阿保満天 2020/06/10 20:16

遅刻の罰

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前のブログで掲載していた小説です。
※ 過激な金蹴り、玉責め描写があります。


遅刻の罰 前編

「もう、おそ~い!」
「ごめん、ごめん、電車が遅れてさ」
男は彼女に頭を下げる。
いくら電車が遅れたとはいえ、30分も彼女を待たせてしまった。
彼は何かお詫びをしたいと彼女に告げた。
「じゃあね・・・、ホテル行こっ♪」
「えっ?」
あってすぐにそんなことを言われ、彼はすっとんきょうな声を上げた。
だって、まだ映画も食事も行ってないし・・・。
「いいから、いいから・・・・お詫びはそこで」
彼は半ば強○的に、彼女にホテルに連れていかれた。

「さて、お詫びなんだけど」
ホテルに着き部屋の中に入ると、すぐに彼女が切り出した。
「あそこ、蹴らせて・・・」
「えっ、あそこって?」
「ここ、だよ」
彼女はニコニコしながら、彼の股間を人差し指でつっついた。
「えっ、ここって・・・、ダメだよ」
彼は一瞬ぽかんとして、拒否した。
「だ~め~だ~よ~。あなたは私を30分も待たせたんだよ!」
両拳を胸の前で握り絞め、ぷうっと頬を膨らませながら、抗議する彼女。
まるでその様が、駄々をこねる子供のように見えて、クスッと微笑む彼。
「あっ、今笑ったな? なんで笑った? バカにしてるのか? してるのか?」
彼女が顔を真っ赤にしながら、彼に詰め寄る。
その様子に、彼は思わず承諾してしまった。
このことを後で後悔するとも知らずに・・・。

彼は彼女から言われるがまま全裸になり、肩幅に足を広げた状態で彼女の前に立った。
しかし、いざ蹴られるとなると少々びびってしまう。
いくら女の蹴りともいえども、ここは男の急所なのだから。
「あの、あんまり強く蹴らないでね?」
「え~、それじゃ面白くないよ~」
「いや、ここは男にとって本当に大事なところだから・・・」
「もう、なによ~」
「いやさ~」
「え~」
いつまで立っても事が運ばないことに、彼女はいらだちを覚えた。
「はあ、もう、しょうがないな」
彼女はそう言いながら、服を脱ぎ捨てた。
彼の目の前に、彼女の白い裸体が晒される。
「ふふふ、触って」
「えっ、ちょっと・・・」
彼女は彼の手を取り自らの乳房に押し当てた。
「ああっ」
むにゅっと彼の手の中で押しつぶされる乳房。
産毛の少ない滑々とした肌触り、とろけそうな人肌の温もり、彼は夢中で彼女の胸を揉みしだく。
大きすぎず、だからと言って小さいわけでもない。乳首がつんと上を向いた、きれいなお椀型。
「あんっ、やだ、そんなに乱暴しちゃダメ」
彼は彼女のそんな言葉も気に留めず、夢中で揉みしだく。
「ふふっ」
彼女の顔が彼の顔に近づく。
彼は目を瞑り、唇を尖らせた。

ぐちゃっ!!!

彼の股間に激痛が走った。
一瞬何が起こったかわからず、彼は目を開き、下腹部を見る。
彼の股間に彼女の膝が突き刺さっていた。
「あっ、あっ・・・」
大きく目を見開き、口をパクパクとさせる彼。
「エイッ!!!」
彼女は再び彼の股間を蹴り上げた。

メリメリ・・・。

「ぎゃっ!!!」
堅い膝小僧が、柔らかい睾丸を押しつぶす。
「まだまだ!」

ゴリッ!!!

間髪入れずに3発目が放たれる。
ゴリッと彼女の膝に押し上げられた彼の睾丸が、平たく形を変える。
潰れる寸でのところで、ゴリッと両端に逃げる。
彼女は彼の股間に膝を押し当てたまま、そのコリコリとした感触を楽しむ。
「ふふふっ・・・」
「ひゃっ!」
彼女が彼を解放すると、彼は変な悲鳴を上げ地面に崩れ落ちた。




遅刻の罰 後編

「ひゃははっ、すごいすごい!!!」
彼女は股間を抑え、地面に丸まっている彼を指刺して笑った。
「そんなに痛いんだ? でも私、女の子だからわからないよ」
彼女は、額に汗を溜めうんうんと唸る彼の傍らで腹を抱えて笑った。
「ねえねえ、痛い? 痛いの?」
人差し指でツンツンと彼の脇腹を突く、しかし彼からは何の反応もない。
ぎゅっと目を閉じ、ガタガタと震えすすり泣く彼。
その姿を見て彼女は、自分が女であるということに優越感を感じた。
「はははは・・・、もう、・・・最高。クスッ・・っははは」

彼は薄目を開け、彼女を見上げた。
女ってのは、なんて残酷なんだ。
男にとってここがどんなに大事なモノかわかっているのか?
使えなくなったらどうするつもりなんだ!?
男は涙を流しながら、ジンジンと痛む股間を抑えた。

「はあ、笑った笑った・・・」
目じりの涙を拭いながら、彼女は言った。
「すごい、脹れてるよ。このままだと、使えなくなっちゃうかも」
自分がやっておいて、何を・・・、彼は思ったが口には出さなかった。
「ねえ、手、どけて。冷やしてあげるから」
彼女は洗面所で練らしてきたタオルを片手に、彼の手をどかした。
3倍に脹れあがった睾丸がだらんと垂れ下がった。
それを見た彼女は興奮した面持ちで言った。
「うわっ、すごい。こんなに大きかったっけ?」
彼は彼女に殺意を覚えた。
「あん、そんなに怖い顔で睨まないで、冷やしてあげるから」
冷たいタオルが彼の睾丸を包み込む。
パンパンになった陰嚢に触れられた瞬間、激痛が走り、びくりと体をこわばらせる。
熱を帯びた睾丸がひんやりとした柔らかいタオルの生地で包まれ、こしょばいような感触に襲われる。しかし、それは同時に快感をもたらした。
「あれ、なんかおっきくなってるよ」
彼女が勃起した彼のペニスを見て言った。
「ああっ・・・」
彼は下腹部を覆うひんやりした感覚に、身をよじる。
「ふふん♪」
彼女は何を思ったか、彼のペニスを握りしめ、上下にしごき始めた。
「あっ、ああっ・・・」
「タマタマ痛いんじゃないの? なんで、ここがおっきくなってるの?」
彼女はおちょくる様に言った。
「変態」
彼女はペニスを握る手に力をこめ、しごきたてた。
くちゅくちゅと我慢汁を泡立たせ、リズミカルに亀頭を撫で回す。
「ほらほら、逝っちゃうの?」
彼女は手の動きをますます加速させた。
「ほ~ら~」
「逝くっ!!!」
彼の体が弓なりにしなった。
「キャッ!!!」
ペニスの先端から白濁が迸った。
彼女の顔や胸を汚す。
ドクッドクッ、ありったけの精子を吐き出す。
彼女の手の中で、彼のペニスが萎れてゆく。
「ちょっと・・・」
彼は精液にまみれた彼女がものすごい形相で、彼を見下ろしていることに気付いた。
彼は背中にぞっとするものを感じた。
「よくも、こんな汚いものをかけてくれたわね・・・」
彼女は右手をぎゅっと握りしめ、顔の横まで振り上げた。
彼は何かを言おうとしたが、言いかけた途端、彼女の拳が彼の股間目がけて振り下ろされた。

グチャッ!!!

彼は股間に嫌な感触と、この世のモノとは思えないほどの激痛を感じた。

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