通わせてあげて去勢をしたりと色々…

私は途中から仕事が変わりずっと家にいる事が多くなったので、5,6年はずっとほぼ24時間一緒にくろと生活していました。
朝も夜も、私が笑っている時も泣いている時もいつも一緒に居てくれました。
言葉を交わさなくてもくろは私の感情をよく理解していました。
公園の野原を一緒に走ったり数え切れない色んな思い出がありました。
しかし、もうそのくろは動かなくなってしまいました。

病院から帰ってきた私は亡骸になったくろをふとももの上に乗せ、物思いにふけっていました。
くろは私のふとももの上が大好きでした。私があっち行けと言ってもそこに居座っていました。
くろを私はずっと見ていました。動かないけど…触っていると今にもピンピン動きそうな感じがしました。
口が開いて舌が出ているのはかわいそうなので口を閉めてあげようとしたら、筋肉の動きが鈍くなっていました。
死後硬直がはじまっていました。
私はそこで初めて、この亡骸はもう私のくろではないのだと…くろはもう
何時間も前にこの世からいなくなってしまったのだと理解しました。
そこからずっと朝までろくに寝ずに泣き続けました。

くろはゲージで飼っていたのですが、小さいペットOKアパートなので私が部屋で作業している時も
トイレにいる時も寝ている時もいつもゲージにいるくろの生活音が聞こえていました。
水をカチャカチャ飲む音、うんこをする時の足踏み、何かしてほしい時のガシャガシャ
今は何も聞こえないし、ゲージを見てもくろは居ません。
長い間世話をしていると、毎日世話をすることに面倒くささを感じる事もありました。
だけど、今は喜んで世話をしたい…水のペットボトルも常に満タンにするし、もっともっと一緒に過ごしたかった。
だから戻ってきてほしい…私のわがままだとわかっているけどもう一度元気なくろに会いたい。
もっと近所だけじゃなくて色んな世界を見せたかった、小金が入ったら一緒にキャンプに行こうって夢も見ていました。
くろは幸せだったのかな…、私は申し訳ない気持ちと寂しさに押し潰されていました。
今もこの記事を書く事ぐらいはできますが、他は何の欲もなく、食欲もなく、眠くもありません。
寝ても2時間ぐらいで目が覚めます。
他人から見たらそりゃただの犬かもしれません…、確かにその通りだと思います。
でも私にとっては7年間を共に生きた家族でした。愛していたんたと思います。

本日、くろとお別れをして葬儀を行い、遺体を火葬に出しました。

くろふーど 2016/03/28 20:18

入稿いたしました

先週末にコミックメガストアαの原稿をなんとか入稿いたしました。
仕上げの時は徹夜などして本当に大変でした。
予定通り来月のコミックメガストアα 5月号に掲載されると思います。

タイトルは『猿』で、ページ数は28Pです。
発売日が近くなりましたらまたサンプルみたいなのでご紹介すると思いますが、
とりあえず現在は私貧乏ですので次の原稿にもう着手しております。
次回はコミックメガストアαではなくコンビ二誌のコミックホットミルクに出張することになりました。
今はそちらの原稿のキャラデザとプロットを書いてます。

私としてはもう何がきてもがんばりますとしか言えませんので…とにかくがんばります。

あと、結構前から言っていた原画のお仕事についてですがお話がまとまりました。
連絡がついてよかったです。
結果としては今年予定されていたお仕事は無くなったのですが、
ゲーム会社は色々大変で企画段階で見直しなどになったりたくさんのスタッフが動いたりするので、
中々予定通りいかないのは仕方の無いことだと思います。
ただ私はスカウトされたことだけでも嬉しかったのでその旨を伝え、
またお仕事がありましたら是非やらせてください!という感じでお話がまとまりました。

なぜ私がスカウトされて去年喜んでいたのかというとスカウトを受けたのはシルキーズプラスという会社で
元々はエルフという会社だということを知ったからです。
私は青春時代、セガサターンの下級生や同級生2、野々村病院などプレイして胸をときめかせていました。
なので今回のお話は非常に衝撃を受けました。

また企画がありましたらという事で今回はお見送りです。
よし!それでは漫画家としてがんばります!

くろふーど 2016/03/20 18:06

今年最初の新作

コミックメガストアαをご購読されている方はもう予告でご存知かもしれませんが、
来月私の漫画がコミックメガストアαに載ります。

現在がんばって原稿スパート中です。

あんまり作品の事や近状を説明する余裕もありませんので、それは今度改めて…
合間に描いていたものもすごい溜まっているのでまとめて置きます。
見ていただけたら嬉しいです。
あと、応援メッセージやコメント、作品レビューなどありがとうございます。
全部が全部返信はできませんが、強く心に留め精一杯がんばります。

6 7 8 9 10 11 12

限定特典から探す

月別アーカイブ

記事を検索