新作RPG「アエトス地方の千日(仮)」アイテム周りのシステムを一通り実装しました。
虫歯になってしまった親知らずの治療で詰めて頂いたセメントのトゲトゲでちょっとほっぺが痛い、陸前堂の根野堅洲子です。
いつも当サークルをお引き立てくださいまして、誠にありがとうございます。
新しく開発しているRPG「アエトス地方の千日(仮)」につきまして、以前ご報告申し上げたアイテム周りのシステムが一通り実装出来ましたので、下記動画にてお披露目致します。
相変わらず味気ないデバッグルームで恐縮ですが、
・動物の解体
・生肉の調理
・日数経過による生ものの腐敗
が実装出来ていることがお分かり頂けるかと思います。
前作RPG「フィギエ村の懲罰官」に引き続き登場予定のニカクヒツジくんが、動物解体システムの実験台として選ばれてしまいました。
分解部位の種類は多すぎても登録だけで時間がかかり、少なすぎると重量の兼ね合いでどうしても扱いが不自然になるのでバランスが難しい部分です。
中型動物であるニカクヒツジくんに関しては、ひとまずこれくらいのパーツに分かれてもらいました。
生肉の部分は防腐調理により、「素焼き」「塩焼き」となる場合があります。
素焼きは素材以外のアイテムを消費せず焼くだけですが、塩焼きには塩を消費しますので、持っている塩の範囲でのみで実行できます。
素焼き、塩焼きにすることで、日数経過による腐敗を遅らせることが出来ます。
焼いておいても腐らなくなるわけではなく、限度以上の日数経過で腐ってしまいます。
また、主人公がいる場所の寒さ・暑さにより、腐りやすさが変化します。
ニカクヒツジ1頭分の実装ですが、分解、調理、腐敗によるパターン変化を全て実装すると30種類のアイテムになってしまいました。
全部説明文まで用意したので、割と大変でした。
小型動物、おいしくない動物はもっとシンプルになるかもしれません。
現段階のデバッグルームでの挙動ではニカクヒツジくんが完璧に解体されましたが、これから開発する「同行者管理システム」によって解体のうまさを実装し、それによって希少部位解体の成功率や肉と肉片の分量変化を実装出来ればと思っています。
「同行者管理システム」は、探索に同行してくれる仲間のステータスへ従来より幅を持たせることを目的に開発します。
上記の解体スキルや武器ごとの熟練度、解体や調理を任せるタスク管理などの実装を目標としています。
どこまでうまく実装できるかまだ分かりませんが、年末年始はこの辺をがんばってみようと思います。
先の話になりますが、複数の村や港を行き来出来るようになりましたら、土地ごとの温度変化と物価変動を実装し、より活き活きとした舞台で主人公達に活躍してもらう予定です。
以上のように地味な作業ばかりで、ストーリーやイベントの進捗のように華やかなCG等をお披露目できず心苦しい限りですが、なんとか地味な部分を早く突破して、お待ち頂いているお客様へ明るい話題をお届けできるよう尽力致します。
今後ともお引き立てのほど、宜しくお願い申し上げます。
陸前堂 根野堅洲子 拝